英国王給仕人に乾杯! Plot

「スイート・スイート・ビレッジ」「厳重に監視された列車」などで知られるチェコの巨匠イジー・メンツェル監督による長編第15作。ヨーロッパの小国チェコが辿った激動の20世紀現代史が小さな給仕人ヤンの人生を通して、軽やかなタッチで描かれる。原作はチェコの国民的作家で、「厳重に監視された列車」の原作者でもあるボフミル・フラバル。2人1役の主人公ヤンにはイバン・バルネフとオルジフ・カイゼル。ゲストとして「メフィスト」「太陽の雫」のイシュトバン・サボー監督も出演。

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英国王給仕人に乾杯! Comments (5)

Kuocyaatntg
Kuocyaatntg
ん~~独特の映画です。
支離滅裂でよくわからないのが正直な感想。
美術として見ると面白いのですが、内容がよく伝わらなく意味がわからない事が多々ありました。

ブラックコメディといった感じです。

そして、非常に長く感じました。
銀座の映画館へ16時半の回に行きましたが、(土日)大変混んでます。
満席です。
夜の回など空いている時間をおすすめします。
最前列で、地獄でした。
Snhxmpsogki
Snhxmpsogki
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人生はどんでん返し。

結構重いテーマーを含みつつも、軽快に、コミカルにかわいらしく描いている。
観た後、なんとなくすがすがしい気分になる。
Ceohantthcs
Ceohantthcs
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名画座にて。

公開時にかなり観たくて、とても楽しみにしていた作品だった。
これは名画座にくるだろうとタカをくくっていたら(ヤンっぽい?)
やっぱりきた。しめしめ…。こういう計算高さは人間の常?^^;

うーん、ただしかし。
想像とはまったく違う内容の作品だったので、少しビックリした。
確かに…チェコ人が英国王の給仕をするはずなどないのだが、
でも題名に書いてあったら、そう勘違いしてしまうではないか?
…あ、そうか。
こういう勘違いや思い上がりを、シニカルに描いているってことは
題名からすでに騙しに入っていたってことか。だとしたら確信犯。

私はチャプリンの作品は大好きだが、これはちょっと違うと思った。
言いたいことは分かるし、中盤からはチェコの激動史と重なるので
笑ってもいられなくなる。よく描かれているし、H度もかなり高め^^;
軽やかな語り口は、確かに流暢な旋律を描いて魅せる。

うーん。。ただこれは私の好みの問題なのだが^^;
私は多分、この主人公ヤンが好きではなかった(主に青年期の)
小銭をばら撒いてそれを観察する仕草とか、いちいち小賢しくて
巧いとか、軽やかというよりも、いまいましくて仕方なかった。
まぁハッキリ言ってしまえば、あの顔の表情が嫌いなのだった^^;
(すいません、I・バルネフさん)
もちろんナチスに肩入れする気など毛頭ないし、
彼の奥さんのそこまで!?という価値観にも苦笑いしてしまったが。

いちばん共感できたのは、M・フバのスクシーヴァネク給仕長で、
最後まで彼は誇り高くチェコ人魂を貫き通して、そこを追われる。
給仕の腕は人一倍だが、生き方はそれほど巧くはなかった。
ちなみに彼は、小銭をばら撒いて人間観察などしていない。
女に色目も使わないし、ヤンをチビと罵り後頭部を叩いたりしない。
唯一「英国王に給仕したことがある」とヤンに自慢をするのだが…^^;

激動の時代を生き抜く、というのはどういうことかを教えると共に、
人間の強かさ、脆さ、誇り高さ、そして優柔不断(とくに男性のね)
を巧くテーブルにのせた感じだ。給仕は巧いが、味はそれぞれ。
しかし、とても満腹にはなった^^;

(老年期のヤンはけっこう好きだ。相変らず色目を使ってはいたが)
Oenhtelrain
Oenhtelrain
人生はどんでん返しと言いつつ、伏線張りまくり、魅せる技法を尽くし、軽妙でおもしろい。笑わせつつもフラバル的残酷さが際立つ。意外と豪華なつくり。CGを嬉々として使っているという感じ(チェコ男ってこういう「おもちゃ」が大好きなんだろうな)。
この手の映画でドイツ人は徹底して馬鹿っぽく描かれるけど、それでよいのか?(ユリア・イェンチも他の女優たちに比べると、ブスだなあ…と思えて仕方ない。)
主役(の一人)のイヴァン・バルネフはブルガリア人。台詞が少ない。年齢不詳系。ジェームズ・ マカヴォイっぽく、でもずっと嫌みなく役者としても格上。(実際、このヤン・ジーチェという恩知らずで<チェコ人の風上にも置けない>主役をマカヴォイとかが演じたら、まともに嫌な奴になってしまったことだろう。)
語学堪能でしかも「ドイツ語わかりません」を装う気骨の給仕長をもう少し描いて欲しかった。渋い素敵なおじさまです。
映画が大ヒットのおかげか、「池澤直樹個人編集・世界文学全集」にて邦訳決定!!!
Oioerkffdetnl
Oioerkffdetnl
なるほど素直に笑わせてはくれない。
夕刊の広告でタイトルを知り、HPでトレーラーを見て、メンツェル監督デビュー作『厳重に監視された列車』を上映中の映画館に出かけ、ネット通販で20年間封印されたという『つながれたヒバリ』のVHSを手に入れ、鑑賞に至った。原作者フラバルの唯一翻訳された長編「あまりにも騒がしい孤独」も購入した。
映画『英国王 給仕人に乾杯!』は常に牢獄のなかにいる人間を描いている。
それは、国家であり、人種であり、民族であり、性であり、物理的に隔絶された空間であり、カネや暴力が支配する社会であり、言葉であり、ついには自己という皮膜による牢獄である。
だれも脱け出ることはできない。
突然の発熱で初日には見られなかったが、12月23日、天皇誕生日、祝日の4時半の回は、チェコ人でいっぱい(ウソ)で満員御礼だった(ホント)。
まだ見ぬ方は、急ぎ映画館へ!
映画館もまた、牢獄かも知れないが。