彼方の閃光

5.4/10
Total 10 reviews
Runtime   169分
Language   日本語
Area   日本
Written   半野喜弘
In Theaters   Dec,08 2023
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彼方の閃光 Plot

幼い頃に視力を失い手術したものの色彩を感じることができない青年が、戦後日本を代表する写真家・東松照明の写真に導かれて長崎・沖縄の戦争の記憶をたどる姿を描いたロードムービー。生まれてすぐに視力を失った10歳の少年・光。彼にとって世界は「音」であり、光はカセットテープに自分の世界を録音していた。光の眼は手術によって視力を取り戻せる可能性があり、母に説得され手術を受けるを決意する。やがて20歳になった光は東松照明の写真にひかれ、導かれるように長崎を訪れる。そこで知り合った自称革命家の友部に誘われ、ドキュメンタリー映画制作を手伝うことになり、長崎と沖縄の戦争の痕跡をたどることになった光は、心に傷を負いながらもたくましく生きる詠美や、沖縄と家族を愛する糸洲と出会う。戦争の記憶と彼ら3人の生きざまは、光の人生を大きく動かし始める。そして2070年、71歳になった光が生きる世界は大きく変容していた。「パラダイス・ネクスト」の半野喜弘が監督・脚本・原案・音楽を手がけ、眞栄田郷敦が20歳の光役で映画初主演を果たした。

彼方の閃光 Actors

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彼方の閃光 Comments (5)

Ksoxhpnsmig
Ksoxhpnsmig
設定とか質はなかなかのものだと思いました。内容も想像以上に濃くて、何かしら作家の意志みたいなものも強く感じましたが、如何せん、長い・・・。大変よろしい演出、パフォーマンスも、あまり魅力を感じない・・・むしろ出てくる人みんな嫌、いい人でも嫌になるような印象で、見ていてスッゴくつらい作品でした。まぁ内容からして決して面白いとか楽しいものではないとは思うけれど、なんか生理的な拒絶感が沸々と・・・。もっとコンパクトにしてほしいものです、つらいので─。正直あの長さであのエンドロールは、かなりむかつきました、あくまで個人的な率直な感想です。
Xhsopmiksgn
Xhsopmiksgn
ネタバレ! クリックして本文を読む
眞栄田郷敦さん主演の戦争をテーマにした映画とのことで、長いけど見てみようと思い映画館へ行きましたが。。。

結論としては、テーマを詰め込み過ぎて監督が何を伝えたかったか不明で残念。

幼少期の盲目、そして大人になっても長いこと色覚障害をかかえながらも生きてゆく主人公の生き様を描きたいなら、戦争とかやたら長い直接的な恋愛描写は不要。恋愛も。。なんかそんなに何分もこの場面必要?ってくらいあって。。しかも男女だけでも不要なのにえ?この青年はそうなの?でもそれがこの映画のメッセージに関係あるのか??って感じで。戦争のことを伝えるなら不要だし無駄な場面で正直不快。。

そしてもしそういう様々な恋愛事情のほうを描きたいなら、今度は戦争も色覚障害の要素も不要。

どれか1つにテーマを絞って欲しかった。

あとエンドロールがとても無駄な時間で疲れました。
オマケ映像も無いので、速攻帰っても平気です。

突然色が分かるようになったことにも何も説明無くて疑問のまま終わるし、
眞栄田郷敦さんと加藤雅也さんの無駄遣いで非常に残念な映画でした。。
Pgsiosxnhmk
Pgsiosxnhmk
ネタバレ! クリックして本文を読む
70年代っぽい無駄なセックスシーン。ロマンポルノ的な昭和平和主義を主張する台詞回し。

反戦や反権力を訴えたいならもう少し歴史を学んだ方がいい気がする。あと役者の芝居が見ててキツい
Ihsokmnxpsg
Ihsokmnxpsg
キャストの個性と存在感、モノクロ映像のせいか、画力?、と言えばいいのか、スクリーン力(ぢから)が強くいつまでも心から離れない。
沖縄の轟壕では、光の心情が伝わって、同体験をしているようだった。
パンフレットにはカラーのページもあり、糸洲のタオル、海、夕陽が鮮やかで驚く。
パンフの半分ほどが最少ページにするための最小文字の切り口のちょっと違う小説「彼方の閃光」がありワクワクして読んだ。こちらは、映画を観た後だからか凄く分かりやすい。
この映画はヨーロッパ辺りで絶賛されるやもしれぬ。
adhqowu
adhqowu
暗闇、音、光、色彩、映画の基本要素を再構築する試みが最初のアイデアだと聞き、劇場で鑑賞。所謂実験的という表現ではなく、普遍性を再定義するようなコンセプトがストーリーとして描かれてゆくことに驚きながら、役者のぶつかり合い、対話する熱量に一気に映画に引き込まれた。戦争は主題ではなく日常の延長線上にあるものとして描かれ、恋愛や葛藤も同じ地平に存在している。矛盾さえも人間にとってあるべきものであるという視点なのかもしれない。重々しいテーマにぶつかりながらも、不思議な透明感すら感じさせるのは主人公を演じる眞栄田郷敦の存在。そして、冒頭の暗闇と音だけを感じる数分、2時間以上のモノクロの世界を経て、ラスト近くに色を再発見する体感。これは劇場でしか体験できないことだと感じた。劇場で観ずに語ることのできない映画、特別な体験だった。