ファイブ・デビルズ Plot

「パリ13区」「イスマエルの亡霊たち」などの脚本を手がけたフランスの新鋭レア・ミシウスが、監督デビュー作「アヴァ」に続いて撮りあげた長編第2作。香りの能力を持つ少女が母の封じられた記憶に飛び込んでいく姿を、恐ろしくも美しい映像で描き出す。嗅覚に不思議な能力を持つ少女ヴィッキーは、大好きな母ジョアンヌの香りをこっそり集めている。ある日、謎めいた叔母ジュリアが現れたことをきっかけに、ヴィッキーのさらなる能力が開花。ヴィッキーは自分が生まれる前の母と叔母の過去にタイムリープしてしまう。「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロスが主演を務め、秘密を抱える母ジョアンヌを演じた。

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ファイブ・デビルズ Comments (6)

Dswalngrea
Dswalngrea
この設定どこ行った?何で突然?どうしてこうなる?
脚本が上滑りで、観客置き去り。
つまんねーの。
Iwmhokr-snagrdlel
Iwmhokr-snagrdlel
ネタバレ! クリックして本文を読む
11月18日公開『ファイブ・デビルズ』を鑑賞。自然に囲まれた田舎町を舞台に女性の社会での属性、家庭内での属性、その連続性を人間の嗅覚と記憶の結び付きをキーアイテムにフィルムグレインと独特の色調で描く。『秘密の森の、その向こう』と同じテーマを別アプローチで描いた作品にも思えました。

タイトルは舞台となる町の名前との事ですが、5人の登場人物がそれぞれに「誰かを悪魔だと思っている」かつ「誰かにとっての悪魔になっている」という意味が込められている気がしました。
Ppnuytaryh
Ppnuytaryh
オンライン試写会にて鑑賞。

今まで観たことないような「不思議だなぁ…」と思いながらも「えっ、そういう展開?」とビックリさせられる映画だが、全編にわたってゾクゾクするような怖さを感じ続ける作品。

娘が「様々な香り」を集めているのを見た母親が娘の「とんでもない嗅覚能力」を知る。その娘ヴィッキーは「母親の香り」もしっかりとコレクションしている不思議な少女。
「こうした香りをテーマにした作品だったら、(だいぶ前に試写会で観た)トリアーの『パフューム ある人殺しの物語』のような展開になっていくのかな?」と思ったら、そんな想像はあっさりと覆されて、タイムリープものへとなっていくSF的側面も見せる映画であった。

そんな嗅覚鋭いヴィッキーの前に叔母(父親の妹)が現れたことから、少女は嗅覚を駆使して叔母に嗅がせる「におい」を作ったり、母と叔母の過去の記憶にタイムリープしたりする。驚きである!

自分が生まれる前の母親と叔母が同性愛関係になっている時に「二人でマルセイユに行こうか?」などという会話を見た少女は、現代に戻って「母親と叔母がマルセイユに行ってたら、自分は生まれなかったかも?」といったことまで考えるイマジネーション力が鋭い。

顔の右半分が火傷している女性が登場するが、ヴィッキーの時間遡及でその真相を知ることになる見事な展開。
この時間軸が現代―過去―現代……といった往復の感覚は、やみつきになりそうである。

もし、再び観る機会があれば、時間軸をしっかりと踏まえながら観てみたいと思う映画であった。
Soxgmnshipk
Soxgmnshipk
不穏な空気を宿しながら観る者をいざなう作品だ。それは序盤、なんら問題を抱えている様子のない母娘のプールでのやりとりから始まるものの、そこに続く日常描写の中で、そこはかとなく少女の特異な能力について明かされるのが面白いところ。それは何らSF的な派手さはないし、何かが光り輝いたり仰々しく蓋が開くような仕掛けもない。ただ「細かな香りを嗅ぎ分けることができる」という極めて地味な能力を起点として、そこからさらに、香りで気を失うことで過去へとトリップするという序破急の「破」の展開が生まれる。監督2作目となる脚本家出身のレア・ミシウスは、こういった描写を非常にナチュラルに盛り込みながら、いったいこの先に何が待ち構えるのか、観客を引きつけるのが実にうまい。母の過去の傷跡と、幼い娘の心に寄り添いながら、一筋縄ではいかない愛の形を多面的に組み合わせようとする趣向にも魅せられた。これからも注目したい才能である。
Higpxmsnsok
Higpxmsnsok
ポスターからイメージするものと全然違った。嗅覚で、現在と過去を行ったり来たりする展開が斬新。ラストまで気が抜けない。