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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 Comments (20)
転スラは漫画の連載開始のタイミングで読み始めて、一瞬離れましたが、アニメ2期のタイミングでも復帰してまた読み進めた人間です。ファンとまではいきませんが、作品の大まかな部分は叩き込んで劇場版を観にいきました。入場特典はミニ冊子です。嬉しい。
ただ肝心の劇場版は映画館で流すクオリティでは無いかなと思うクオリティでした。まず戦闘シーン、序盤と終盤に差し掛かるところと少なめですが、本編がそこまでアクション重視ではないので特段重要ではないんですが、味を出すためのカクカク感なのか、シンプルにあの感じのカクカク感なのかかなり違和感のあるアクションシーンでした。作画が崩れていることは無かったのですが、ここ最近のテレビアニメや劇場アニメは様々な描写が美しかったり、圧倒的だったりと作画の面で抜きん出ているので、それらと比較するのはアレですが、背景の稚拙さも含めやや見劣りしていました。
肝心の話もテレビSPくらいのボリュームで、原作者が監修しているのもあって、本編と大きな違いはなくスッと飲み込めはしますが、映画としての魅力は無かったです。リムルと相対する敵が見た目も能力も全く強そうに見えなかったですし、最後の必殺技もリムルが丸呑みしてしまって終わりなので何これ?な感じが否めませんでした。緋色とトワの生き返らせ合戦もお涙を頂戴したいのか、笑わせたいのか分からない茶番を見せられました。他のキャラクターもちょくちょく出番があってたまに敵を蹂躙するくらいで、緊張感が微塵もなかったです。
本職の声優陣が強力な布陣なのもあって、福本莉子さんだけが浮いているようでした。まだ聞けないレベルではないんですが、棒読みに近かったのもあってそこは残念でした。しっかりオーディションした上で配役して欲しいです。声優さんにとても失礼な行為だと思っているので。
紅蓮の絆編なので、興行次第では2作目を作りそうですが、ゆったりと進めていくのが原作・アニメの魅力なので一貫してテレビシリーズで続けていってくれればなと思いました。うーん転生系は作者の思想が強く入ってて苦手…。
鑑賞日 11/25
鑑賞時間 18:45〜20:45
座席 D-3
アニメ、OVA(漫画は未読)と追って映画化決定が決まりかなり期待していたが微妙な所というのが本音である。他のレビュアーさんが言っているようにスペシャル版などでTV、サブスクリプション配信でも良かったのではないかと感じた。
物語的にはアニメと変わらず主人公最強、THEなろう系の全てを集約した中二病心をくすぐりまくりの作品であった。痛快、爽快なアクションはそのままに物語がとんとん拍子で進んでいった。が、しかし、このとんとん拍子感が行き過ぎて白けてしまった感が否めない。まあ何もかもが上手くいくアニメとしてこちらも身構えていたので腑に落ちてる感があるが、初見で何も分からない人が観賞すると違和感を覚えるだろう。一つ上げるとしたら、「ヒイロ」、「トワ」がどちらも生き返るというのがどうも気に食わなかった。作品の途中途中で'命を捧げても大切な人を守り抜くんだ!'という様なメッセージ性は感じられたが欲を言えば、どちらかが相手の為に命を捧げてこんな自分の為に命を捧げてくれたのだから'そいつの分まで強く生きよう'という様なもう一段階踏み込んだメッセージ性が欲しかった。
仲間達に感謝を伝えながら石化していく「ヒイロ」のシーンでウルっときていたがティアラの力で生き返り、次にその「ヒイロ」を生き返した代償に魂事消滅した「トワ」が悪魔ヴィオラによって生き返る。そのシーンで'都合良すぎだろ!'とツッコミを入れたくなった。まあ、浄化機能をもったティアラという存在と契約通りに遂行出来なかった悪魔のごめんねの意味を込めた謝罪の意として生き返すというのは辻褄が合って上手くまとめられていたと感じた。
総合的にはアニメ版の延長線上で楽しめたが、わざわざ映画館まで足を運ぶ程ではないかなと感じた。(配信を待つのが無難かな…。)
漫画もアニメも何も手を付けてない人は予習をして作品の空気感を掴んだ後に見る事を強くお勧めする。
転スラをなろう、小説版、アニメ版で追っかけています。今回初の映画ですごく楽しみにしていたのですが、観終わった後には不足感が残ってしまいました。
後ろが長くなってしまったので、先に総評です。
1.一つ一つの展開が短い(やりたいことはわかるのだが、詰め込みすぎてダイジェスト)
2.無理にアニメ版に時系列を合わせた結果、主人公の見せ場がなくなった。
だと思います。映画に詳しくない人間が好き勝手言ってるだけですので、あまり参考にはならないかもです。
