Search マチュー・ドゥミ result, Total 19 (take 0.001712 seconds).

3 years ago
「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミ監督のフランス映画らしい洒落たコメディ。カトリーヌ・ドヌーヴとマルチェロ・マストロヤンニのカップルが、私生活の仲の良さを窺わせる内容の物語。なんと男性が妊娠する話が当然の様に進む。百科事典を持ち出して調べるマストロヤンニは、男も時として妊娠する、を見付けられたのであろうか。ドヌーブまで、私たちの子どもなんだからどっちが...
3 years ago
フランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画にてデジタルリマスター版を劇場鑑賞。フランンスの名匠ジャック・ドゥミ監督の長編でデビュー作ということで興味深く鑑賞。内容はともかくヒロインであるローラの美しさが際立っていてスクリーンに引き付けられた。 2020-84
2 years ago
天才が故に孤立してしまうことは現実社会においてもも、映画やドラマにおいてもよくあること。そんな人物がここぞというときに能力を発揮し、ヒーローになりえるのだが、同時にひとつ間違えば最悪の結末をむかえることもある。 はじめは飛行機墜落の原因は、イスラム過激派のテロという回答を導き出したマチューではあったが、音に取り付かれ、何度も何度も聴き続けているうちに、新た...
3 years ago
シェルブール&ロシュフォールでジャック・ドゥミに興味を持ち、アニエスに辿りつきました。 アニエスの夫への変わらぬ愛情や、夫がいない淋しさがひしひしと伝わってきて、自分の恵まれている環境に改めて感謝しました。 ヌーベルバーグやフランス近代史はまだあまり詳しくないので、もう少し勉強してから行けばもっと理解出来たと思います(\'_\')
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 実際前半の部分のフライドレコーダーの解析する段階でいかにも神経質というかこだわりのある音声分析官として、同僚の細かな貧乏ゆすりにもクレームをつけるほどマチューの細かな性格の部分まで描いているヤン・ゴズラン監督... 最後の謎解きになるといい加減な終わり方としか言いようがないラストを迎える。 そんなことあり得るのか... 不...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む フランスらしい雰囲気と、少年たちの歌声が見所。マチューのリアルな演技も好き。ひっかかったのは途中に出てきた、生活態度が悪い生徒があまりストーリーに絡んでこなかったこと。分かりやすいストーリー展開なだけに、色々と期待してしまった。この作品が好きな人は「幸せはシャンソニア劇場から」もオススメ。監督、キャスト共にほとんど同じなの...
3 years ago
「誰の心にも心象風景があると思う。私の場合は浜辺。」 「家族は心で繋がった小島のようなもの」 「映画は家。私は住人。」 映像で自分の来し方を振り返った作品。59歳で逝ったドゥミ監督との最期の日々のエピソードは知らなかったし、さすがに豊富な経験をされていて有名人も出てくるし、歴史的なムーブメントもいくつも出てきて、興味深かった。 最後にこの映画の制作時点の話に...
3 years ago
フランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画にてデジタルリマスター版を劇場鑑賞。 言わずと知れた不朽の名作であれこれ語るまでもない。テレビでは何度か見ていましたが劇場の大スクリーンでは感動の度合いが全く違いました。名作ほど劇場で観るべきであると改めて実感。特にラストの名シーンは心が激しく揺さぶられて動揺し放心状態に陥りました。 カトリ...
3 years ago
この作品の魅力はまず何と言っても、少年たちの歌です。 どの歌も素晴らしく、聴いていると、感動で、自然に涙が滲んできました。 何度か合唱シーンを繰り返し見てしまいました。 ソロパートを歌うピエール・モランジェ少年の歌声は本当に美しくて、心を揺さぶられます。 映画を見終わってはじめて、冒頭に出てくる名指揮者ピエール・モランジェの存在に、観客は納得させられま...

wmfcczd review on コーラス.

