名も無き世界のエンドロール Plot

岩田剛典と新田真剣佑が初共演し、第25回小説すばる新人賞を受賞した行成薫の同名小説を映画化。それぞれ複雑な家庭環境で育った幼なじみのキダとマコト。同じ境遇の転校生ヨッチも加わり、3人で支え合いながら平穏な毎日を過ごしてきた。しかし、20歳の時にヨッチが2人の前からいなくなってしまう。そんな2人の前に政治家令嬢でトップモデルのリサが現れ、マコトは彼女に強い興味を抱くが、まったく相手にされない。キダはあきらめるよう忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。そして2年後、裏社会に潜り込んでいたキダは、リサにふさわしい男になるため必死で金を稼いでいたマコトと再会する。マコトの執念と、その理由を知ったキダは、マコトに協力することを誓い、キダは「交渉屋」として、マコトは「会社経営者」として、それぞれの社会でのし上がっていく。そして迎えたクリスマスイブ、マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとするが、それは2人が10年の歳月をかけて企てた、ある壮大な計画だった。監督は「累
かさね」「キサラギ」の佐藤祐市。

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名も無き世界のエンドロール Comments (18)

zznazo
zznazo
ネタバレ! クリックして本文を読む
話はとてもわかりやすく、見始めてすぐに「こりゃどんでん返しというほどのもんはないな」と知れた。実際、そうだった。
わかりやすいということはよいことだと思う。
実物と広告が違うのは、映画ではよくあることだ。
俳優さんたちの演技や構成、小道具の使い方などは良かったと思う。

マコトがどうやってあれだけの現金を用意したのかについては若干謎だが、客と組んでイカサマの片棒でも担いでいたのだろうか。
で、納得いかないのが、マコトはあそこまでする必要があったのか、執念深すぎると言い張るには説得力に欠ける。エピソードが足りないと思った。
キダを利用するだけ利用して自分は愛しの彼女の元に、なんて身勝手すぎるし、マコトにとってキダってなんなの?という疑問が残った。
大切な人間を二人も失ったキダ、可哀想とか思っていたら、続編あるんですか、たぶん加入してまでは見ませんけど。
toxdbv
toxdbv
内容はよくできたサスペンスっという感じでした。
予告編ではサスペンス色が強かったけど、実際は恋愛や友情などの
要素が盛り込まれていたので素直に楽しめました。

ラストはなんとなく読めていたものの、深いところまでは読み切れてませんでした。
ただ、読もうとせずに観たほうが絶対に面白と思います。

いろんな感情が湧き出て放心していた時にかかった主題歌がとてもよかったです。
sthjvfg
sthjvfg
公開初日観にいきました。他にも観たい作品がありましたがCMなどで流れるラスト20分の真実の宣伝に、見事に興味を抱きこの作品を選びました。
出演者もそこまで多くなく、過去と現在をうまく交えて話の内容が分かりやすかったです。ラストの衝撃は見事に予想つかない展開で楽しめました。オススメの作品です。
Eimueieemdlvb
Eimueieemdlvb
どうしても邦画でスケールを追求するとアラが目立つが、今作は割とスマートさを感じさせつつ、芯のあるサスペンスに仕上がっていた。
「複雑な」家庭環境からつるむようになった3人だからこそ見ている視点から、ストーリーの大きな芯として機能する。序盤は3人の馴れ初めから関係性を写し出す。高校生に意外と見える岩田剛典と新田真剣佑に、歳の差を感じさせないほど自然な演技を見せる山田杏奈。微笑ましくも皆、どこか掴み所のない闇のようなネガも持っている。リードを小出しにしながら進むので、時系列に多少こんがらがるものの、言葉や挙動の節々が伏線として機能するのが面白い。さらに、登場人物の関係性も複雑に見えないため、割とドラマとしての厚みを生んでいる。モデルとしてのオーラを放つ中村アンも見ごたえがあり、議員の娘らしい天真爛漫ぶりも板についている。そして、ラスト20分の真実。ネタバレは厳禁なので伏せて置くが、割と真実は読める。リードがすぎた点はあるためだ。ただ、ラストまで読めなかった。彼らのバックボーンが上手く機能していることから生まれる、1つの答え。同時にアナザーストーリーへ誘おうとする節があり、消化不良を起こすが、意外と疑問点が少なく、ひとつの作品として仕上がっていた。
シンプルに「出来が良い」一方、物足りなさも感じる。そのモヤモヤを解消したい方には、dTV…ってか笑。そっちの方がもしかすると、上手くオチている。誰かと観て、伏線を確認しながら振り返ると楽しい作品。
Tvnkyeihha
Tvnkyeihha
名もなき世界というタイトルが、そのまま深いテーマになっていることを、不覚にも最後の最後に思い知らされました。
お見事としか言いようのない映画です。

主人公の3人は、いずれも親がいない子供です。
親はいなくても子供は大きくなりますが、それは生物学的に大きくなるというだけのこと。
育つこととはまた別です。

身近にロールモデルとすべき大人がいなかった三人は、自分たちは、いても、いなくても、誰も気にしない存在だという辛過ぎる現実を強く噛みしめながら、お互い肩を寄せ合い、なんとか生きているだけでした。
親から生き方を学ばずに来た悲劇を、三人は「大人になったら何をしようかまったく思いつかない」という会話で嘆いています。

それでも、キダとマコトが肩を寄せ合い働いていた職場が強い力によって消滅させられた時、二人は表の世界と裏の世界でのしあがろうと決意するわけです。

一方、中村アンが演じるトップモデルは有力国会議員の娘でもあり、親や周囲の力や、なにより大人になるということの意味とズルさを教え込める親がいたことで、生まれながらに大きなアドバンテージを持ちながら人生をスタートしています。

そんな疎外されてきた二人の人生が中村アンと、一瞬、交差したことから、ストーリーが大きく転回し、最後の最後まで、この生まれながらの不平等を隠しテーマとして破局に向かって突っ走ります。

爽快感を感じるストーリーではなかったし、カットバックを多用していてストーリーを追うのがやや難しかったこともありますが、それでも哀しみを帯びた見事な作品であるとしか言いようがありませんでした。

「去年の冬、きみと別れ」で主演していた岩田剛典と山田杏奈が上手なことは知っていましたが、この作品でも期待にたがわぬ名演技を楽しませてくれています。
また「OVER DRIVE」の印象が悪くて、新田真剣佑のことを私はダイコン役者だとばかり思い込んでいたのですが、たいへん失礼いたしました。
認識を根本から改めさせられました。