ホーリー・マウンテン Plot

「聖なる山」をめざす9人の男女の姿を描く。製作はアレン・クライン、監督・脚本・音楽・出演は「エル・トポ」のアレハンドロ・ホドロフスキー、撮影はラファエル・コルキディが担当。出演はほかにホラシオ・サリナスなど。

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ホーリー・マウンテン Comments (12)

Trlieesltn
Trlieesltn
「エログロナンセンスな幻覚映画!筋とかじゃないんです〜感じるんです〜」
っていうのも容易いが、ピースごとでの諧謔とテーマ性を勘ぐるのも面白いのでなかろうか?
でもやっぱりギャグ映画として楽しめるのが素晴らしいよね〜
この映画を見て、くだらない小言いうやつはもったいないよ!
どうでもいいけど、ウンコから金を作るシーンがあった。ホドロフスキー先生はウンコに貴金属が含まれているという最近のニュースを予見してたのか!?
Kionhmgsxsp
Kionhmgsxsp
ホドロフスキー監督1973年作品。

当時メキシコ映画空前の制作費をかけたという。その内容は…!!!

ストーリーは一応あるにはあるが監督の溢れ出るイメージをそのまま具現化した感じ。とにかくショッキングのつるべ落とし!生と性、俗と聖が混合一体となって襲いかかってくる。悪趣味と一言では片付けられない力がある。

ほんのちょっとのシーンにも意味不明な程に凝りまくったりして金かけてるなーというのがわかる。そしてそれはほぼ無駄使い。金使ったダダと言えるかもしれない。

ラストは議論を呼んだようだが自分は嫌いではなかった。
気になる人は体験すべき映画です。
Posimnskgxh
Posimnskgxh
伝説のカルト映画というキャッチコピーに好奇心をくすぐられ、軽い気持ちで足を運んだ2010年の「エル・トポ」のリバイバル上映。上映が始まってみると、その軽い気持ちはすぐに捻り潰され、凄まじいほどの衝撃を受けた。その衝撃も去らぬまま、翌週は「ホーリー・マウンテン」のリバイバル上映だという。これはもう何が何でも観に行くしかないと思い、抑えきれぬ期待感の中、劇場へ向かった。「エル・トポ」に受けた衝撃から「ホーリー・マウンテン」に対する期待は頂点に達していた。しかし、その期待を遥かに超える衝撃が待っていた。

とてつもない作品。怪物級の大傑作。終始独創的で芸術的だし、今まで観たことがない程にシュールで異端な作品。善くもこんな奇抜な表現が思い付くなと、ホドロフスキー監督の異次元の想像力に心底驚き感動した。映像も音楽も全てが独創的で驚きに満ちていて、全てが見事な調和を魅せている。芸術的で宗教的な世界観が信じられない程の神がかったレベルで表現されている。そういった演出もさることながら、悟りの境地、無我の境地というような達観した内容も興味深く、ホドロフスキー監督の崇高な思想に魅せられる。「エル・トポ 」をも超える至高の芸術と崇高な思想。最後は観ている自分すらも悟りの境地に近づけた気がした。しかしそんな理想も束の間。最後の最後でしっかりと現実に引き戻される。このオチの衝撃は今でも忘れられない。これまでに観た全ての映画の中でもダントツで1番衝撃を受けたオチ。

当時映画制作の仕事を目指していた自分は、この作品を観てホドロフスキー監督の才能に打ちのめされ、自分の未熟さを思い知り、絶望感さえ味わった。

「エル・トポ」、「ホーリー・マウンテン」と通過してアレハンドロ・ホドロフスキーという人間にどハマりしその天才的な芸術性と思想を追いかけた。今でも最も尊敬している映画監督のひとり。
Eoreftingno
Eoreftingno
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不死を求める錬金術師と彼の元に集った9人の男女が、聖なる山を目指すというサイケデリック・ムービー。

監督/脚本/音楽は『エル・トポ』のアレハンドロ・ホドロフスキー。
また、皆を導く役目を果たす錬金術師の役を自ら演じている。

ホドロフスキー映画、初体験!!❤️
本作を観て、何故未だにホドロフスキーがカルト的な人気を誇っているのか、なんとなく分かった。
こんなに狂っている映画、初めて観たよっ💦

1973年といえばベトナム戦争の真っ只中であり、それに反発するかの様にヒッピー・ムーブメントが隆盛を極めていた。
本作もそうしたムーブの影響をビンビンに受けた一作。むしろ、ホドロフスキーがこうしたブームを盛り上げていた、という側面もあるのだと思う。

とはいえ、本作はヒッピーを全肯定!という感じの作品ではなく、彼らの行為を退廃的であると諭している感じが見受けられる。
本作の前半の舞台である退廃した街。ここではベトナム戦争に代表される、愛国精神を隠れ蓑に行われる暴力行為への批判が描かれているが、同時にフリー・セックスなどのヒッピー文化を茶化している。この姿勢は後半に彼らがたどり着くパンテオン・バーという酒場でより顕著に描かれる。

さらにこの映画で目に付くのはキリスト教への猜疑心。主人公である盗賊は明らかにキリストをモチーフにした人物。
彼がソドムとゴモラをモデルにしていると思われる、退廃した街にたどり着くところから映画はスタートする。
キリストですら欲に打ち勝つことは出来ない。であれば、人間は言わずもがなである。
貧しい人たちのためにその身をパンに変えても、人々はそれを奪い合う。
従来のキリスト教の教義では、世界から争いは無くならず、人々が救われることはない、ということをかなり直接的な表現で描いている。

救いは教義に従うのではなく、禅やヨガによる瞑想により、内なるものを制することでもたらされるという描写は、如何にも60〜70年代的な東洋思想の流行。しかし、その普遍性は現代にも通じるものがある、と思う。

クライマックスの展開は強烈。
これ、映画だから!現実じゃないから!あんたらもこのホーリー・マウンテンを降りて現実を生きろ!
…なんか『たけしの挑戦状』のあの迷言を思い出しました。

強烈なビジュアルが脳味噌にこびりつく。グロテスクでバイオレンスでエロチック。どんだけモザイク出てくるんだよ!
ラブ・マシーンとか何食ったら思いつくんだあんなもん
💦
このビジュアルこそが本作の最大の魅力。一度観たら忘れられない映像は、観るものを魅惑の境地へと誘うことでしょう。

その反面、物語は退屈🥱
というか、あって無い様なもの。1時間くらいで限界を迎えて、とりあえず仮眠をとりました😪💤
はっきり言ってつまらないです、コレ。
ホーリー・マウンテンに登り始めるの、最後の30分くらいだから、もうお話のバランスは無茶苦茶。もちろん、それが味というか長所ではあるんだけど。

カルト的人気があるのは分かるが、自分にはついていけなかった…😅
クライマックスでの第四の壁が崩壊する展開は傑作だと思うので、そこまで頑張ればそこそこ満足感があるが、それまでの道程は長い。まさにホーリー・マウンテンを登るが如く。

好きな人が楽しめればよいが、その間口は狭い。人にオススメするとヤバいやつだと思われることは必定です。
Leepsmasoe
Leepsmasoe
絵の力、イメージの力で映画を成立させるあたり、アート極まりない。しかも感じ良いんだよな、ホドロフスキー。