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フランティック Comments (7)
スーツケースの間違いが原因とわかり、持ち主(エマニュエル・セニエ)を訪ねるが、麻薬ではないという。
運び賃をもらっていないとのことで、二人で犯人を追いかける。
エマニュエル・セニエが魅力的で、監督のポランスキーと結婚したのも納得。
戦うインテリが良く似合うHarrison Ford。
国際学会の発表をすっぽかし、身体を張って妻の捜索。
色々と伏線を張った割には、原因はスーツケースの取り違いだけでした。
観ながら昨今の類似作品を色々と思い出しました。
外国の地で充分な助けを得られない中、San Franciscoに残してきた娘に電話をする姿が、子供達の無事を確認しつつ、自分の気持ちを落ち着かせようと涙を堪えていて、真に迫っていました。
どうせなら、アメリカ大使館やフランス警察にも、最後にぎゃふんと言わせて欲しかったです。
ストーリーはシリアスなはずなのに…なぜかコメディ色が強くて、冒頭から笑えるシーンの連続でした。
一番は、ハリソンが子どもに電話した場面…
ハリソン:『真夜中だろ…こんな時間に何してる?』
子ども:『(寝てたけど)電話で起きた…』
真夜中に電話するのはやめましょう!笑
ハリソンフォード主演のサスペンス映画です。1988年製作ですが、古さを感じさせますね。
言葉が通じず、誘拐を信じてもらえない状態。その不安感と焦燥感を、良く描き出しているように感じます。
ただ、話が大きい割に、ラスボスにショボさを感じさせ、中途半端に感じられたのが残念なところ。
サスペンス映画としては、及第点を与えるのに迷う映画という印象です。