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3 years ago
この映画、ホラーではない。しかし、ホラー以上に恐ろしい映画だ。人間性が崩れていくに従って独裁へ傾倒ていく過程は、まさにナチス誕生を見たような気分になった。 ドイツのとある高校で、生徒が選択できる、テーマごとの一週間の実習はじまる。そのテーマにのひとつの「独裁」を受け持った教師は、「独裁」とはどういうものかを、自分が独裁者に扮して生徒たちが体験させようとする...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 高校の実習で独裁の授業中、教師が生徒たちに独裁体制を要求。 生徒たちも遊び半分で教師を統裁として支持。団体名を決めたり、制服を決めたり、ロゴやWEBサイトを作ったり。段々と盛り上がっていきます。 しかし、その勢いは授業中に留まらず、次第に勢力を伸ばしていきます。 実習では「団結力の強さ」の極端な例として独裁を挙げています...
3 years ago
白昼の空港で、若き独裁者の異母兄が2人の若き女性に殺される。まるでサスペンスフィクションのようなお話が、金正男暗殺事件として現実となってしまった。 裏で暗躍していた者たちは相次いで消息不明となり、残されたのは実行犯の2人の女。でも彼女たちは、それがイタズラ動画の撮影としか認識していなかった。 まさに謎が謎呼ぶ殺人事件。首謀者と目される独裁者は近年、世界各国に...
3 years ago
実際にあった話を元に作られた映画で、ある教師が独裁が現代では起こりうるのかというテーマで1週間授業を行い、面白半分で始めた生徒達が知らず知らずのうちに独裁の虜となっていき、プロジェクトを始めた教師自身も制御できない事態になってしまうという映画です。現代では独裁は起こらない、自分は大丈夫とどこかで信じている学生達が、独裁によってもたらされる連帯感、仲間意識、優...
3 years ago
ハリソンの役柄が独特すぎて 目指そうと思うものは面白いと思うし、実際にやり遂げる様子はすごいと思う。 ただ、変人さと独裁さがどうしても目につき、気持ちよく見れない。 引き込まれつつも、ずっと変なイライラ感を感じながら見てた感じ。
1 year ago
スターリンやチャーチルやヒトラーやムッソリーニ等、独裁者たちが彷徨ったり演説したりする話。 見たことのある画像や新たに撮られたであろう背景の中で、独裁者達がひたすら好き勝手を述べて行く。 ちょろっと顔や口元を動かして昔の人が喋る程度のものは見たことあるけれど、全編に渡ってそういうのをみせるものはなかなか斬新でユニーク。 シニカルだったりブラックだったり...
3 years ago
非常に興味深い内容の映画でした。独裁政治に基づき、独裁は現代でも有り得るのかといった題材で、教師が生徒に問いかけ、生徒は現代では独裁は起こり得ないと発言したが、実際に教室で教師を先導者として独裁を行うと、生徒達が徐々に洗脳されていくといった様を描いた作品でした。 これは、実際に起きた事件をベースにしているだけあって、現実世界でも起こり得る内容で、側から見てる...
2 years ago
深い作品ですね。逃亡の途中で元独裁者が目にする数々の出来事、負の連鎖を止めるべきという現代の我々へのメッセージを詰めた一作
3 years ago
●亡き両親たちとの温かく優しい時間 ●懐かしさに満ちた浅草の情景 ●現代人の孤独を癒やす幽霊譚
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 名画座にて。 あの「善き人のためのソナタ」のU・ミューエが主演と聞いて、 さぞ感動に満ちた歴史ドラマなのかと思いきや…なんとコメディ。 とはいえ、扱っているのがあのヒトラー…なので、かなりブラック。 こういうシチュエーションで、果たして笑っていいものなのか?と 首をかしげたくなる演出も多いが^^;意欲作であり、異色作かも...
