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学校の怪談2 Comments (5)
基本コンセプトは前作と同じだが、野村宏伸を寺荒らしの泥棒という設定にしているところで、コミカル路線を突っ走っていた。他にもきたろうの人面犬というのも笑える。怖さなんてのはこの際どうでもよくなっていて、ゾクゾクとしたのは岸田今日子が現れた時だけだった。それも轆轤首に仕立てたことで恐怖は半減。そもそも、ホラーというより少年たちの冒険ファンタジー&ジュブナイルといったところか。
校舎に通じる抜け穴などで、少年たちと泥棒が校舎に閉じ込められた状況というのは定型化しているのかもしれないが、今回は地元の少年ナオヤの死んだ祖父母が少年少女の姿となって手助けしてくれるところがミソ。おばあちゃんを一人ぼっちにさせたことを悔いているナオヤが謝るところなんて感動してしまいそうになった(笑)。
音楽が前作より数段素晴らしい出来栄えだったが、恐怖を感じさせる雰囲気はなく、ハリウッドの冒険モノといった印象がある。音楽だけでももう一度聞いてみたくなるほどだ。
子役たちの演技は特筆すべきものはないが、前田亜季が可愛い!てことくらい・・・
田舎の学校に遊びに行った子供達の話。
前作よりも出てくるお化けの数は減ったし、クモ男のようなボスのようなのもいないです。
ろくろ首は良い存在感でした。
懐かしの人気シリーズ第2弾。
田舎のお寺に合宿中の東京の塾の子供たち。
近くの古い学校には、怖い怖い話が。
そして、曰く付きの4月4日4時44分がやって来て…。
学校に閉じ込められた子供たちという設定以外、子供たちも話も舞台も全て一新。全く別の“学校の怪談”。
一応は前作と同じSFXを駆使した怪談ファンタジー×ジュブナイル・ムービーを踏襲しているが、前作よりちょっと怖さ増し。
田舎の古学校。
ずっと伝えられている曰く付きの日にちと時間。
廊下をカタカタ動くからくり人形。
学校から脱出しようにも、外は人魂漂う墓地…。
ウジ虫落としながら進む兵隊の亡霊は、あれは普通に怖いと思う。
ユーモラスなお化けキャラは極力抑え、今回は雰囲気で怖楽しませる。
そして何と言っても本作のMVPは、岸田今日子だろう。
30年前の4月4日4時44分に謎の死を遂げた校長先生。
にしても、お化け役、ハマり過ぎ。
子供向け怪談ファンタジーでも、抜群の怪演と存在感。
昔劇場で観た時、岸田今日子が登場しただけで、女の子のグループが「キャ~ッ!」って悲鳴上げてたっけ。(←これ、マジです)
岸田さん、スゲェッス。
「返して、私の時計…」の台詞と共に、当時の子供たちに強烈インパクトを与えた。
この年は市川崑の金田一復帰作『八つ墓村』でも小竹様・小梅様を一人二役で演じ、個人的にも岸田今日子という人を知った。
それから後に、名女優である事をもっと知る事になるのである。
今回、夏休みじゃないのがちと残念。
でもちゃんと、子供たちの冒険・友情・不思議な出会いの物語である。
最近奇遇にもこういう類いの作品を続けて見ているが、やっぱりいいなぁ。
採点は同じだが、ちょっぴり怖くなって、より面白くなって、前作よりも好き。
アナタの学校にもありませんか…?
曰く付きの日と時間。
アナタの知らない世界が…。
いろんな意味でノスタルジックな作品
超懐かしい!校長先生顔怖い!
いやそれだけ観たかっただけなんで他に語ることはないんですけどね笑。
校長先生の首が伸びた時の弱そうなスーパーマンのテーマみたいな音楽と廊下を曲がる時の腰のひねりのキレの良さが面白かった笑。
そして一言。
西田尚美わっっっっっか!!