追憶の旅
プロット
イタリア
Apr,13 1991 In Theaters
追憶の森
プロット
アメリカ
Apr,29 2016 In Theaters
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プロット
アメリカ
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追憶(1973)
プロット
アメリカ
Jan,01 1974 In Theaters
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愛と追憶の日々
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アメリカ
Feb,25 1984 In Theaters
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殺人の追憶 Comments (20)
アカデミー賞という結果を知っているので、後付けの理屈じゃないの?
と言われれば否定はしません。
世界に認められるモノには、村上春樹さんの小説と同じように、作品の中で感じるある種の共鳴する部分が(自分の母国とは歴史も文化も伝統も違うのに)何だか自分にも分かる、と思わされる要素があります。
この映画の世界に、もし自分がいたとしたら、誰の役割で、どのように振る舞っていただろう、そう思うことがそれほど不自然ではない、そんな不思議な引き込まれ方を経験できるということは、たぶん世界に通じる普遍性の現れなのだと思います。
〝普通の顔〟……この言葉にゾクッとした人はみんな虜になってしまいます。
去年真犯人が判明したらしいが、なんとも後味が悪い事件だ。
「ゾディアック」と似ているが、こっちの方がよりエンタメチックで映画として面白い。
美女ばかりを狙い、連続狂気的殺人事件が起こり、捜査するもなかなか犯人の確証がないまま過ぎ去り、殺人が起こる雨の日にラジオにリクエストする男が怪しいものの、これまたDNAが一致せず未解決のまま。
【2019年になって服役中の男が犯人だと判明する】
典型的な刑事ものの韓国映画てかんじ。
中盤までは
連続殺人を追いながらも滑稽なシーンが多く
それは容疑者に暴行を加えたりリンチともとれる扱いをしているシーンでさえもだ。
それがラジオにリクエスト葉書を送りつけている容疑者と対面してから一気に空気が変わる。
優しく品のある顔の容疑者は今まで追ってきた容疑者とは全く違う雰囲気で
人を見る目があると自負していた主人公が人間と言うものはもっと複雑で外見では何もわからないということに気付かされる。
ラスト、
数年後にまた容疑者の形跡が見られるが
その外見は、『普通の人』
画面を通してソガンホは容疑者の顔を見つめて、
普通の仮面の下にある本当の顔をみてやろうとする。
実際にあった事件で未解決であることと
滑稽な演出をしながらも妙にリアルな映像で
これまでのサスペンス映画とは違うおぞましさを感じた。
そしてこれは噂に違わぬ傑作だった。
1986年、ソウルにほど近い農村で発生した女性連続殺人事件。それを追う刑事たちの焦燥。真犯人にたどり着けぬまま犯行が繰り返される。ユーモラスでゆるい空気が緊張感を増し狂気へと変わっていく展開が秀逸。
2003年のラストシーンで知るタイトルの意味。美しい田園風景が情景となった。激しく感動した。刑事を演じたソン・ガンホとキム・サンギョンが文字通りの名演。