パッション(1982)
プロット
フランス・スイス合作
Apr,28 2023 In Theaters
ULTRAMAN(2004)
プロット
日本
Dec,18 2004 In Theaters
アラモ(2004)
プロット
アメリカ
Sep,25 2004 In Theaters
レクイエム(2004)
プロット
アメリカ
Mar,05 2005 In Theaters
コントロール(2004)
プロット
アメリカ
Mar,19 2005 In Theaters
アルフィー(2004)
プロット
アメリカ
Jul,09 2005 In Theaters
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パッション(2004) Comments (19)
『サンオブゴッド』はキリストが疑いなく私を信じろと、、、なんだか強迫的な感じがしました。『パッション』は幾らか人間的な解釈でキリストを描こうとしていているのですが手品のような奇跡は変わらず。最後に復活した時にハリツケの時の杭で穴が開いているのには笑うし、どちらの映画もそれが描かれています。人間としてのキリストを描いた作品はないものなのか?
キリストはある種の手品師だったのでは。自分の宗派を広めるために民衆の前で奇跡(手品)を見せ自分を信じさせ布教を強化したのでは?究極は磔刑になった後の復活。おそらく別人が刑に処されたのでしょう。そしてキリストやアブラハムなど多くの預言者たちが神の声を聞いたというフレーズ。おそらく大嘘か精神疾患だったのではないかと思いますよ。キリストが神の声を聞いたという確証はあるのか?あるはずがなく、多くの弟子たちのたわいもない解釈が現代でも引き継がれているわけです。神は一つという宗教の存在で多くの戦争と虐殺が行われてきました。神はいるかもしれないし正直私もいて欲しいと思うのですが、キリストをはじめとする預言者たちが本物かという確証はないに等しい。キリスト教原理主義者は恐ろしく本当に信じちゃっているから怖い。海外ではダーウィンの進化論なんか全然信じちゃいない奴らがいるそうな。いい加減このトリックに世界が気づくべきでしょう。だからといって唯物論に極度に傾倒するのではなく、ほどほどに宗教と向き合うべきだと私は思います。お正月には神社行って、人が死んだらお寺、ハロウィンはみんなで仮装、クリスマスはみんなでケーキを食べる日本人で私は良かったと思います。
Bellucciが名女優に見えてしまうくらい、その他多勢の役者さん達の演技が下手過ぎて呆れました。
なので、全然新約聖書とか知らずに観てしまうと、ただの拷問映画で感動もくそもありません。
私がその場にいたのなら、その時代の人間であったなら、この現代でも同じような事があったなら、どうするだろうか、と思いながら観ていました。
当時の人にしてみればキリストは新興宗教の教祖でしょう。難しいですよね・・・。
ユダヤ人が「その血の責任は我々と子孫にある」って言いきっちゃった場面は観たかったですね(人種問題になるんでいれられなかったのでしょうけど)
あと、3日後に生き返ったシーンはその後も観たかった。
なので-1させてもらいました。
難しい本が苦手な方は、「名画の謎 旧約・新約聖書編」を読んでいただければ詳しく解説してくれています(私もこれで色々知りました)
キリスト教、のみならず他宗教も含め、世の中の紛争や戦争というものは必ずどこかで宗教的な象徴主義が原因の一つになっている。最近では、象徴主義(&共産主義) 対 現実主義という構図で戦争が起きているといっても過言ではありません。ここでは象徴主義に限定して言えば、その汚点は人種や階級、男女差別を生み出したことだ。いくら愛や平等を唱えても、そういう潜在力が象徴主義には潜んでいるのだ。人は状況によっていとも簡単に変わるものです。
「ブレイブハート」の成功で自信をもったのかメル・ギブソン監督は、次に、裁かれるキリストを題材にした、とても凄惨残酷極まりない映画を作っちゃうんですね。勇気があるのかはたまた無神経なのか。いずれにせよ、よほどの狂信じゃなきゃ、こんな暴力的な映画はつくれない。そして、これが信仰の恐ろしいとこだと思うのです。それ一徹で完全に視界がふさがれているのです。宗教を信仰して世の中が平和になるとは、この映画からはとても思えない。でも一考に価する映画ではあります。