Search フランツの自由 result, Total 382967 (take 0.001275 seconds).

3 years ago
人はきれいごとに弱い。正論に弱いと言ってもいい。だから人を従わせようとする者は、常にきれいごとや正論を口にする。極東の小国に居座る暗愚の宰相がその典型だ。アメリカの言いなりになって武器を買わされることを平和のためと強弁する。そして積極的平和主義などと意味不明のスローガンを口にする。そんな意味不明の言葉でも、普段から自分で物を考える癖がない人は、平和のためと聞...
2 years ago
1919年ドイツ フランスとの戦いで 婚約者フランツを亡くしたアンナの元に フランツの友人 アドリアンが現れる . 何故会いに来たのか… 『彼を知れば知るほど好きになる』 『君に許しを請いに…解放されたくて…』 アドリアンに惹かれはじめるアンナ . 養父母の優しさ 気遣うアンナ アドリアンの罪な純粋さ 読めなかった展開 そして 美しい映像・美しい音楽・美しい...
2 years ago
1919年のドイツ、婚約者フランツを戦争で失ったアンナは毎日、お墓参りをしていた、ある日、見知らぬ男が墓の前で泣いているのを目撃する。 話を聞くと、パリでの友人でアドリアンといい、墓参りに来たという。 フランツの両親とアンナは生前の様子が聞けて喜ぶ。 アンナは次第にアドリアンにひかれていくが、アドリアンには隠していることがあった。 善人が戦争でたどる道のよう...
3 years ago
本当にどんな役にも入り込んで、その役として スクリーンに生きている。彼の存在感がこの映画を生きたものにしている。 フランツの夢のシーン、自殺するコミュニスト、ナチスの旗がオットーの片足が短くなったズボンに替えられている所、重苦しさと幻想が入り混じり、タバコのような苦さを感じた。
3 years ago
ずっと広角レンズなのだろうか、3D効果もあるように感じて目も疲れてくるのですが、中盤以降は慣れてくる。広大な自然の描写は心地よいのですが、家の中までこれだから目が人を追い続けると3時間弱の長尺はかなりつらい。 まずは退役軍人のための募金を頑固に断るフランツ。ここから村人たちの冷たい視線、やがて村八分のような扱いになる家族。だけど幼い3人の娘はいじけることな...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ーナチスの忍びよる影が色濃くなってきた、1930年代のウィーンが舞台ー ■印象的なシーン ・”坊や”フランツが働くことになった、オットーの芯の通った男振りと、キオスク店内の装飾に惹かれる。 ーえ、タバコ屋なのに、文房具も、”そんなもの”まで、売っているんですか!。 オットーの”タバコ屋は、味わいと悦楽を売る場所だ・・”に...
3 years ago
かつては寡作で知られていたテレンス・マリック監督ですが、ここ最近はかなり制作ペースが上がっています。何か心境の変化があったのでしょうか?マリック監督は最初期の作品から近作まで、比較的作風が一貫していて、それは例えば、信仰と人間の業、自然に包摂される人為といった二項対立を、人工光に頼らず描き出す、といった形で示されます。主題は時に内省的な傾向を強めるため、時に...
2 years ago
フランソワ・オゾン監督が初めてモノクロに挑戦し、1919年のドイツを舞台に、アンナ(パウラ・ベーア)の戦死した婚約者の友人アドリアン(ピエール・ニネ)との交流をミステリアスに描いた人間ドラマ。時々カラー映像に変わるという手法で、カラーになった時はアンナの精神状態を投影しているかのように感じるが、ハッキリとはわからない。 ヒロインであるアンナが婚約者フランツ...
3 years ago
これは凄い作品だった。『ツリー・オブ・ライフ』以降、ハイブローな作品を撮り続けてきたテレンス・マリックが魂をダイレクトに揺さぶる大傑作を作った。 オーストリアの山と谷に囲まれた美しい村、そこに在る自然を信じられない程の奥行きをもってとらえた映像に圧倒される。まるで楽園だ。そこで暮らす主人公フランツとその家族たちの幸せの情景が強い説得力を持った。 幸せの絶...
