Search ジャンニ・カイラ result, Total 15 (take 0.001498 seconds).

6 months ago
ジャンニがニーノへ向ける視線。ニーノがジャンニを見る視線。それぞれの母親が息子を見る視線。トトの視線。周囲の人達の視線。視線が雄弁な映画でした。
6 months ago
何故ジャンニがそういう経緯になってしまったのかは分からないけれど、 女性もさることながら1980年頃の南ヨーロッパの生きにくさは計り知れないと感じた。 良い時代に感謝。
6 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ニーノとジャンニの関係性があまりにもあっさり描かれ過ぎてるように思いました。ニーノがジャンニに興味を持っていく過程が薄い気がします。お互いのバイクがぶつかってしまうきっかけはいいのですがそれだけでそうなる?と思ってしまいます。 イメージですがイタリア南部の方が保守的で昔ながらの考えが多い気がします。故に同性愛に対して偏見...

djyxnu review on 家の鍵.

3 years ago
実の父親であるジャンニの喜びと苦悩。心理描写がリアルすぎたおかげで涙を止めることができなかった。 ジャンニの息子パオロよりも思い障害を持っている女の子の母親シャーロット・ランプリングでしたが、「自分の息子ではない」と嘘をつくジャンニを見透かしたように鋭く助言を与えていました。初めて会ったときから、障害児を抱える親の辛さを訴えるのではなく、本音をさりげなく言...
6 months ago
ジャンニにとってニーノは太陽のような眩しく美しい存在なのだろうなと感じ取れる描写が良い。 きらきら輝くような二人とは対照的に、周囲や家族らからの当時の偏見による嫌悪感が辛い。 ニーノの周囲の偏見をもものともしない行動に二人の幸せを感じられたエンドだったので、終わり後の注釈が無慈悲。 その実話を元にした創作は救いを感じられそうなエンドにしたよと思っていたの...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 障害を持つ親の気持ちを完全再現 母親もファンキーでそのせいで 子が悪くなるのは絶対ある けど男の力やから暴れたら恐怖するやろうし イライラするやろうし泣きたくも発狂したくも なるやろなと。けどお互いの愛は変わらんよと。 カイラのイライラも分かるし カラオケバーでの子供の気持ちも、 手あげた男にムカつく親の気持ちも、 引き渡...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む スクリーンサイズが1:1という、TVではちょっと鑑賞しにくい画面。アップになると表情がわかりやすいけど、どことなく絵画的であるのも面白い。 火災を起こして施設を追い出されることになったスティーヴ(ピロン)。最初から黒人のタクシー運転手とトラブルを起こし、職場についたダイアンは突然の解雇。普段は優しい子なのだが、注意欠如・...
6 months ago
いまではようやくLGBTQなんて言葉も一般に知られるようになってきて、当事者の人たちが街中でデモ行進したり、法制化を訴えたりと声を上げれる時代にはなってきた。でもまだまだ課題は山積してるけど。 本作はいまから40年以上前のシチリア。見るからに閉鎖的な田舎町となれば、当時同性愛者の人たちの苦悩はひとしおだったろう。今みたいに自己主張できるどころかそんな兆候が...
6 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む シチリアサマーは1980年10月17日にシチリア東岸にあるジャッレという町で恋人同士だったジョルジョ(25歳)とトニー(15歳)が果樹園の樹の下で頭部を撃ち抜かれた状態で二人が手を取り合い、お互いに向かいあうように横たわった状態で発見された事件が題材となっている。犯人はトニーの13歳の甥が疑われ犯行を自供するも後に違うとわ...
3 years ago
浅草のアパートに家族3人で住んでいた原田が12歳のとき、両親はダンプにはねられて亡くなってしまう。両親の記憶はわずかなもの。ずいぶんと忘れてしまっていた中年男にとって家族のぬくもりは幸せそのものだった。藤野がやつれた原田を見て「会いに行くな」と忠告するが、ついつい浅草へ・・・ 現代版「牡丹灯籠」のような内容だが、相手は死んだ両親。と、思わせておいて実は藤田...
6 months ago
最初のほうで、ジャンニが同性愛であることを揶揄される場面がある。だけど上映時間2時間15分のうち1時間30分はキスはおろか手さえつながない。事故のときは人工呼吸だ。僕には2人が恋人というよりは、気が合うティーンエイジャーがつるんで遊んでるようにしか見えなかった。 予告編では2人が恋人だと言っている。特に前半は、イタリア美青年(少年?)2人のラブストーリーでも...
6 months ago
どうして幸せな時間は永遠ではないのだろう。 どうしてそれを他人に奪われてしまうのだろう。 どうして人を愛してはいけないのだろう。 そしてそれが同性であったとして、それが誰の不利益になるのだろう。 そして、彼らの犠牲を悼んだはずのに、現代においても変わらないこの状況は何なのだろう。 無駄な男性らしさを誇示し、群れの中でしか強がれない、そんな人々に尊厳を踏み躙...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 2015年の公開時にも見たのですが、昨日まで恵比寿でやっていたのでまた見てきました。 個人的にはドランの処女作「マイ・マザー」が一番好きです。この「マミー」を見て良かったなと思った方には是非「マイ・マザー」「わたしはロランス」等も見て下さい!と言いたいです。 テーマは母と息子の葛藤。アンヌ・ドルバルが母を演じています。彼女...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ADHD(注意欠陥・多動性障害)を抱える人々の存在をSNSなどを通して知る機会が多くなっていた。その症状について「遅刻が多い」だとか「片付けができない」だとか、とにかく漠然とした知識しか持っていなかった。もちろん人によって症状の程度に差はあるのだろうが、彼らが直面する現実をこの映画を通して垣間見た気がすると言ったら稚拙だろ...
3 years ago
映倫区分は、Gなので誰でも鑑賞することができます。 誰でも鑑賞できるようにするために、残酷な描写を避けているように感じました。 映画の原作になっているプク・ダムスゴー著/山田明美訳 『ISの人質 13か月の拘束、そして生還』光文社新書を読まないと、 過酷さは伝わってこないと感じました。 映画の公開日は、2021年2月19日です。 映画の公開日の398日後は...