Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク
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Apr,29 2023 In Theaters
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AKIRA Comments (20)
後の映画にオマージュされまくる1980年代のアニメSFの金字塔が映画館で見られるということで見に行ってきました。30年も前のアニメを現代の映画館のスクリーンで見ても画質がガビガビになってないのはさすが4K。(どうせだったら音響もステレオからアップミックスされてても良かったなとも思いますが)
感想や考察なんてもう擦り切れるくらいにされているのでもう触れませんが、でっけえ画面で見るとネオ東京のデカさが際立っていいですね。迫力がひとしおです。是非映画館で見られるうちに見に行ってみてください。新しい発見がまだまだあるかも?
この時の未来って尽く荒廃して、マシンがトンチキ笑
コロナの影響で劇場リバイバル公開したのを機に鑑賞。
あの、アニメーションがすごすぎる…!
当時(88年)にこんなの作れたんか!?と思わずにはいられないほどの動きの滑らかさと描き込まれ方。登場人物の設定とか話し方、価値観とかは、がっつり製作当時の空気を感じるんだけど後は全然古臭くないのがすごい。
あと舞台設定とか背景の世界観が素晴らしい!!80年代頃の作品で描かれる近未来の想像力はもう今は出てこない雰囲気でとても良い。大友監督は後に「スチームボーイ」という作品も作られてるけど、スチームパンクっぽい世界観大好きなんだろうな…。カネダが乗ってるあの赤いバイクもかなりカッコいいよね。
こういう機械とか背景とか舞台設定に作り手の強い愛とロマンを感じる。世界観がこの作品の一番の魅力だと思った。
あと独特の劇伴も良かった。劇場で聴くとリマスターされてるのもあるけど臨場感に感動する。
ストーリーは正直よくわからなかったし、面白いかと言われれば好みではなかったのだけど、とにかくアニメーションと世界観が素晴らしいのでそれだけでも観て良かったと思う。
ちなみに登場人物の感じやタッチとか、登場する女性の描き方とか扱いに吉田秋生さんの「BANANAFISH」をずっと思い出しながら観てたんだけど、やはり同年代の作品だったのね。こういう作風は当時のトレンドの一つだったんだろうな。
映画館に入って映画を見て私が驚いたのは何と言ってもその音楽だろう。こんな聞いたこともない音楽を使って映画の雰囲気が漫画とは違う方向に高められているのを見て驚いた。私の音楽的想像力ではアキラという漫画にこの音楽をイメージすることはできなかったので監督のクリエイターとしての幅の広さにに驚いた。それから何と言ってもあのビルディングだろう。あんなものは今まで見たことはなかったのでその迫力に圧倒された。