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ヴィデオドローム Comments (9)
とにかく小さい放送局なのでエロからグロ、何でも放映しちゃう。普通のエロには飽きてしまったのか、スナッフ風のビデオで興奮し始める。ついつい彼女(デボラ・ハリー)にも傷つける行為を楽しんでしまい、彼女はピッツバーグに行ってしまう・・・
幻覚作用のあるビデオ。観てしまうともうダメ。リアルな映像のため現実とビデオの世界の境目がわからなくなってしまう。元々スナッフ好みであったマックスはそのまま殺人を犯すようになって・・・それでも腹の中に銃やビデオ入れてしまったり、右手が銃と同化してしまったり、グロい殺人があったり、やっぱりクローネンバーグ全盛。今じゃCG処理で簡単にできるんだろうけど、コマ撮りでここまでグロいのを作るのって、アニメーターも変態だ。ブラウン管から飛び出る映像なんて『リング』に影響与えてるんじゃないかとも思える。
82年デヴィッド・クローネンバーグの怪作【ビデオドローム】観た。世界観がカルトで難解ぽいんだけどストーリー自体は割と単純。奇妙なスナッフビデオが観る者の脳を操り幻覚と現実の区別を曖昧にさせる魔力を持っており、CATV会社社長はその魅力に取り憑かれていく。
80年代とは思えない特殊メイク・特殊装置クオリティ。魔のビデオ・ビデオドロームに魅入られた主人公の腹部に、女性器に見立てた穴が出現しそこに拳銃をぶち込む(収納)一番印象深い名シーン。抽象的で取っ付き難そうなカルト映画だけど監督の変態嗜好に一緒にトリップ出来る人なら楽しめる作品かも
フィリップ・K・ディックの短編小説「追憶売ります(1966年04月発表)」と通じるテーマを扱っている映画。
より強い刺激のビデオを求めているマックス(主人公)が、“ビデオドローム”と呼ばれる「拷問・殺人・手足の切断」を行う強い刺激のビデオを観ている内に、幻覚の世界(ビデオドロームの世界)から抜け出せなくなってしまう物語。
ビデオドローム→観ると、皆、常軌を逸してしまうビデオ。
この“ビデオドローム”が、
鈴木光司のホラー小説「リング(1991年06月発行)」に登場する、“呪いのビデオ”に継承されていったのかもしれません。
最後、
マックス(主人公)が、手と銃が一体化してしまったり、お腹が割れてビデオ人間になってしまったり、と、完全に常軌を逸した世界の住人となってしまう(ビデオドロームの世界の住人となってしまう)。
マックスの夢の中の世界(幻覚の中の世界)なので、殺人であろが、超能力であろうが、“何でもあり”の世界になって行く展開は、観ていてカタルシスが得られました。
リングは1998年
先行すること15年
ビデオテープ、テレビ画面のモチーフは同じ
おそらく本作が元ネタであると思う
リングでは貞子が砂嵐のテレビ画面から出てくるが、本作ではテレビ画面に吸い込まれるしまうくらいの違いしかない
きっかけは謎のビデオテープというのは同じだ
テレビ教会の内部はまるで、ネットカフェそのものだ
個人別に仕切られた小さなブースのなかで、それぞれがモニター画面を観ている
そこに飲み物や食べ物が配られる
誰も話はせず、モニター画面だけを黙々と眺めている
いや、会社のオフィスだってこうではないのか?
80年代だったから、ビデオテープだったのだと気が付いた
21世紀の現代ならどうだろう?
ネットに決まってる
ダークネットのサイトにビデオドロームならぬ、ネットドロームがあるのだろう
幻影を録画する装置はVRゴーグルそのものだ
ネットと現実との狭間に落ちる男はすでに現実ではないか
そしてコロナ時代の到来
仕事もテレワークとなり、現実とネットの境目は無くなってしまったのだ
腹が割けて、体内に拳銃を持った腕が差し入れられる
ビデオテープも入れられる
その裂け目は女性器を模してある
体内からそれを抜くとベチャベチャネトネトなのだ
ビデオデッキにテープを挿入する
君が期待するのはこれだろう?と監督は映像にする
ピストルは暴力
ベチャベチャネトネトはアダルトビデオ
さっきまでテレワークで仕事をしていた同じパソコンで、私達は一体何を見ているのだろう?
DVDのスロットにあなたはどんな映像ソフトを入れるのだろう?
ブラウザのブックマークにはどんなサイトが登録してあるのだろう?
正にビデオドロームの世界ではないのか?
新幹線の座席でスマホでアダルトビデオを観ているオジサンがいるくらいなのだ