3 years ago
歌は良いな・・♪ 荒み、散らばっていた心が少しづつ近づいて、やがて綺麗なハーモニーがみんなの居場所に生まれる時、心もいつの間にか柔らかくなっている。それが何かは誰もまだわからなくても、突き動かされる歓びが内から生まれてくることを感じられる。 そんな希望をプレゼントしてくれた、冴えない音楽教師マチュー先生は、自分自身は不器用な生き方を選んでしまう人、小さな幸...
3 years ago
2004年3月にフランス国内で公開されると同時に、その普遍的なテーマ性とひたむきな子供たちの姿に圧倒的な支持が集まり、瞬く間に「アメリ」の記録を抜きフランス映画史上空前のヒットを記録。公開15週で750万人を動員、フランス人の7人に一人が観たというほど多くの人に愛され、感動を巻き起こした作品としてヨーロッパ中で異例の一大現象を巻き起こした映画「コーラス」がい...
3 years ago
「16才を超えた 少女の写真を撮ることに関心がない」と言ってた デビッド・ハミルトン この映画では そういう訳にもいかず、 20代のダーバンヴィルを 主役にしてる 写真家としては〈独特のソフトフォーカス〉 という分野を確立したが 映画監督しては、どうなのか? 彼の 少女趣味と妄想の世界 は堪能出来る (美しく 甘い… 品も悪くない… ) 昔、少女だった...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 左右が逆に映る鏡は、虚構を映すものだと思っている。とすれば、左右をそのままに写す写真は真実ということか?ならば映画も真実を映すものということになる。女性作家としてヌーヴェル・ヴァーグを牽引して来たアニエス・ヴェルダが80歳を超え、自身を語る映像エッセイ。彼女の人生の要所要所で登場する“浜辺”の風景。人生を振り返ると、打ち寄...
3 years ago
ジャン・レノはやはり素晴らしい役者だ 彼のもつプロフェッショナルな雰囲気が上手く活かされている マチュー・カソヴィッツ監督が時折挟むユーモアとウイットが適度な息抜きアクセントになっている コミカルな田舎警官、小さいヘルメットなどは良い演出だ しかし、拳闘ゲームとシンクロさせるキレキレの喧嘩シーンは面白いし見物ではあるが明らかにやり過ぎ 猟奇殺人の必然性など...
3 years ago
名作と呼ばれる有名な映画はテーマ曲も有名だ。「太陽がいっぱい」「ドクトル・ジバゴ」「ブーベの恋人」などのテーマ曲はそれぞれの映画の代表的なシーンとセットになって心の奥に刻まれている。本作品のテーマ曲もまた、非常に有名である。主役ふたりの場面で何度も繰り返し歌われる。特に本作はすべての台詞が歌という徹底したミュージカルであり、鼻母音の多いフランス語の歌詞は、イ...
3 years ago
世界的指揮者モランジュ(ジャック・ペラン)とペピノが50年ぶりの再会を果たし、マチュー先生(ジェラール・ジュニョ)の日記を基にゆったりと過去の寄宿舎生活が語られる。最初は体当たり教師による熱血学園もの映画のように始まるエピソードではあったが、次第に教育を中心とした映画ではないことがわかってくる。奇跡の歌声を持つ少年モランジュ(ジャン=バティスト・モイエ)の魅...

nuqwci review on アメリ.

3 years ago
ージャン=ピエール・ジュネ監督の作品の登場人物には少し変わった人が多い。ー ”少し変わった”両親に育てられたアメリ(オドレイ・トトゥ)は、少し変わった女の子。学校には行かずに、元教師のお母さんに教育を受ける。 そして、大人になって、パリ・モンマルトルの「カフェ・ド・ムーラン」で働くことに。 ■「カフェ・ド・ムーラン」の少し可笑しな常連と店員たち ・売れな...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ソリッドシチュエーションとして、この映画に似ているのがあったけどあまりにもマイナーな為にたぶんイギリス特有のおバカ過ぎたので思い出すことが出来ずに手っ取り早く『インディジョーンズ』、『Cube』でもって、主人公の女性のコスが『ブレードランナー』ってか? 映画の出だしで中年のおっちゃんというかナイスミドルのおじさまの車に乗...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む フランスで暮らすユダヤ人たちの第二次大戦中から戦後が舞台の実体験に基づく小説を原作とする映画。「ドレフュス事件じゃあるまいし」と、たかをくくっていたが、フランス市民がユダヤ人との関わりを避け、排斥してゆくなかで、生活の場を奪われるまでに押し寄せるナチの影。身分証を組織的に偽造し、脱出を試みるユダヤ人たち。フランスからピレネ...