BOX 袴田事件 命とは

7.0/10
Total 16 reviews
Runtime   117分
Language   日本語
Area   日本
Written   夏井辰徳
In Theaters   May,29 2010
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BOX 袴田事件 命とは Plot

「光の雨」の高橋伴明監督が、実在の「袴田事件」を映画化。昭和41年、放火された工場から一家4人の刺殺された焼死体が発見される。物証も少ないまま、元プロボクサーで工場の従業員・袴田巌が容疑者として逮捕されるが、かたくなに犯行を否認していた。だが拘留期限3日前に一転自白し、巌は起訴される。熊本典道が主任判事として裁判を担当することになるが、巌は第1回公判で起訴事実を全面否認し、以後一貫して無実を主張する。自白の信憑性を疑った典道は、供述調書を調べ始める。

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BOX 袴田事件 命とは Comments (13)

Ulluefhelgp
Ulluefhelgp
本来ならもっと拡大公開されてもおかしくない映画、いや、そうであるべき映画。
こういう隠れた傑作を見れた嬉しさがある一方、実に考えさせられた。

冤罪事件というと「足利事件」が有名だが、こんなにも痛々しい事件があったとは!
いや、冤罪事件は他にも沢山あるだろう。

人が人を裁く難しさ。
もし僕がリアルタイムでこの袴田事件を知っていたら、袴田巌氏を犯人と決め付けていただろう。
が、この映画やネットの情報などで冤罪と叫ばれている為、冤罪なのでは?と考えてしまう。
人が人を裁く事は本当に難しい。
だからこそ、公正な法が必要なのだ。

しかし時として、その法も味方になってくれない。
有罪と決め付ける検察、違法な取り調べを行う警察にはらわたが煮えくる思い。
そのせいで、今も尚獄中に居る袴田巌氏に胸が張り裂ける思い。
法に正義は無いのか?

事件から半世紀近く経ち、多くの人たちによって再審請求の声があるとか。
袴田巌氏の失われた時は決して戻らないが、いつの日か必ず、真実が明らかになって欲しい。
Epehisanhc
Epehisanhc
私は全く知らない事件ですが、なんとなく見たくて見ました。見てびっくり、そして事実がベースで、憤然としました!

現代日本でこんな捜査が行われていたなんて‥今もいろんな事件で冤罪っぽい事件もありますが、こんな酷い事があるなんて。

一人でも多くの人に見てほしいと感じました!

映画を見終わり、今も獄中にいる袴田さんを思いました。
gfqchx
gfqchx
実際にあった話だからこそこそ、モヤモヤしてしまった。

しかし、犯人は誰なんだ!
kmtshvi
kmtshvi
警察 検察 裁判 とは何かを考えさせる作品。
Rhdtsenawo
Rhdtsenawo
実話をベースとした物語。
元裁判官の主人公が冤罪立証するシーンは、実際には弁護団がやった事を集めたものだそうですが、話の流れはほぼ事実だそうです。

「冤罪」と言ってしまえば簡単ですが、それで済む話でもありません。
警察の捜査手法や裁判の様子など、色々と思う所はあります。
が、これを観て思うのは、私がこれを”知らなかった”という事。
事件発生当時に生まれていないので何とも言えませんが、もしその場にいたら、犯人逮捕の報道に喝采を送っていた側かもしれません。

悪者を社会から排除するカタルシス。
実際に「悪いことはいけない」のですが、では、それにどう向き合うか。
物事の本質を直視しようとするのは難しく、労力もかかります。
何かに責任を押しつけて、本質には目を背けて「臭い物に蓋」で満足していないだろうか。
新聞に載っているから、テレビが言っているから、それは正しいのか?

皆が「暗黙の共通の正義」を持つと信じる日本人ですが、本当にそうなのか?
バスに乗る前に、乗ろうとしているバスがどんなものかを確かめる勇気が必要かなと思いました。