バルタザールどこへ行く Plot

「ラルジャン」「スリ」「ジャンヌ・ダルク裁判」などで知られる名匠ロベール・ブレッソン監督が1966年に手がけた長編7作目。文豪ドストエフスキーによる「白痴」の挿話から着想を得て、一匹のロバとひとりの少女の数奇な運命を描き出した。ピレネーの小さな村に住む幼い少女マリーは、生まれたばかりのロバにバルタザールと名付けてかわいがっていた。10年後、バルタザールは鍛冶屋の苦役に使われていたが、その苦しさに耐えかねて逃げ出し、マリーのもとへと向かう。成長したマリーは再会を喜び、バルタザールを連れて歩くが、彼女に思いを寄せるジェラールは嫉妬し、バルタザールを痛めつける。物言わぬロバの視点を通して人間の愚かさや醜さを淡々と描き、ベネチア国際映画祭で審査委員特別賞を受賞するなど傑作として知られる。主演は、後に「中国女」をはじめゴダール作品に多く出演することになるアンヌ・ビアゼムスキーで、彼女の映画初出演作。日本では70年に劇場初公開され、95年にもフランス映画社配給で公開された。2020年10月には、4Kリストア・デジタルリマスター版でリバイバル公開。

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バルタザールどこへ行く Comments (5)

lfpumoe
lfpumoe
正に生き地獄...。人間の愚かさが徹底的に表現されている。唯一の救いはロバのバルタザールの無垢さ。その純粋な瞳が愛らしくて堪らない。しかしそのバルタザールが行く先々で人間に虐待され、人間の欲望の為に利用され、こき使われる...。ガチ気味に動物が虐待されている姿は画面越しに見ても胸糞が悪くなる。人間の愚かさを演出しているとは言え、流石にかなりムカムカした。弱い立場のものへの虐めや虐待はいつ見ても不愉快。こう思うってことは完全にブレッソン監督の術中に嵌っているってことなんだが、いかんせん胸糞が悪すぎる。しかしそれらが蔓延しているのが私達のリアルな人間社会。ネットでの暴力や虐めも社会問題になってきている今こそ暴力に対する嫌悪感を大幅に増幅させる本作の存在価値が更に光って見える。

本作以前に制作されたブレッソン作品の中でこれまでに観たことのある作品の中には最終的に救いというものを見出すことが出来た。しかし本作には救いという救いが見当たらない。遺作の「ラルジャン」も相当に厳しくて辛い内容だったのを思い返すと、本作以降のブレッソン作品の厭世観はこれ以前の作品群に比べてより一層厳しく過酷な表現になっていきそう。覚悟がないと到底観ることが出来ない。しかしそれらは混ぎれもない真実であり、綺麗事や無責任な慰めが無く、変に希望を持たせない所に真の優しさというものを感じる。ブレッソン監督のこの人間愛が堪らなく好きだ。そして調教してない天然のロバを主人公にしたり、臭い演技を排除した素人俳優のみの起用など、徹底的に虚偽を嫌い真実を追い求めるブレッソン監督の美学には脱帽する。映画を超える様な至高の芸術性と、臭い物には蓋をせず真実のみを追求していくその誠実さがやはり好きだ。
nbenvzw
nbenvzw
バルタザールというロバの生涯を描く?
アホな私には話がさっぱり分からなかった。
人間関係もさっぱり分からず。こいつ、誰?

おまえらに分かるかい?って感じの典型的上から目線映画。やっぱフランスか、どうにも苦手だ。

ネット解説にてようやく話を把握。やっぱり面白くない(笑)
knayed
knayed
ピレネーの村、教師の娘マリーと農園主の息子ジャックは一匹のロバを可愛がっていた。しばらくしてロバのバルタザールは鍛冶屋の労役に使われていたが、逃げ出して、成長したマリーの元へ逃げ込んだ。ロバに恋をした(と思われていた)マリーに恋心を抱いていた不良のジェラールが、なんとロバに嫉妬する・・・その後は強引?なのかジェラールと恋人同士になったマリー。ロバはなぜかジェラールの働くパン屋でこきつかわれていた。

いつしかアル中の浮浪者がバルタザールを所有するようになり、遺産相続によって金持ちになった途端死んでしまう。なんとか、またマリーの元へバルタザールはかえってくる。そして幼なじみのジャックも帰ってきて、ジェラールと別れたマリーに惚れなおして求婚する・・・が、不良どもはまだマリーに執着してるのか、裸にして監禁したり、バルタザールを連れまわしたり、ストーリーは混乱の一途をたどる。

ロバの視点で感じるのが一番自然なのだろう。ジェラールによって火をつけられたり、労役ばかりで可愛そうにもなるが、主人であるマリーを慕っているのだろう。最後は羊の群れに囲まれて死んでゆくが、ロバの目から見ると、人間社会の醜いところばかり目撃したってことか。それとも貧しい人々の生命力なのか。
fzxuhfh
fzxuhfh
わかんな〜い😭
kzbnbtx
kzbnbtx
バルタザールという一頭のロバを狂言回しとして、没落と破綻、愛と死など、ある家族を中心にした人生模様を描いています。