クローゼット
プロット
韓国
Dec,18 2020 In Theaters
セルロイド・クローゼット
プロット
アメリカ
Feb,08 1997 In Theaters
銃 2020
プロット
日本
Jul,10 2020 In Theaters
TOKYO TELEPATH 2020
プロット
日本
Oct,10 2020 In Theaters
ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「ハンサード」
プロット
イギリス
Jan,15 2021 In Theaters
ダムタイプ 新作パフォーマンス「2020」
プロット
日本
Mar,26 2021 In Theaters
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クローゼット(2020) Comments (2)
自分の心の中にしまい込んでないで、誰かを頼っていいんだよ。この作品はそう言ってくれる。辛い時に素直に辛いと言える世の中であって欲しい。
燃えるような心の叫びを、静かに美しく描いている。触っただけでも壊れてしまいそうな繊細な心が、俳優陣の目から伝わって来る。
10月13日、オンライン試写会を観させていただいた
映画「クローゼット(2020)」(進藤丈広監督)から。
一言・ワンフレーズで表現すると、
鑑賞した後に「誰かに腕まくら」をしたくなる、そんな作品。
私の場合、誰かに腕まくらをしてもらいたい・・ではなかったが、
たぶん観る人の現在の心の状態によって分かれるだろう。
若い頃、夢中になった「ブルース・リー」主演映画鑑賞の後は、
強くなった気になり、映画館を出ると格闘の真似をしたのに似ている。
素人だった青年が、癒しを求める多くのお客様と接することで、
成長していく展開は、映画「娼年」(三浦大輔監督)と少し被ったが、
一方は「セックス」、もう一方は「添い寝」だったから、
その対比が妙に可笑しかった。
この「よそでは言えない不満を吐き出す場所を提供」するという
添い寝ビジネスは、これからも流行る予感さえするから不思議だ。
「お客様は目が覚めた時にいつでも、よしよし、してもらうために
高いお金払ってるんですよ」という説明に頷く私がいたし、
やや短い作品だったが、メモは驚くほど多かった気がする。
その中から選んだのは、やはり「添い寝屋」として心得、
一番最初に説明を受ける、その仕事の基本中の基本。
「添い寝の基本姿勢は『腕まくら』」
文字にすると「腕枕」でもなければ「うでまくら」でもなく、
「腕まくら」がピッタリ、と思うのは私だけか。(汗)
これがうまく出来ないと「添い寝」どころではない。(笑)
「添い寝ビジネス」の次は「耳掻きビジネス」かもしれないな。
どちらも平和の証だし、1人では心が温かくならない行為。
さらに、されると気持ち良くなってしまうのも共通かも。
私的には、さっそく妻に腕まくらの感触を確かめてもらったくらい、
素敵な作品だった。