2 years ago
独裁者だよ。民を飢えさせ、処刑もやりたい放題。まず処刑だよ。 独裁張ってたらそれなりの人であるはずなのに、その人間性も描けておらず映画としてもダメダメ。時間返せ。
2 years ago
悪魔崇拝者=オカルト殺人者と決めつける世論。ヘビメタが好きだって黒い衣服が好きだっていいじゃないか!冤罪はこうした偏見から成り立ち、自白の強要からでっち上げられるのが世の常だ。日本ではあまり見かけないオカルト殺人。キリスト教国家ではこうした魔女裁判が根強いということを痛感。 一人は知的障害を持った16歳の若者。残り二人のダミアン、ジェイソンは無実だと言い張...
2 years ago
客観的に考えれば都合のいい話である。 これをヒトラーに例えたらどうだろう。 ある独裁国家が崩壊。独裁者は国内を逃亡。その逃亡劇の中、犯してきた我が政権や苦しませた国民を目の当たりにする…。 糾弾される事はあっても、罰せられる事は無い。 それどころか擁護され、逃亡の助けられも。 多くの国民を貧困にし、苦しませ、時には処刑すらしたというのに…。 これがこの独裁者...
3 years ago
1970年代にウガンダに君臨した悪名高き独裁者、イディ・アミンの実像に迫る社会派サスペンス。強いカリスマ性で民衆の支持を集め、クーデターによって大統領の地位を得たアミンが、次第に残虐な独裁者へと成りかわっていく姿を、彼に重用される架空の青年医師の視点で描く。鬼気迫る演技で見事アミンを演じきったフォレスト・ウィテカーは、第79回アカデミー賞をはじめ数々の映画賞...

jtlydl review on GO(2001).

3 years ago
在日コリアンの葛藤やアイデンティティがクドカンの独特の世界観で描かれた面白い作品だった。 国籍とは?名前とは?いろんなことを考えさせられた。今の時代だと、その人と関わる上でさほど問題ではない国籍が少し前までは大きな問題であった。その考え方のが変わっていく狭間の若者たちが上手く描かれていて一緒に悩んだりできる。 頭ではわかっていても体が…というシーン。自分もこ...
3 years ago
実在したウガンダの大統領アミンが次第に独裁者になっていく様を、若きスコットランド人主治医の目線から描いた作品。 初めはウガンダの国民のためを思い行動していて、独裁者になるなんて思ってもなかったんだろうなぁ。 そのカリスマ性から演説で人々を魅了する様は圧巻だった。 しかし、暗殺未遂等、次第に周りを信じることができなくなり、虐殺、粛清とユーモアに富んでいて、...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む オゾン作品特有のエグさみたいな物がなくて、落ち着いて観ることができました。 (ないのも寂しいのですが) 戦争によるすれ違いという使い古された題材を、普遍的に描きつつも、しっかりとオゾン作品になっている。 なんというか、力量が上がったなぁと感じさせます。 前半はふたりが同じように孤独だと思って観ていたのですが、予想外の展...
3 years ago
主人公は幸運だったのか、不運だったのか。 序盤、アミン大統領に気に入られ、驚くくらいの厚遇を受けるあたりは羨ましく思えた。 しかし、それは大統領の未熟さゆえ。そのことが後半の緊張となる。 内容は、変わりつつあるアフリカの悪しき記憶と、繰り返されている悲劇。 ただ、この作品を特別にしているものはアミンを演じるフォレスト・ウィッテカーの演技だろう。 権力に...
3 years ago
連合赤軍という、時代の波に翻弄された若者達への 怒り、焦り、哀しみ、苛立ち・・・そして、少しの羨み そんな行き場のない感情と、 あまりにも無知であった自分への羞恥と共に 過ぎ去った190分。 気づけばエンドロール。 事件には、被害者と加害者が存在する。 連合赤軍は、加害者なのか?被害者なのか? 何が正しく、何が間違っているか。 そんなのは所...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む おじいちゃんものを探していて辿り着いたお話。 ロシアの方の革命とか戦争をモデルにしているらしいのですが、勉強になります。 こういうことするんだ、とか具体的な戦争のグロさとか。 でもそういうのを、全然ダメージ受けないようにさらっと描いていて、何かいい感じ。 勉強として色々頭に入って来る。 リアルに色々表現すると、重くなってし...