ショック・ドゥ・フューチャー Plot

エレクトロミュージック全盛期を目前にした1970年代後半のフランスを舞台に、男性優位の音楽業界で新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンを描いた青春音楽映画。1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは依頼されたCMの作曲に取り掛かるが、納得のいく仕事ができずにいた。そんなある日、アナは見たこともない日本製の電子楽器に出会い、理想のサウンドへのヒントを得る。主演はアレハンドロ・ホドロフスキー監督の孫で、「アデル、ブルーは熱い色」などに出演したアルマ・ホドロフスキー。音楽プロジェクト「ヌーヴェル・ヴァーグ」の活動でも知られるマーク・コリンが監督・脚本・音楽を手がけた。

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ショック・ドゥ・フューチャー Comments (18)

Nmpokigshxs
Nmpokigshxs
今年118本目(合計182本目)。
私自身は、子供のころは習い事の一環としてエレクトーンをやってました(趣味でやる範囲では学習グレード6級は、一応の終着点とされる)

さて、公式サイトなどにある通り、電子化していく音楽を、フランスを舞台にして描くという内容。
「学術系映画」とまでは言いませんが「音楽系映画」でもなく(それは、音楽ばっかり聴く映画?)、ある程度の音楽の趣味・知識があるのが前提かな…とは思います。

良かった点としては、音楽のこのような移り変わりを扱うという類型の映画は少なく(よく、バンドを組んで何をするだの(純粋な音楽映画)、古典音楽(モーツァルトの歴史とか)の類型の学術系映画は見ますが、その中間点くらいな位置にあるところです。
また、全体的な長さが短いので(80分くらい)問題提起としては少ないものの、「女性の職業選択の考え方」「人それぞれの感受性の違いの尊重」といった部分は(長さの関係で、完全には)描写されていないものの、理解することは可能です。
時代が1980年代と今から40年前と、今ではおよそ先進国なら当たり前な「男女同権」等の考え方は、日本はおろか、フランスでも軽視されていた、というのもまた一つ学習になりました。

一方で、他の方も書かれている通り、この映画、かなり「地味」です。
実質、「主人公が電子機器を使って音楽を作成する」「パーティに出席する」「ラストにパリ?の通りで話をする」という3か所程度しか出てこず、実質「屋内の2か所(自宅とパーティ)だけで95%を占める」という珍しい内容になっています。
ただ、それが直ちにダメだというわけではなく、当然、電子機器(今でこそ軽量化されているが、1980年代だと映画内で描写されているように持ち運びなど男性でも到底不可能)が出る以上、仕方なしかな…とは思えます。

また、「音楽映画」ではないにせよ「音楽を題材にした映画」である以上、もう少し音楽的話題を振ってもらえれば…という印象です。
とはいえ、フランス映画は「何らかの意味で」「余韻を残して」視聴者に趣旨を考えさせるという類型も多いのはこれもまた事実で、「当時(1980年代)男女同権なんていう考え方は理想と現実が乖離していた」など、考えることは多く、そういう点の描写も踏まえ、かつ、日本ではやはり珍しい「音楽を題材にした映画」という類型は少ないので、そこまで低評価にしませんでした。

評価は、下記が気になったものの、大きな傷ではないので、5.0にしています。

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(減点0.1)ごく一部ですが、映画の序盤で、音楽の演奏歴(ピアノでも何でもいい)や音楽学校(高校)など、ある程度知識がないと理解できない字幕があります。
ただごく少数ですし、「それが理解できないと全部が理解できない」というものではないので、この程度です(誰しも音楽に接していても、音楽理論(要は、演奏経験などで身に着けるもの)を学んでいるわけではない)。

(減点なし/他事考慮) この映画、先日(9月10日)、シネリーブル梅田のシアター1で見たのですが、開始前に「男性用お手洗いは向かって右側に……パンフレットも販売しておりますのでお帰りの際はぜひともお買い求めください」みたいな放送を流しているのですが、なぜかしら「笑いながら」放送しています(たとえで言えば他の方が足をくすぐった結果、「こそばゆい状態」で、「笑いながら」放送しているように「見える」)。
おそらく、スピーカーの故障ではないかと思うのですが(笑いながらこれらの案内放送をするわけがない)、「なんじゃこりゃ」ということにもなりかねないので(シネリーブル梅田さんでは、シアター1で時々この現象が起きる。シアター2~4では経験なし)、「映画館側が」注意してほしいです(スピーカーの定期テスト漏れ?)
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Oipmhsxnksg
Oipmhsxnksg
51歳の僕にとっては、とにかく愛おしい映画でした。

ルックのお洒落さとは裏腹に、まだ何者でもない若者が自らの作品を作る、という行為ついてシンプルに描いた映画。

絶望したり、
突然神が舞い降りてきたり、
怠けているようにしか感じられなかったり、
人の曲を聴くと、こんなことをしてる場合ではない、自分の作品を作らなければ、と急に焦り始めたり。

ホドロフスキー孫の魅力も、痛々しいほど。
(メガネ掛け描写は秀逸)

短くて、不要な恋愛要素等は皆無で、本当に優しい映画なので、30年前にスペースパート3で仏映画を観ていた同世代の方々にも、お勧めです。

もちろん、現在絶賛悩み中の若者にも。
Snmogsxhikp
Snmogsxhikp
んー、もう少し、長くても良いから、音楽を聴かせて欲しかったなあ。

エレクトロニカの担い手には、揺籃期に女性が牽引者だったことが多かったのだということだと思うけれど、せっかく、エレクトロミュージックがテーマなんだから、この映画を観に来る人は、音楽聴きたいんだと思う。

僕は、生まれて初めてお小遣いで買ったクラッシックのレコードが、冨田勲さんのシンセサイザーのホルスト「惑星」で、その後も、YMO、ダフト・パンクと来て、Perfumeだってお気に入りだ。三つ子の魂百までとは、このことだと思っている。

だから、もっと聴かせて欲しかった、エレクトロ夜明けの音楽を!
Smphngxsoik
Smphngxsoik
森達也「FAKE」'16を思わせる ほぼ部屋から出ない構成

ヒッキー女子の作曲道場には次から次へと来客がある

孤独ではなくむしろ社交的で狭い部屋でパーティーまで開催します

芸術家の苦悩とおじさんと煙の映画

「若くて美人」は大いに活用するのが正解だと思う 能力同じなら+αの素質であり男女を問わずギフトなので

「ロックコンサートの会場は汚くて臭い」笑

音の良い劇場で○
Pongamotrtji
Pongamotrtji
155本目。
時代から考えれば、女性が苦労したのはわかるんだけど、それを差し引いても男女仕事をする上で通る道だと思う。
時代の一遍を描いた作品かと思うけど、ちょっと平凡。