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ミラベルと魔法だらけの家 Comments (5)
繊細な描き込みとか色使いとか、お金のあるディズニーが徹底的に映像作りしてる。
本作も色使いがとてもカラフルで見てて楽しいし、躍動感あるキャラクターの動きもスゴイ。
物語はひねりなく王道の家族愛もので万人向け。
誰でも楽しめる作品。
魔法をもらえなかったミラベルの苦悩、魔法をもらえた子たちの苦悩、それぞれみんな悩みを抱えてるんだなぁと。
出てくる動物たちも可愛かったです!
ストーリーに捻りはなかったけど、それなりに面白かった。
中尾ミエさん良かった。声優さんいいと思う。
イザベラ役の平野綾さんもすごく良かった。
イザベラ自身も魅力的なキャラクターだった。
あとアントニオも好きなキャラだった。
アントニオの物語だけでもいけそう
3.8くらいかなぁ
ストーリー展開やメッセージは一見シンプルですが、実は深い。家族関係がメインテーマにありつつも、自分の存在価値や責任、プレッシャーや葛藤など、日本人にとっても身近なテーマも描かれているので、大人が観ても色々と胸を打つものがあると思います。
大人の観賞に耐え得るクオリティでありながら、もちろん子どもも楽しめるのが、さすがディズニーという感じ。音楽の素晴らしさやキャラクターの個性、可愛らしい動物や、楽しくて飽きない魔法の表現、ユーモア溢れる動きやダンスは、どれも素晴らしかったです。
字幕で観賞しましたが、キャストの歌声は皆さん素敵でした!楽しい曲が多いけれど曲調のバラエティが豊かで、楽曲ごとにメインで歌唱するキャラクターが変わるのも個性が出ていて楽しかったです。
吹替版では、ミラベルの長姉・イサベラ役の平野綾は、歌も非常に上手く、やはり本職の声優が、よりクオリティーを上げる存在になっていると実感しました。
さて、本作は、題材の設定が「ヒロイン以外の家族全員が魔法を使える」という通常とは“逆設定”になっている点は、かなり独自性があって興味深かったです。
これをどのように面白い作品に落とし込めるのか楽しみにしていましたが、なぜミラベルが窮地を救える存在なのか、という必然性の部分が難しかったように感じました。
メッセージ性としては「誰にでもそれぞれの存在価値がある」ということだと思われます。
その意味では、唯一魔法を使えないミラベルだからこそ、魔法が消えかけている世界を救える存在になれるのかもしれません。
魔法が使える他の家族は、自分の力が弱くなっていることに恐怖などを覚え、頼りない一方で、ミラベルは変化がないので、相対的に家族のために力を発揮しやすい存在となれるからです。
このように、本作は、この「グラデーションの部分に意味がある」のですが、グラデーションは違いが見えにくく、クッキリしない点が本作の難しさだと思われます。
そのため物語の必然性を追求し出すと、やや爽快感に欠ける作品に見えてしまうのかもしれません。
とは言え“ディズニー・ミュージカルアニメーション映画”として、深く考えすぎずに「ミュージカルとアニメーションの動きを楽しむ映画」として見れば満足度が高い作品なのは間違いないでしょう。