テレマークの要塞
プロット
アメリカ
Dec,24 1965 In Theaters
要塞
プロット
アメリカ
Sep,30 1970 In Theaters
荒鷲の要塞
プロット
アメリカ
Dec,21 1968 In Theaters
沈黙の要塞
プロット
アメリカ
May,21 1994 In Theaters
ロード島の要塞
プロット
アメリカ
Jan,01 1900 In Theaters
ナバロンの嵐
プロット
イギリス
Feb,10 1979 In Theaters
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ナバロンの要塞 Comments (11)
長時間なのを知っていても、見るために時間を作り、再放送でも見てしまう。
演技力、実物の車輛など、近代映画とは違う迫力で、見る物に感動を与えます。
作戦の猶予は6日間。漁船と漁民というカムフラージュでドイツ船をも撃退し、嵐の中を進む少人数の精鋭たち。CGが無い時代だというのに、圧倒されるほどの迫力なのです。
3日目にはレジスタンスと合流、4日目には住民の中に紛れ込んで怪我人を治療してもらおうとするのだが捕まってしまったり・・・爆薬もスパイのおかげで台無しになったりする。
圧巻の爆破シーンはさすがにすごい。『ナバロンの嵐』は見たことあったけど、こちらは今回が初めて。実写だけでここまで迫力ある映画にするとは・・・
アリステア・マクリーン、ジャック・ヒギンズ等の名前は推理小説におけるアガサ・クリスティにも匹敵する巨匠である
新宿ゴールデン街にコメディアンの内藤陳さんのお店深夜プラスワンはその冒険小説好きの溜まり場として有名だったのはもう何十年も昔のことになってしまった
その巨匠アリステア・マクリーンのベストセラーであり、アガサ・クリスティでいえばオリエント急行殺人事件に相当するような代表作が原作だからお話の筋は超面白いのは当然のことだ
そこにさらに映画としての妙味が主演グレゴリー・ペックによって加わっているから、見応えがある
彼だから指揮官が冷酷非常な決断を下すときの人間としての苦悩が我々に伝わるのだ
ケーリー・グラントではこうはいかないだろうから、それでは単なるアクション映画で終わっていたに違いない
そしてアンソニー・クエイルの存在感と演技は本作でも驚嘆する凄さだ
要塞のセットの美術は大変優れていてリアル感があり見事だ
前半の山場の暴風雨の中の上陸の迫力も見ものだ
中盤少しダレるのだけが惜しい
戦争アクション映画好きなら是非とも観るべき作品
冒険小説が原作の映画の金字塔だ
けっこう古い映画なのだが、その割にとてもしっかりとした作品になっている。まず物語がいい。2000人の兵士を救うために急遽編成された、もし失敗して全滅したとしても痛くないわずか数人の特殊任務部隊を送る。現代のグリーン・ベレーやシールズのような特殊部隊がまだ正式に存在しないこの時代に、特殊部隊の様な危険な任務を遂行させる。情報漏れ・臨検・監視をかいくぐっての崖登り・敵の襲撃に脱出と、任務を遂行するまでの次々に現れる障壁と敵の存在が忙しくて緊迫感が途切れない。さらに敵を欺く情報操作に裏切りにと、物語の大きな見せ場が途中にもあり、最後の任務もどうなってしまうのかと目が離せない。
また美術や衣装もしっかりとしていて、戦車は本物のドイツ製ではないにしても軍用車両に大砲に駆逐艦もよく出来ていて迫力があった。イギリスに加えてギリシャ側からの協力があったとのことで、映像もかなり頑張っている。それぞれのいろんな背景がある癖の強い登場人物たちも良かった。
敵との闘いあり、味方との確執もあり、なんと裏切りまであり。さあ作戦は成功するのか?
結果は予想がつくのですが、誰がどうなるのかハラハラです。
名作には違いないのですが、そもそもこの作戦、無理がありすぎやろ!ほぼ不可能と認識しながら成功をあてにして艦隊6隻を向かわせる…アホです!
敵ドイツ兵はもっとアホです。せっかく捕らえた敵にいともあっけなく逆転されるアホっぷり、見ものです。
まあこのあたりは原作が小説で史実ではないようなのでご愛嬌と割り切りましょう(笑)