3 years ago
男の信念:罪のない人を殺める事は出来ない・・。 愛する男の信念を貫く姿を、懸命に心の葛藤を抑え、村人達からの誹謗中傷に耐え、支え続ける妻の姿。 男を心配する母親。陰ながら支える僅かな人々。 舞台は、第二次世界大戦中のオーストリア山岳地帯の小さな村。人々は斜面の草を刈り、干し草にして家畜を育て野菜を収穫する日々。 が、村の男達に、大戦拡大に伴う招集令状が届...
3 years ago
第2次世界大戦時のオーストリアで、徴兵とナチスヒトラーへの忠誠を拒み続け自分の信念を貫き通した実在の農夫とその家族に巻き起こる出来事を映画化したヒューマンドラマ。 台詞が少なく、説明も少ないが、映像描写でだいたい何となく分かるが、淡々と上手くいかないことが続くので、中弛みがある。 オーストリアの山と谷の自然に囲まれた美しい景色の村で、農夫フランツとその妻と3...
3 years ago
庶民は財産もなく不自由な生活で、王侯貴族は派手で自由な印象だが、自由については、有象無象は法律がなければ無制限であり、稀少な存在程、制限され不自由になる。自由度の高い者の発言は軽く、不自由な立場の者の発言は重い。この為に稀少な王侯貴族、俗世なら社長や首相の命令は相当な重さを持つ。神に至れば絶対だが、一部は道徳や常識になっている。
3 years ago
最後のほうで家族みんなでドライブに出かける。その車のデザインの先進的なこと。まるで21世紀の水素自動車やハイブリッド車を思わせるデザインではないか! 多くの人々が自由を待ち望んだのだろう。決して少なくなくはない数の人が共産党政権下で思想や身体の自由を奪われていたことだろう。 しかし、西側が自由だったのかと言えば、そうとは言えない。 市場原理によって、登場人...
3 years ago
最後の自由の女神が一番やりたかったのかなって
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む アドリアンには 嘘をついたままでいて 欲しかったですね。 アンナは 本当に 許せたのか? ドイツもフランスも 戦争で家族を亡くしているのは 一緒なのだ... フランツのお父さんが 酒場?でのシーン 「子供を戦争に行かせて 敵国の兵士を殺させて 父親は祝杯をあげる」みたいなぁ〜 何とも言えないセリフでした。 今回...
2 years ago
自由を得るためには戦いが必要なのだ。そう思い知らされる。作品の中の宗教の存在は既成概念と解釈することができる。今も昔も古いものと戦わないと、我々に自由は無いのだ!
3 years ago
がテーマだったんですね。良心的兵役拒否は刑事事件取り調べに対する黙秘権より、更に更に更に細い個人主義。「良心的兵役拒否権を宣言します!」なんて言っても、屁の突っ張りにもなりませんし、実際ならなかった。 名もなきレジスタンス達のおかげで世界は、それほど悪くなっていないかも知れない。い?ですか? なんかなぁ。 やっぱり、屁の突っ張りにもなってへんのじゃない...
3 years ago
尺が237分、「愛のむきだし」と同じだ。 内容さえ良ければ(支持が得られれば)、この長さでも受け入れられるんですね。 国王ルートヴィヒの人生、本作で照射されているのは、社会的動物としての人間と自由についてなのではないか、と私は思いました。 自由とは何か、自由であることの代償は何か、そして、人は、観客であるあなたは、自由を希求しているか。 そんなことを考えなが...
2 years ago
今とは比較にならないけど、弱者を救う手立てがあってよかった。 離縁の理由も千差万別。不自由さと理不尽さで駆け込むものもいれば、生き方の自由さを求める人もいたんだと。
3 years ago
ソウルフラワーユニオン の名曲「地下鉄道の少年」のモチーフになった、奴隷逃亡を手助けする組織”地下鉄道”で奴隷解放のために闘ったハリエットタブマンの物語。奴隷たちが尊厳を保つために、そして、逃亡のための暗喩にいかにゴスペルが使われたかも描かれている。 この映画に登場する「自由か死か」の言葉。それは尊厳を、自由を奪われた人生は死んでいるのも同じということだよ...