愛の嵐

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愛の嵐 Plot

ナチズムに翻弄された男女の愛憎を通して、ナチズムとは何だったかを描く。製作はジョゼフ・E・レヴィン、製作はロバート・ゴードン・エドワーズ、監督は日本初登場の女性監督リリアーナ・カヴァーニ、脚本はカヴァーニとイタロ・モスカーティ、撮影はアルフィオ・コンティーニ、音楽構成はダニエーレ・パリスが各々担当。出演はダーク・ボガード、シャーロット・ランプリング、フィリップ・ルロワ、ガブリエレ・フェルゼッティ、イザ・ミランダ、アメディオ・アモディオ、マリノ・マーゼなど。

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愛の嵐 Comments (8)

Aodrdmnroeesh
Aodrdmnroeesh
頽廃的なムードの中、ストーリーというより流れに惹きつけられ、圧倒的な印象が残る不思議な映画。
otgoafn
otgoafn
その昔、劇場で見たときの印象は”ヨーロッパって暗いんやな。”。
その後のビデオの箱の倒錯気味の写真。そういう場面はあったが…。
そして今回、
いきなりタイトルバックは朝。明るいではないか。登場する濃いキャラクタたちも昔ほどの強烈さを感じない。むしろ淡々とした愛欲のドラマとして写る。
戦争から時間が経ち、映画の外側が変わってゆ く。もちろん私も第二次世界大戦は知らない。しかし、当時あの映画を作り見ていた大人と大人になった今の私は戦争からの距離感が違うのだろう。
倒錯や愛欲についても大人になった? ただ私 が年をくっただけ?
シャーロットランプリングは好きですね。今もいい感じのおばさんです。
Aodrdmnroeesh
Aodrdmnroeesh
シャーロット・ランプリングに初めて出会った映画。学生の時に友達と見に行った。友達はクールだったが、私は、興奮覚めやらぬ状態で、ずっとしゃべっていたような記憶がある。

イタリアの監督だから、ナチを題材にしても、こういう映画作れるんだろうな。ドイツでは絶対に作れないだろう。

音楽も衣装も、シャーロットの顔も、若いときも指揮者と結婚してからも、全てが素敵。バレエダンサーが、たった一人の「観客」を前にして踊る場面も鬼気迫っていた。
Hsnosgkpxim
Hsnosgkpxim
噂には聞いていた本作。ポスターなどで何度も目にしたあの映像はどのようなシーンであろうか?
というような気持ちで映画館へ。

1957年のウィーンが舞台。第二次大戦が終結して12年後ぐらいか。その辺りの歴史認識がないとわかりにくいかもしれない。

ダーク・ボガードの日常と徐々にその実態が明らかになっていく過去がフラッシュバック。

セクシャルでありつつアブノーマル。オペラに乗せた見せ方も上手い。

なんといってもシャーロット・ランプリングの存在感が凄い。
痩せてアバラが浮き出た体躯に控えめなニップルを早々に披露。
ラブシーン(というか愛撫)の長まわしショットなどまさに体当たり。
ナチス将校との視線の絡ませ方で全てを語る演技も素晴らしい。

政治的側面からということで言えば、ナチスを描くというよりは愛欲の形を描くのにそこが必要だった という風に思えた。

調べてみるとこれ製作は1973年のイタリア映画で監督は女性であった。当事どのような評価をされたのか今更ながら気になる。

ヨーロッパの退廃はヘヴィだなと感じる作品です。
qwcocz
qwcocz
女性監督リリアーナ・カバーニの粘着力のある愛欲描写が話題になった戦後ヨーロッパが引き摺るナチズムの亡霊。ダーク・ボガードが「ベニスに死す」に迫る名演を見せる。シャーロット・ランプリングの大胆な肉体表現は「さらば美しき人」から更に進化して、女優魂と演技力を兼ね備えた女優として存在する。このような倒錯した愛のドラマを観ると、「ラストタンゴ・イン・パリ」の影響が大きいと思うが、演出の厳しさの点では遥かに上回る。ただ、ラストのふたりの決着の仕方が奇麗事に見えるのだが。愛に殉死する姿を映画的な見世物にした点で評価は少し下げる。