クリーン
クリーン Plot
「夏時間の庭」の俊英オリビエ・アサイヤスが家族の再生を描いたヒューマン・ドラマ。歌手としての成功を夢見るエミリーは、ある日、ロックスターの夫をドラッグで亡くし、同時にひとり息子の養育権も失ってしまう。息子を取り戻そうと奮闘するエミリーは昔住んでいたパリへと向かうが、望む仕事にも就けず、久々に会えた息子とも衝突してしまう。マギー・チャンが第57回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞。
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クリーン Comments (1)
名画座にて。
いざ感想を書く段になってこういうのもなんだけど^^;
この作品、あまり心に残らなかったのか？印象が薄い。
失礼を承知で書いてしまいますが(爆)
この監督の『夏時間の庭』という作品、メチャメチャ
眠かったのを思いだす…あまり自分と合わないのかも。
ただしかし俳優達の演技はよかった。
確かにマギー・チャンには何を演らせても上手い。
私何ヶ国語を操れると思う？？とばかり流暢に喋る。
彼女の演技、そして義父役のニック・ノルティの演技。
ベアトリス・ダルもいいｖ
なんだけど…どうも物語が予定調和すぎる傾向があり、
ビックリするような出来事(夫の死は自業自得)がなく、
かといって明るくも悲惨でもない。
薬物中毒から足を洗い、クリーンになって子供の親権を
取り戻す！という希望を胸に観ている観客としては、
周りの優しさ(特に義父)に感嘆できても、いや～そこは
自分で考えないとダメだろ、なんて思えてしまうのだ。
おそらく日本人ならこれを観て、とある元アイドル歌手が
浮かんでしまうと思うが^^;
あのヒトもあれだけ世間を騒がせて、ファンを心配させて、
しかしながら出てきたときはケロッとしているのに驚いた。
うわ～、芸能人ってホント分からんわ。と思ったものだ。
間違いを犯した人間に更生方法と猶予を与えるのはいい。
人間、そんなすぐに自分の性格を変えられないだろうし、
何度も同じ過ちを繰り返すバカヤロウも沢山いるわけで。
しばらくは見守る時間が必要になる。
ただ、その見守り方にもルールが必要になりそうだ。
マギーの歌にもっとグッとくるかと期待したのだが…^^;
やはり好き好きか。
(松田聖子を母に持つ沙也加の心境が分かってきました)