灰とダイヤモンド Plot

「地下水道」のアンジェイ・ワイダが監督したポーランド映画。ドイツ降服直後のポーランドを背景とする、ロンドン派の抵抗組織に属した一人の青年の物語である。イェジー・アンジェイエフスキーの原作を、アンジェイエフスキー自身とワイダが脚色にあたり、撮影はイェジー・ウォイチック。音楽はフィリップ・ノワック指揮のウロツラウ放送五重奏団。出演するのはズビグニエフ・チブルスキー、エヴァ・クジイジェフスカ、アダム・パウリコフスキー、ボグミール・コビェラ、スタニスラフ・ミルスキー、ズビグニェフ・スコフロニュスキー等。

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灰とダイヤモンド Comments (15)

Nuprieexceteec
Nuprieexceteec
アンジェイ・ワイダ作品初鑑賞。
今の時代に観ても面白いとは言えませんが、印象的なシーンは多数有ります。
テロリズムを批判した作品と解釈しました。
Mgsnshxpiok
Mgsnshxpiok
ある程度年齢を重ねて戦争についての知識をえてイメージが出来上がってくると初めてこの映画が分かるようになった。これはドイツとロシアと言う大国の間に挟まれた国の人々のとある重大の日の出来事を描いている群像劇であった。最初っから群像劇だと思ってみないと肩透かしのようになってしまう映画かもしれない。映画というものは何も見る人を感動に導くとだけが映画ではない。このようなことを描き、このようなことを表現し、世界の人々に知ってもい共感してもらうのもまた映画というものであろう。
emqixvc
emqixvc
他の人のレビューを読むとソ連や共産党を暗に批判している映画と解釈している人が多いようだけど、俺はこの映画は素直に武力抵抗の愚かさ、虚しさ、残酷さを伝えたかったんだと思うよ。もちろん監督はドイツと同じ位ソ連にも憤りを感じているでしょう。『世代』『地下水道』を観た時点ではワイダ監督が武力抵抗に対してどういうスタンスか判断しかねていましたが、この作品で確信しましたね。監督自身のレジスタンス活動経験も踏まえて、愚かな行為だったと伝えたいのだと。
映画の途中で反政府勢力の禿の少佐が言う、地下水道で多くの犠牲を払いながら戦って、戦が終わってみれば国はソ連に支配されいて、自分たちの国を作ろうと戦ってきた我々の立場を守るには戦い続けるしかない、という意味合いのセリフ。大半の国民が戦より安定を選んでいる中で、意地や面子にこだわり続けて戦い続けることを選択する、そんな狂気性があのセリフに詰まっていたと思う。彼らの創る世界には場末のバーでの小さな恋の存在も許されないのです。

ラストのシーツが赤く染まるシーン、とても印象的。モノクロだから黒く見えている筈の赤が、鮮明な赤に見えた。
そしてマチェクが死ぬ場所も。民族の誇りをかけて戦った男の死に場所としてふさわしいだろうか?
Snrtwgreoa
Snrtwgreoa
以前に観た衝撃はそのまま、胸が痛む映画だった。
すべてのシーンが美しく輝いていた。
Usshtoupdti
Usshtoupdti
学生時代にアンジェイワイダのブームがあって、その頃観たという記憶はあったが、内容はほとんど覚えていなかった。おそらく、学生時代の僕の知識では映画の背景を理解できなかったと思う。
しかし今見直して、あらゆる面で傑作だと思う。そもそも1958年のポーランドでこのような映画が撮れたということが信じられない。
ストーリーも映像も役者も、そして音楽も素晴らしい。例えばエンディング前のダンスのシーン、英雄ポロネーズが調子外れの音階で演奏されるなかダンスが踊られるが、それはまるで葬送の踊りのようであり、幻想につながっていく。1945年5月、ヨーロッパにおける戦争終結という祝祭の中で、この映画は1958年のポーランドを表現しているのだ。
有名なラストシーンも女の胸に抱かれて死んでいくような甘い結末にしていないのが素晴らしい。
生涯のベストテンに入れようと思う。