一つ目についてです。まず、テンポ感が良すぎること。ストーリーがするすると流れていくのはいいのですが、もうちょっと一つ一つの行動に時間かけてもいいのでは、と思います。前半はともかく中盤以降はダイジェストみたいになってる気がしました。
特に、もっとベニマルとヒイロの戦闘に絞ってもよかったのではと思います。元々転スラは小説でも色々なキャラが自身の得意分野で活躍していますし、戦闘も各所で行われて、複数人に焦点が当たるということは珍しくないのですが、映画で時間がないので、無理があったと思います。大技も殆どなく、数合打ち合ってすぐ視点が別所に変わるのが残念でした。他はディアブロ以外雑魚戦でしたし、ディアブロvsヴィオラも戦闘自体はそこまで長くなかったので……(個人的にはあの2人には魔法合戦を繰り広げて欲しかったところですが)
それに、トワがヒイロを生き返らせたときも、まあ、転スラの魅力の一つの、リムルが出会ってから味方は完全に命が無くなることはないし、敵ですら最後には(ただの屑じゃなければ)救いがある、が発動するだろうとは思っていましたが、もうちょっとやりようがあったんじゃないかと。
暴走して大事な人を殺しかけた男を、ヒロインが身体を張って止めようとして、男が正気に戻る、みたいなのはテンプレですし、そこで終わらなかったのはいいんですけど、
ヒイロ死ぬ→トワが生き返らせる→代償でトワが死ぬ→ヴィオレのお詫びで生き返る
の流れがやっぱりテンポ良すぎて、え、何があったの、って感じでした。せっかくの感動シーンだからもうちょっと時間かけて欲しかった。あれだとただのご都合主義にしか見えないと思います。
二つ目です。リムルが遊んでるようにしか見えない。これが大きいです。パンフで作者さんも言っておられたのですが、アニメと時期を合わせる為にリムルの八星魔王加入後だったのが大分ストーリーを作りづらかったのだと思います。(クレイマン死んでますし、他の魔王は友好的、小説版でそれ以降に出てきた強敵はアニメの進行度的に使えない上に、そもそもリムル自体が強すぎて最低でも魔王クラスの敵じゃないと話にならないので)
小説版を読まれた方は分かると思うのですが、魔王覚醒後はリムル自身は特に強化される事なくヴィオレを仲間にしてますし、そもそもその部下にリムルが苦戦することなどあり得ないはずであり、実際ずっと余裕を持ってます。幾らネームドとはいえヴィオレの様子からしてそこまで重要でも無さそうな立場の悪魔(多分爵位もないんじゃなかろうか)が黒幕な時点で、そこまでの大事には思えない。だからさっさと対悪魔戦終わらせてベニマルの援護行けと思ってしまいました。せめてヴィオレが本格的にリムルとの戦いに介入したなら話は別だったんでしょうが……それはそれで本編に影響出ますし、どうしようもなかったんでしょうね。
まあ、とりあえず今回リムルの見せ場は殆どなかったということです。少し時系列がわかりづらくなっても、魔王覚醒前に時を戻せばもっと面白かったんじゃないかと思います。
冗長に色々言いましたが、とりあえず自分個人としては初の転スラ映画であり、ヴィオレの初登場、ベニマルとヒイロの絆には感動できましたということは言っておきますし、次回はさらに良くなっていることを期待します。
☆4.5にしたけど、そうでもなかったら3.5。初見なら普通に3かな?悪くはないはず!
まぁ、自分の場合はファンなので、リムルが「みんな任せた!死ぬなよ」的なことを言ってくれて、シュナやシオンが泣いてるシーンさえあればそれだけで涙腺崩壊しちゃうんだよね。
あと、久しぶりに新しく動くリムル達を観れただけで感無量。第3期も楽しみすぎる😆✨
そうでない人には事前知識がないと既存キャラの立ち位置とかは置いてかれちゃうかな。あと、主人公が苦労しないし、感情移入できるのかな?って感じではあった。
オーガの里を襲われたのもそこまで感情移入できないかもだし。
ただ、転スラのキャラはその辺りは入りやすいように、ぱっと見でキャラ立ちさせてるからある程度は入りやすいはず。
ここら辺はもう一回見てみたり、知らない人を連れて行ったりしないと分かんないな。
作画とかはよく分からんけど、劇場版としては最適だったんでは?力入れんでいいところに金かけてもしょうがないし、湖の浄化やトロッコのところも綺麗だった。トロッコの動画はとてもいい感じだったし☆
ディアブロとヴィオレの戦いも良かった。というかエヴァみたいだった笑
あと、ヴィオレの登場にびっくりしたけど、嬉しかったし、とっても可愛かったが、
(ミリムx2+リムル)÷3
って感じだったので、今後、議論の余地がありそうだ。ただ、とにかくかわいい😍
ついでに、作品の感想ではないが、観ている側は幅広い層がいて、本当に老若男女問わない感じだった。とても嬉しかった。
それと、他の方の口コミは厳しいな笑。愛ゆえに。。。
初めて観たが、初心者でもなんとか付いていけるストーリーだった。トワが可愛かったし、リムルはカッコよくて強かった。
なかなか面白かった。