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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 Comments (20)
北欧ミステリー。
ハリウッドリメイク版の後でオリジナル版を見た。ハリウッドリメイク版は強烈な印象をもったというぼんやりとした記憶だけ残っていてあらすじを思い出せないが、おもしろかったという印象はある。そちらももう一度見てみたい。
ハリウッド映画にはまず出てくることはない「本土」と「島」、天才ハッカーと冤罪被害を被る雑誌記者、過去に失踪した美貌の大富豪令嬢の捜索。
失踪した美少女ハリエッタと調査員をしているリスベットが対照的で、けれど魅力的なふたりの少女がいきいきとしている。弱そうで強い、強そうで弱い。とても賢くて勇気がある。
鍵になる人物も犯人も予想していた人物だった。結末も…。
ハリウッド版はラストが切ない気がしてこちらの方が気軽に見れます。
自宅にて鑑賞。スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・独の合作で、原題"Män som hatar kvinnor(女を嫌う男)"。云わずと知れたS.ラーソンのベストセラーを映画化した三部作の第一作。登場人物が多く、長めの尺だが気にならず、厭きさせる事無く、巧く纏まっている。ロケーションも佳い。歯に衣着せぬ語り口は性描写にも及び、R15指定にも頷ける。ただ謎解きは直ぐに気付かされる程、シンプルでミステリーとしては弱い。ラストもややお座成りな印象。60/100点。
・本作のみN.A.オプレヴがメガホンをとる(後の二作はD.アルフレッドソンが監督)。“リスベット・サランデル”の母“アグネータ・サランデル”は役柄と同じくN.ラパスの実母N.ノーレンが演じている。登場人物が多い為かエンド・ロールでは“リスベット・サランデル”のハッカー仲間で、T.ケーラー演じる"Plague(疫病神)"が"Plauge"との誤植に気付く。
・鑑賞日:2012年6月6日(水)
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『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 完全版』
自宅にて鑑賞。スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・独の合作、原題"Män som hatar kvinnor(女を嫌う男)"。前篇と後篇に分かれており、前篇はM.ニクヴィストの“ミカエル・ブルムクヴィスト”がN.ラパスの“リスベット・サランデル”宅を訪ね協力を仰ぐ所迄。人物像や背景等、後の伏線等が丁寧に描かれており、『通常版』がドコを切ったか判り易い(特に“ミレニアム誌”社内の人間関係や描写)。未鑑賞の方には『通常版』より、シリーズの理解が深まる本作の方をお薦めしたい。65/100点。
・鑑賞日:2012年7月2日(月)
タイトルが雑誌社?か雑誌の名前だけどタイトルにするほどなのかな?と思ってしまう映画。サブタイトルもあまり重要じゃないし、タトゥーをいれた理由も語られなかった。そこらへんは三部作なので、後に語られるか、小説を元にしてるからなのかもしれないが。ハメられて飛ばし記事を書いて捕まった主人公と、虐待されてきたつらい過去を持つ孤児?の女リスベットが、40年前の少女失踪の謎を解いてくうちに協力していくストーリー。リスベットの暴行の描写がやたら多い映画で、そんなにいるか?とか思ったが、社会とリスベットの縮図として表現したものだったようだ。自分がレイプされるのを盗撮して、それをマルマルすべてされた相手に見せるというのも、彼女ならではのやり方だったのか。内容は地道に調べて解明していく感じ。最初のgoogle検索しまくるのはなんかしょうもなくて噴いた。最終的に、失踪した少女は見つかって、薔薇ちんのように感動の再会を果たす。40年間あのじいさんと警察は何してたんだと思うけどそこは映画だから言ってはいけないところか。なんだかんだで話の筋はしっかりしてるし良作だった。
まあ見てもいいかなと思える感じ。
特にリスベットの演技は良かったなと感じます。
しかし、題材が胸糞悪くなる展開が多くて嫌いでした。
万人向けではありません。
R15指定はこういう性暴力ばっかり。胸糞描写がたっぷりで飛ばしながら見てました。
R15だけど超かっこいいっていう映画はないのか。