Search オリビア・ウィリアムズ result, Total 117 (take 0.001815 seconds).

6 months ago
本作でもっとも感心したのは、ミシェル・ウィリアムズの表情です。劇中、彼女のさりげない身振りや顔つきにずっと見惚れていました。 ここには、『ヴェノム』『グレイテスト・ショーマン』などで見知っている「いつもの」彼女はいません。日常の些事に振り回されて焦燥する「無名の彫刻家」の姿が、スクリーン上に息づいているのです。 それは彼女ひとりに限りません。映画『ザ・メニ...
3 years ago
戦後のローマで暮らすアメリカ人 街は美術館みたいだし、若く美しい案内人(愛人)を調達したりする いろんな対比のある原作だが、戦後のアメリカとイタリアの関係も示唆されている ポン引きと化した伯爵夫人(ロッテ・レーニア)とマルケッタのパオロ(ベイティ)の醜悪 肩書きや若さや歴史もブランド化して 春をひさぎ、金を巻き上げるというビジネスモデル… アメリカ人の...
1 year ago
リチャード・ブルックス監督の 「エルマー・ガントリー」 「プロフェッショナル」を観た延長で鑑賞。 先ず気になったのは、 南北戦争から随分と時間を経た時代でも、 黒人差別が続いているような 描写には驚かされたが、 それが原作者や監督の 特別な意図に基づくものなのか、 或いは南部のその時代の単なる状況描写に 過ぎないのか私には不明だ。 さて、作品名の「熱いト...
3 years ago
これはなかなか面白かった。 SFの設定はまず受け入れないと話に入れない。 近い将来、人の脳にチップを入れて記憶を映像として 残すことができる。 そのチップを20人に1人がつけている。 死後、そのチップを取り出して映像化された記憶を編 集し、追悼上映会と称し死者の冥福を祈る。 主人公はその編集者。 もちろんそこには道義的に反対者がいて、反対運動を 繰り広げ、話...

hxpwgi review on ファーザー.

3 years ago
ロンドンで独居生活を送る81歳の主人公、アンソニーに認知症の症状が現れ始める。家の様子が異なって見えたり、娘と他人の区別がつかなくなったり。。。それらは、アンソニーの知覚と視覚を主体として映像にしたものであり、他の映画がよく用いる、年老いた夫や妻、父や母が近頃妙なことを言い始めた、というような他者の目線ではない。そんな状況を客観視した映像、つまり現実の描写も...
3 years ago
映画に欠かせない“映画音楽”についてのドキュメンタリー。 自分は映画音楽が大好きで、スタッフをチェックする時監督の次に作曲家は誰かと気になるくらいなので、本作はもう興味津々! 彼ら作曲家や映画製作関係者が語る映画音楽の魅力、映画音楽の歴史、作曲風景、さらには神経学者が映画音楽が人体にどんな反応を与えるかまでをも証言。 とことんディープに映画音楽に迫る。 と...
3 years ago
セルジオ・レオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」の一つ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」を丸の内ピカデリーで観た。 元の邦題は「ウェスタン」だが、まさか映画館でやるとは思わなかったので、昨年DVDで観てしまったので、今回は2度目の鑑賞だが、やはり映画館で観るべき作品。 冒頭からかなりのスローペースで、人物の顔のクローズアップの多用や...
3 years ago
ミシェル・ウィリアムズはインドで細々と孤児院を経営する中年独身女性イザベルの役。孤児院への出資を検討しているのでニューヨークまで事業を説明しに来るようイザベルを呼び寄せるメディア企業社長テレサ役にジュリアン・ムーア。その夫役にビリー・クラダップ。このキャストだけでピンと来て、予告編などでストーリーの予備知識を仕入れることなく本編を鑑賞すると、より驚きをもって...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 手拍子を取りながら体を左右に振りつつ階段を降りてくるピンクのドレス姿のキム・ノバックの美しいこと!ウィリアム・ホールデンでなくとも口をあんぐりさせて看取れてしまうこと疑いなし。ウィリアムズ・インジの作品にはほかの作品もそうであるように、底流にはセックス(性)への暗示がある。男という性の塊のような(裸の露出が多い)ウィリアム...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 最近やたらと悪役が多くなったような気がする、 「ヒューたま」ことH・ジャックマン。 あの笑顔の裏に何かありそうな顔してますからねぇ^^; …というわけで彼はまずまずのハマリ役。 オビ…じゃなかったE・マグレガーはしっかり七三分け。 まじめを絵に描いた会計士がこれもまずまず。。 謎のヒロイン、M・ウィリアムズもロリータ顔に金...
1 year ago
本作は、第95回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優賞(ジャド・ハーシュ)など7部門にノミネートされています。 タイトルは意味不明な「フェイブルマンズ」となっていますが、これは本作の主人公サミー・フェイブルマンという名前からきています。 さて、本作を見る上で絶対に知っておきたいのは、本作はスティーブン・スピルバ...

advpqev review on キャビン.

