戦場記者

10.0/10
Total 10 reviews
Runtime   102分
Language   日本語
Area   日本
Actor   須賀川拓  
In Theaters   Dec,16 2022
You want to watch this movie?
 Want    Don't

50% want,Total 114

Review  |  Share 

戦場記者 Plot

テレビ特派員として世界の紛争地を駆け巡ってきた日本人記者・須賀川拓が、“戦場の今”を映し出したドキュメンタリー。TBSテレビの中東支局長として、中東・ヨーロッパ・アフリカ・アジアなど世界各地のニュースを日本の報道番組に届けてきた須賀川拓。その一方で、時間の制限ゆえに事実のみを伝えることが多いテレビ報道の枠を超え、YouTubeやSNSを駆使してニュースの裏にある真実を発信し続けている。2022年3月開催の「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映された「戦争の狂気
中東特派員が見たガザ紛争の現実」をベースに、さらなる取材を重ね、パレスチナ、アフガニスタン、ウクライナなど様々な地域の戦場の実態をレポート。それを世界に伝えるべく奮闘する須賀川自身の物語も盛り込みながら、ドラマチックに描き出す。

戦場記者 Trailer Play Online

戦場記者 Actors

戦場記者 Related

52ヘルツのクジラたちPlay Online
52ヘルツのクジラたち
プロット  日本
Mar,01 In Theaters
ゴッドランド GODLANDPlay Online
ゴッドランド GODLAND
プロット  デンマーク・アイスランド・フランス・スウェーデン合作
Mar,30 In Theaters
リンダはチキンがたべたい!Play Online
リンダはチキンがたべたい!
プロット  フランス
Apr,12 In Theaters
クイーン・オブ・ダイヤモンドPlay Online
クイーン・オブ・ダイヤモンド
プロット  アメリカ
May,10 In Theaters
瞼の転校生Play Online
瞼の転校生
プロット  日本
Mar,02 In Theaters
イーちゃんの白い杖 特別編Play Online
イーちゃんの白い杖 特別編
プロット  日本
May,10 In Theaters
不死身ラヴァーズPlay Online
不死身ラヴァーズ
プロット  日本
May,10 In Theaters
劇場版ブルーロック EPISODE 凪Play Online
劇場版ブルーロック EPISODE 凪
プロット  日本
Apr,19 In Theaters
ゴーストバスターズ フローズン・サマーPlay Online
ゴーストバスターズ フローズン・サマー
プロット  アメリカ
Mar,29 In Theaters
キラー・ナマケモノPlay Online
キラー・ナマケモノ
プロット  アメリカ
Apr,26 In Theaters
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシングPlay Online
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
プロット  アメリカ
Mar,01 In Theaters
RED SHOES レッド・シューズPlay Online
RED SHOES レッド・シューズ
プロット  オーストラリア
Mar,15 In Theaters

戦場記者 Comments (1)

Reideveere
Reideveere
102分の上映で感じたこと。それは、フィクションでも、フェイクでもないありのままのドキュメントであること。そして、"戦場"という中でも当たり前に人々の生活が営まれていること。

そんなリアルを、張り裂けそうな想いを須賀川さんが届ける重要性、存在意義。

私も、須賀川さんも家族がいて、守るべき人がいて。それは戦場でも決して例外ではなくて。時に温かみのある家庭、団欒の風景が目の前に映し出される。でも、突然その時が止まる現実。一体、戦争で被害を受けるのは誰なのか、何故彼らが被害を。医者の言葉とは。

凝縮されたニュースでは映し出されない惨劇の一部始終が須賀川さんの嘘偽りのないレポートから見えてきました。直接的には誰かを助けているわけではない。偽善者なのか。仕事、お金のためなのか。それがこうした真相に目を背けるある種の自分の中の言い訳なのかと。

誰だって幸せでありたいし、悲しみを抱えたくない。ニュースでは戦場レポートよりも、エンタメを。映画では戦争よりもコメディを。そのマインドがこの102分間で覆りました。何かを知る威力って凄いです。

須賀川さんの戦場記者としての正直な気持ち、自身の家族への想いや愛にも感銘を受けました。だからこそ、間接的でも自分もゆくゆくは直接的に誰かを助けることのできる人や力、資金を動かすことができるような歯車へとなれるように。その想いに溢れています。

テレビ、メディアへの関心も改めて考え直すようになりました。自分も近頃はYouTubeばかり。テレビのポテンシャルや底力を知った今、凝縮されたニュースを、ドキュメントを観てみたい気持ちになっています。大手メディアだからこそできる何かを。信憑性を。

そんな期待をTBSDOCSを通じて抱けたことに感謝。

人生クライマー、戦場記者。普段の映画体験とは一味も二味も違う確かな味わいがそこにはありました。多様な時代、変貌を遂げる今の情勢に寄り添い、立ち向かう作品たち。ぜひ、来年公開の日の丸も体感したいです。