真昼の死闘
プロット
アメリカ・メキシコ合作
Feb,06 1971 In Theaters
荒野の七人 真昼の決闘
プロット
アメリカ
Oct,10 1972 In Theaters
白昼の決闘(1948)
プロット
アメリカ
Sep,21 1951 In Theaters
決闘の河
プロット
日本
Nov,22 1950 In Theaters
アパルーサの決闘
プロット
アメリカ
Jan,01 1900 In Theaters
白昼の対決
プロット
アメリカ
Nov,12 1955 In Theaters
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真昼の決闘 Comments (13)
でもやっぱり、ゲーリー・クーパーは絵になるなぁ。厩舎の2階から外をうかがう表情、そこに影が差している時の色にドキッとしましたですね。
しっかし、トーマス・ミッチェル!! あなたが出てるだけで、人情を期待してたんすけど、まっさかその判断とは! いやはや驚かされましたよ。
普通の西部劇とは違う。単純な勧善懲悪ではなく、主人公が徹底して拒まれるところと、みんなが主人公を非難する理由がわりと筋が通ったものであるところに、ある種のリアルさがあった。弱肉強食というか、無法地帯というところがどんな風なのか、そこでのルールはどんなものかをよく表していると思う。
Amazonプライム・ビデオで2回目の鑑賞。
公開当時本作が斬新だったのは、これまでの西部劇では完全無欠で無敵なヒーローとして描かれていた保安官が、暴力に恐怖しながらも勇気を振り絞って悪党に立ち向かうと云う、非常に人間臭い描写になっている点でした。
そんな保安官をゲイリー・クーパーが熱演。リアルタイム劇のハラハラもさることながら、逃れられない“その時”が来るのを待つしかない男の苦悩が、胸に迫って来ました。
きっと街のみんなが助けてくれる―。そうタカを括っていた節がありましたが、それが裏切られたときのショックは如何ばかりか…。みんな暴力は怖い。しかも相手は札付きのワル。人を殺すことを屁とも思っちゃいない…。そんな相手と知っていて、しかも相手の目的が自分たちを捕らえた保安官へのお礼参りとあっちゃあ、「自分でカタつけろよ」と言いたくなるのも理解出来ました。私が住民の立場だったら…と考えると保安官に協力出来るかどうか…。保安官という職に就いているがために、否が応にも悪党と対峙しなければならない…。結婚したばかりの妻(グレース・ケリー…お美しい!)にも愛想を尽かされそうになるし、逃げてしまえば楽になれるところをグッとこらえて、戦いへと挑む姿に心を打たれました。
孤立無援の中、たったひとりで悪党たちと銃撃戦を繰り広げるクライマックスに手に汗握りました。死闘を制し、保安官バッジを投げ捨て、愛妻と共に旅立った姿が印象的でした…。