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ショーシャンクの空に Comments (20)
ふと思い出して電車に乗りながらNetflixで鑑賞しはじめた。
なるほど、と思った。
時間は長いがテンポがよく、展開があるため見ていて飽きない。
途中30分ほどで、「これは家に帰って集中してみるべき」と思い、一度中断の上、自宅の上映環境を整えて鑑賞。
前評判によってハードルがあがっている場合、だいたいはそれを越えることなく終わってしまうのだが、これは違った。
見終えたとき、自宅鑑賞ながらもなんともいえない壮大な気持ちに浸ってしまった。
それほどまでに物語のスケールが大きいというか、特に終盤の盛り上がりとラストシーンが素晴らしい。
正直、初鑑賞は映画館にしておくべきだったな、と若干後悔もしている。
文句のつけようなく星5つ。
レッドはアンディとの約束があったから、出所後悲しい結末にならなかったんだと思います。
全体的によくできていると感じました。
今回たまたま録画して見たら。
ちょこちょこは覚えているけど、忘れてました結構。
こんなにフリーマンの語りがメインだったっけ?とか。
なのでラスト前のタネ明かしも、拍手喝采。
小さな希望が話を引っ張り、時に坂道を下ることもあるけど。
まさに「小さなことから、コツコツと」。
時にフリーマンの新規ファンの方は、必見です。
コロナの影響で暇になったので、amazonプライムで無料で視聴しました。
実話と言われても信じそうなリアルな話ですが、見終わったあとにスッキリとした気分と自分も頑張ろうという気持ちになるいい作品です。
映画を見終わったあと、シャワーを浴びながら両手を広げました。笑
名作と名高い本作…名作だった。
生きる上で何が必要かを問いかけてくれる。
希望の源とでも言うのだろうか?
彼にとっては「穴掘り」だった。
毎夜毎夜コツコツと。
20年という月日をかけてコツコツと。
時間が切り取られているような刑務所の中。冒頭レッドのモノローグが語るように膨大な時間との戦いが始まるのだろう。
長い時間をかけて、ゆっくりと殺されていく。それは肉体的な衰えとは別に精神的な死を意味するのだろう。
彼が自らの手で起こした環境の変化。
微々たるものではあるけれど、0ではない。
それが精神的な死を遠ざける。
閉鎖された時間からの脱出なわけだ。
物語の骨組みも素晴らしく、人物設定が後々まで効いてくる。大逆転劇としても清々しい。
後半「希望」というワードが出てくるのだけれど、レッドの解釈の方が正論に聞こえる。「希望という名の絶望」なんて言葉もある。
遂げられない想いは抱え込むだけで重荷になる。彼らの環境を思えば、希望など抱くだけ無駄だと思う。
最後の最後に必ず裏切られるもの、それが希望の正体なんだろうと思う。
それを最終的に覆す。
勿論、そこに至るまでは並大抵の事ではない。
希望を抱くのが困難な環境、この場合は刑務所なのだけれど、壁の外に於いてもやる事は変わらないのだ。
「進め」
どんなに小さな一歩でも「進め」
変えていく努力をしろ。
そういう事なのだと思う。
全ての成功は、そこから始まると言わんばかりだ。
モーガン・フリーマンがやはり素晴らしい。
おそらくならばまだ若いはずなのだけれど、貫禄と存在感が別次元だった。
「パピヨン」のようにヒロイックでも象徴的なシーンがあるわけでもないのだけれど、作品の絵力と構成力は凄まじく…2時間越えの長尺などアッと言う間だった。
小難しいのだろうなぁと、見るタイミングをずらし続けていた本作。思いの他、小難しくもなく…むしろ、きっと何かヒントのようなものを求めて、また見返す事もあるのかな、と思えた。