3 years ago
カート(ヘムズワース)とジュールス(ハッチンソン)は恋人同士。デイナ(コノリー)にはホールデン(ジェシー・ウィリアムズ)をくっつけようという企みだ。もう一人ヤク中の若者マーティ(フラン・クランツ)が参加する。 途中のガソリン屋も何もかも仕組まれたものだった。彼らの山小屋での行動はすべて怪しげな施設で監視されていて、そこには大勢のスタッフが成り行きを楽しんで...
3 years ago
2008/07/13 まず始めに言えること、それは「音楽の持つ力」と「ドラマチックな世界」というものを好まない人には楽しめない作品ということ! 逆に言ってしまえば、何かしらの音楽経験があり音楽に思い入れがあったり、ドラマチックな世界に憧れている人なんかは楽しめると思います! 大事なのは劇中で「そんなのありえない」と思わない心。 それさえあれば予告通り純粋に...
3 years ago
茹だるような暑い日が続いております。最高気温40度の真夏日に、凍死するかもという緊迫感を感じるのはとてもむずかしかったけど なかなかよかったです。 監督・脚本・主演のエミリオ・エステぺスに拍手~ 11年の歳月を費やしたエステぺス。脚本がよく練られています。まるで実話を元に作られたかのように登場人物や関係性が丁寧に描かれている。 ホームレスのリーダー、ジャ...
2 years ago
1845年の実話にインスパイアされたストーリー。 史実では、ステファン・ミークという男のガイドで、約200のワゴンで約1000人の移民団が、砂漠を突っ切る“近道”をしようとしたが、立ち往生したという。 ミークが実は道をよく知らないことがバレて、移民団はミークを見放し、最終的には大被害なく移動できたようだ。 本作は、映画「ウェンディ&ルーシー」などと同じく、...
2 years ago
最愛の夫を亡くした女性が、夫と瓜二つの男と出会い…。 しっとりと切ない、中年男女の大人のラブストーリー。 でもよくよく考えてみれば、有り得ない話。 例えば身近の人が、大事な人を失ったのに、その大事な人とそっくりの人と付き合ったらどう思うか、である。 さすがにドン引く。少々、異常にも感じるだろう。 それに、娘や友人は亡き夫を知っているのだから、その動揺は察す...
3 years ago
すごいプロットだ。顔を変えるという医療技術はかなりSFチックだが面白い。ルパン3世のコミックにも似たような変装での戦いがあった。ブラックジャックでもそういうプロットがあった。顔の交換自体はそれほど目新しいとは思わないが、どっちがどっちだかわからなくなるような役者の演技がすごい。終盤、白い鳩は飛び回るし、わからなくなるほどの銃撃戦。疲れた・・・ 6年前にメリ...
3 years ago
「クリスマス嫌いな人、発言してくださぁ~い♪」というノリのパーティのシーンでは、ついつい手を挙げてしまいそうになりました。そうです。クリスマスが嫌いな人ほど共感できる場面が多い映画なのです。一人で観るほうが楽しめる。そんなクリスマス映画がいままであったでしょうか。今年のクリスマスには、この映画のDVDを予定のない人にプレゼントすることが流行るのかもしれません...
1 year ago
本作は事前にアメリカの批評家サイトrotten tomatoにて割と厳しめな評価だったので、そこまで期待せずにいました。 ただ、メガホンをとったのは、これまでのスティーブン・スピルバーグからジェームズ・マンゴールド監督にバトンタッチ。ジェームズ・マンゴールドと言えば、大傑作「フォードvsフェラーリ」「LOGAN ローガン」の監督で、どうしても釈然としないもの...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む Whoever you are—I have always depended on \"the kindness of strangers.\" ピューリッツァー賞受賞作であるテネシー・ウィリアムズの戯曲の中で、自ら破滅していく主人公の女性ブランチの言葉より、この映画の原題「The Kindness of Stranger...