二人ノ世界

7.5/10
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二人ノ世界 Plot

「私立探偵
濱マイク」シリーズで知られる林海象のプロデュースの下、20代の大学生たちが中心となり、第10回日本シナリオ大賞で佳作を受賞した脚本を映画化した人間ドラマ。京都・西陣を舞台に、事故で身体の自由を失った男と、そんな男の前に現れた目の不自由な女の2人きりの奇妙な介護生活を通して、真実の愛とは何かを描く。主演は「私立探偵
濱マイク」などで林海象と縁の深い永瀬正敏と、女優の土居志央梨が務めた。バイク事故による頸椎損傷のために36歳で首から下の自由を失った俊作のもとに、目の不自由な女性・華恵がヘルパーとしてやってくる。心を閉ざし悪態をつく俊作に、いら立ちを募らせる華恵だったが、目の見えない彼女もまた、人には言えない大きな喪失感を抱えていた。

二人ノ世界 Actors

二人ノ世界 Photo

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二人ノ世界 Comments (9)

wbwkrkg
wbwkrkg
洗練された美しい映画。
ずっとその映像美を観ていたいと思った。
それは総てに無駄がないから。
脚本・アングル・音・照明・環境・美術そして人。
それらを駆使した映像美をずっと観ていたいと思った。
現実逃避したい現実がそこにあった。
許した二人ノ美しさが最後にあって観られて良かった。
反芻しているうち…編集が一番凄いのかもしれない…。
その先その先を観たくなる編集。
そして観せ過ぎない編集。

キャストとスタッフがどちらもいい仕事をしているんだな。
uhjrfbi
uhjrfbi
学生が製作したとは思えない、隙の無い骨太な作品でした。主演2人の熱演もよかったけど、脚本が面白かった。道徳の教科書でもなく、お涙頂戴ものでもなく、彼らにしかわからないかもしれないような、まさしく「二人ノ世界」に説得力があった。永瀬正敏は京都造形作品出がち。
bgcpiy
bgcpiy
障害者を題材にした社会派な映画かと思ったが、そんなテーマを超越するほど綺麗な物語。愛とか孤独とか家族とか死とか、そういった普遍的なものを全部昇華してくれる。こういった作品がきっかけで邦画を好きになる人も多いのでは。
igwpoqb
igwpoqb
まさに二人だけの世界で終わるラストの美しさ涙が止まらなくなった
扱っているテーマこそ重いものの、終始スクリーンを覆っている不思議な浮遊感?が心地良い。

こうだから邦画は素晴らしい、と改めて思わせてくれる繊細さに感動です!
そしてW主演の二人が本当に素晴らしい。
これは触れ合うことが簡単じゃ無くなった今こそ必見です
owiixsp
owiixsp
全国で上映館は4館。
初めてのシアターにちょっと遠征しました。
京都芸術大学の学生さんが作った作品ですが、さすが日本シナリオ賞を取っただけのことはあり、監督と永瀬正敏の熱意が成功したいい日本映画でした。
首から下は麻痺している設定だが、永瀬正敏の体がしっかりしている点を除けば、痙性(全身痙攣)の場面も重要なハンディとしてうまく描かれており、良かったと思います。
ダブル主演の土居沙央里がなんと言っても印象深かった。すごいシーンも多々あり、きれいな涙に胸が熱くなりました。溢れる涙をすすってしまいたくなるほどの演技と描写には脱帽。プロポーションの良い後ろ姿を照明を効かせて撮った最後のシーンが眼に焼き付いています。添い寝するだけで、キスしないところが良かったです。究極の愛を訴えるものがありました。本当はこの設定の二人がもっとも感じあえるのは舌だけなんですけどね。
ウイスキーの空瓶と吸い殻の山の部屋の冒頭のシーンでは盲目とは思えなかったが、そんな設定にも興味を強くそそられ、薄幸の女性に異性ながらも充分感情移入できて、良かったです。
新しい母親はママで、産みの母親はお母ちゃんですか。まだ、よくわからないであろう男の子のセリフにも感心しました。
崖っぷちの二人の気持ちが徐々に近づいてゆくさまがとても良かった。
「現実って何?」っていう彼女のセリフが刺さりました。「当たり前の人生がなにさ、あんたにゃわかるまい」と言わんばかりに迫って来ました。
京都の町を背景に日本画家の家をめぐる設定にも日本映画の粋を感じられましたが、永瀬正敏が無理に京都弁を使わないのも良かったと思います。
キャストも非常に良かったと思いました。父親役がとくに良かった。親友役も良かった。従姉役も憎まれ役としてグッド。いずれも味がありました。勝谷誠彦がちょっとインチキくさい医者役で出ていましたが、撮影後、公開待たずして亡くなったので、そこは残念。
車イスや脊髄損傷の映画は多々あれど、特別な極上の映画だと思います。
上映館増えて欲しいです。