レディ加賀
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Feb,09 In Theaters
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Feb,10 In Theaters
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Feb,16 In Theaters
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ハード・ヒット 発信制限 Comments (1)
本作『ハード・ヒット 発信制限』からオリジナルの『暴走車 ランナウェイ・カー』とドイツのリメイク版『タイムリミット 見知らぬ影』を見て思ったことは... ?
『SEOBOK ソボク』ではクローン青年ソボクを執拗に追う情報局のアン部長や一変して『コレクターズ ソウルに眠る宝刀を盗み出せ』ではインディ・ジョーンズのマガイモノ、ジョーンズ博士を演じる器用なところがあり、その灰汁の無さから、いつかは主演を張る役を演じるに違いないと思っていたチョ・ウジンという俳優さん...
車の中限定のソリッドシチュエーション映画としてはオリジナル版が一番丁寧と言うか、冒頭のシーンで友人の車が爆破されその車の破片が息子の太ももに突き刺さるところでドイツ版と本作の韓国版はおかしな描写をしていてドイツ版にいたっては、”ケネディの幻の銃弾”ではないにしろ何処から飛び込んで子供に突き刺さったのかが全然分からないことで、前半の見せ場なのに父親として病院に連れていきたいが為に犯人との交渉がより一層、深刻なシナリオとなっていたのに...
それとこの映画は2つの家族の物語でもあり、もちろん銀行のマネージャーとして家族を犠牲にしてまで仕事人間の父親が娘との関係を修復する一大イベントでもあるけれども韓国映画はその点において、イ・ジェインさんがスペインの娘役のようにこまっしゃくれてはいないので、父親であるソンギュとの関係修復にしては少し希薄に見えたしその分謎の脅迫者であるジンウの妻のエピソードを付け加えて韓国流のお涙頂戴に仕上げている。
3つの映画に共通していることは風光明媚であり、歴史のある場所でロケをしていて、そのギャップ感がソリッドシチュエーションと犯人側の要求の陰湿さを表しているので結構見ごたえがある映画になっている。そしてもう一つ共通している点が、第二の主人公と言っても良い車の存在が大きい... 韓国ということで本作では、ヒュンダイ・ジェネシスが活躍している。
まだはっきりとしてはいないけれどもリーアム・ニーソン主演で『Retribution』と言う題名で”ポスト プロダクション”、つまり映画の最終段階の編集作業に入っているそうです。