フレディ・マーキュリー The Show Must Go On
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COMPLY+-ANCE コンプライアンス Comments (5)
あの映画の中で私の個人的に印象に残ったのが、汚れ演技を監督が求めた時に「えー、私はいいんですけど事務所がぁ……」と「しらじらしくも」婉曲に断るシーンだったりするのですが、この映画、斎藤工はそこにインスパイヤを得たのかも知れません。
その秋山ゆずきが本作でも主演女優を演じています。
いろんな関係者に遠慮しまくって、「表現ができない表現者」をパロディにしたこの映画には、あのロジックが100倍、濃厚に膨らませて詰め込まれているようにも感じました。
音響がとても悪い(酷すぎる)ので、不快な時には遠慮なく耳を塞いだほうが楽しめます。
そういう意味で、とびきりヘンな映画ですが面白かったです。
ただ、斎藤工。
あなた、世間を見下しているでしょ。
想像を絶するぐらいにキツい…
三部作仕立てに物語が構成されてて、それぞれのコンプライアンスについて考えるという内容なのですが…
第一部はもう内容がしっちゃかめっちゃかだし、一部分ホームビデオ風に撮ってるのは分かるけど映像酷いし、ワケの分からない展開が続くので退屈でした。
第二部はレゴを意識した感じのアニメーションをやっていたのですが、声優がひっどいひっどい。棒読みもいいところ。内容もすっからかんで無いようなもんだし、何がコンプライアンスなのかと思いました。
それでも第三部は酷さのハードルをあっという間に越していきました。著作権や誹謗中傷をテーマに描いた物語なのですが、全体的にしつこい。新進気鋭の新人女優を撮影する際に細かなことに対しての注意を繰り返して、自由がなくなるということを伝えたいのだろうなとは思ったのですが、ディズニーが著作権でうるさいだの金正恩を出してみるだのネットで話題になった事柄を雑にぶち込んだ感じがします。
これを超える酷さの映画に出会わないことに期待したいです。でも映画がない…
思っていたより面白かったのでオススメ
何にでもコンプライアンスが発生してしまいつつ現代社会で、何が善で悪か、どれが正しく、あるいはそうでないか、黒か白か、分別をつけてしまうのもそれら人々が作り出したルールではあるけれど逆にそれらはネガティブな自分たちの日常の生きにくさなどに跳ね返ってくるものでもあるかと、日本においては最近特に感じるもの。善くなるためと行きすぎたコンプライアンスには、時にはそんなものー‼️と笑いで吹き飛ばす秩序の裏の自由さ、曖昧さも、、あっていい
そんな逆説的なニュアンスを受け止めました◎コンプライアンスは誰のため何のためものなのか、個人から世界中の人々がより善き時代なることを願いたいです
フィクション・ドキュメンタリー・インタビュー等々、コンプライアンスという名目に忖度したり揉めたりする様子をみせる話。
生きづらい世の中に対する風刺という意味では面白い部分もあるけれど、ちょっとシュール目な3話のオムニバスコントという感じで、そういう意味では結構ベタなのかな。
インタビューなんかはグラスだって皿だって服だってそうだし、顔以外全部だと思ったんだけどなー。
まあ最早やらせだしねw
言いたいこと、やりたいことは判るしコンセプトは面白いけれど、一辺倒なのでやはりコントにしか感じられず、だとしたら一つ一つがちょっと長かったかな。