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片腕ドラゴン Comments (5)
こんなトンデモ映画があったとは....
とにかく文章で事細かに書くより、観た方がその凄さに驚くと思う。
音楽はファンキーでgood❗️(映画のデキに比べ…)
片腕の男がハンディキャップを乗り越え仇を打つ…みたいな志の高い映画ではなく、ただバイオレンスとスプラッタの絨毯爆撃❗️(しかも安っぽい。)
金をかけたCGよりも妙なカット割、やる気の無い演技、安い特殊効果でも、これだけ記憶に残る映画もなかなか無い。
特に主人公が片腕を失うシーン。
昔正月に観た「かくし芸大会」の中国語劇を思い出す。
とにかく笑えるカンフー映画。全編徹底されたシュールさが凄い。ティエンロンの仰向けからの立ち方や、逆立ち対決、ムエタイ兄弟の勝負前の踊りなど、挙げたらキリがないほどツッコミどころが満載で笑えた。少年漫画をそのまま映像化したような感じ。全編の殆どがバトルシーンなのも印象的だった。音楽も凄く良かった。
観終わった後Blu-rayに収録されていた予告編を見たら必要以上にネタバレしすぎ笑 重要なバトルシーンのオチや、宿敵の死に方までもが惜しみなく流されていて軽い総集編だった笑 本編から予告編までどこまでもシュールに徹していて最高だった。
・始まってすぐに町の反社会的な集団に絡まれる市民をユーチェンルンらが助けようと格闘が始まり、そこからほぼずっと格闘で驚いた。
・警察がいない世界なんだろうなと思うほど、人が死にまくって驚いた。
・道場で弟子として稽古している人たちがレンガを作ったり染色をして収入を得ていることが生活感があって面白かった。
・時代と予算の中での創意工夫の跡が凄かった。窓の外の風景が書割で、突き破った壁は薄そうだったり、片腕を失ったユーチェンルンの失った側の腕のある感じ、気功か何かの力で身体を増幅させる術だったり特撮感が凄かった。
・人間はあんなに簡単に死ぬだろうかと思うほど格闘でばっさばっさ死んでいって驚いた。
・敵対組織の集めた格闘家の数が多いのと皆特徴的なのがとても良かった。どうやって倒すんだろうと思っていたら片腕を切られて、30年ものの薬草と手を焼くという方法で残った腕と全身を強化して全員を倒していくというのが斬新だった。ラストは仮面ライダーみたいだったのと、カンフー映画らしい終わりだった。
手鉤を武器として戦う悪徳拳法。しかし、まともな中国拳法に適わないとさとり、外国から暗殺者クラスの要人を雇うことになったのだ。その敵武闘家キャラ、沖縄空手の達人・二谷とその弟子、柔道の高橋、テコンドーのキム、ムエタイの二人、チベットからはラマ僧、インドからヨガの達人を呼んだのだ(ヨガって何だよ!)。再度殴り込みのとき、二谷に右腕を切り落とされてしまったティエンロン。からくも脱出し、医師の親子に助けられるのだった・・・
もう片腕となった主人公ティエンロンの動きが毎回笑えるほど面白い。倒れても、床がトランポリンになってるかのように直立で立ち上がる姿。さすがに最終決闘は地獄谷なので変な動きはないのだが、指一本で逆立ちしてピョンピョン歩く光景は驚きだ!
修行中のエピソードも笑えるのですが、中でも残った腕の全神経を切断し、一か月間秘薬である酒に腕を浸せば新たな神経が生えてきて、鋼鉄の拳になるのだとか・・・。指一本の逆立ちもこのおかげだったんだな。まぁ、腕を切られたときは痛さを感じたけど、わずか半年の修行で超人となってしまったのね。アイデアの勝利!(笑)
とにかく、敵のキャラがすごい!
沖縄空手の二谷太郎さん
二谷太郎の弟子 坂田さん長谷川さん
柔道の高橋さん
テコンドーなのに蹴らないキムさん
逆立ちヨガの先生
体の固そうなムエタイ兄弟
怒ると膨らむラマ僧
など、色々と観ていて楽しい!