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2 years ago
1960年代の冷戦、そしてキューバ危機を背景に、実話に基づき東西陣営の間で情報を運んだ男の物語。 主役である、素人ながら運び屋を務めたグレヴィル・ウィンをベネディクト・カンバーバッチが演じている。冒頭、普段よりもふくよかだったベネ様が、終盤には痛々しいほどやせ衰えて、いったいどれほど過酷な肉体作りをしたのかと妙に感動した。いやしかし、あの姿を見てしまっては、...
2 years ago
1960年代に米ソ対立が激化していた裏で、英国の一介のセールスマンが“機密情報の運び屋”としてリクルートされた実話に基づく。一部で「007」シリーズへの目配せもあるが、基調はジョン・ル・カレ原作のスパイ映画のように現実の諜報活動に寄せたリアルかつソリッドな演出でストーリーを展開する(ちなみにベネディクト・カンバーバッチはル・カレ原作の「裏切りのサーカス」にも...
3 months ago
DOGMAN ドッグマン 親から酷い虐待を受け、社会からも見放され犬達だけが信頼そして愛する存在。そんなドッグマンがギャング集団を一掃し留置所で自分の過去を医師に語り手としてストーリーが進む。 予告で見た際はフランス版ジョーカーみたいだなと思ってたが雰囲気は似ていたが中身がだいぶ薄かった。 親から受けた虐待による生まれた狂気はトリガーとして分かるが、そこか...
3 months ago
パスト ライブス/再会 オスカーノミネート作品のため期待したが期待は上回らず。既視感ある恋愛作品だがハリウッド作品らしくはない。日本韓国の過去作には似た様な作品があり。 12歳で互いに恋人同士ではあったが少女のノラが家族の都合で渡米。 12年後Facebookで繋がり合い互いに思いを深め合うも会えないもどかしさと仕事への情熱で関係を断つ。 さらに12年後今...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 犬を飼うということ、その素晴らしさ、家族全員の人生に深く刻まれる犬の存在感が存分に表現されています。犬を飼った事があれば愛犬との生活とまるごと重なるはずだし、飼った事がない人にはぜひ見て欲しいです! これが扱いやすい犬なら愛玩犬映画で終わってしまうけれど、マーリーが非常に飼いにくい犬なのにも関わらず、マーリー以外の犬を飼...
3 months ago
ブリックレイヤー よくあるスパイムービーではあったがあれこれ考えず頭空っぽで単純に楽しめる良作だった。 元々はジェラルド・バトラーで構想されていたみたいだが、まさしくバトラーの作品ありそうな作品でもあり、アーロン・エッカートも魅力的にアクションを演じていて楽しかった。 近年の似た作品のアクションシーンに比べると最初の方シーンなど暗すぎて見にくさは若干あった...
2 years ago
これはジリジリと時間をかけてゆっくりと燃え上がる告発の炎、人間の尊厳をかけた闘い。ケヴィン・マクドナルド監督の演出・語り口は時に過多、幾分かヘビーウェイトすぎる気もしたけど、そんなことも気にならなくなるほどなタハール・ラヒムの嘘偽りのない存在感!弁護人ナンシー役ジョディ・フォスターも素晴らしい。二人が有無を言わさず引っ張る。そして本作の映画化を熱望し製作も務...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む モーリタニアン人、モハメドゥ・ウルド・スラヒ(タハール ラヒム)の無実を証明する弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディー フォースター)とテリー・ダンカンの功績は偉大な実話だ。ナンシーには自分の生活すらなく思えるし、無実を証明して、人の命を助けるために書類から証拠を導き出すため何年もかかっている。 この映画自体は米国政府...
2 months ago
ゴッドランド GODLAND デンマークとアイスランドの関係性を一定以上の知識は要する作品。知識不足の為全部を理解する事はできず苦戦した。 前半はアイスランドの自然の美しさ、偉大さ、神秘さを多く写し圧倒される。 後半はそれに対する様に民族間の違いによる溝が深まってしまい憎み憎まれの関係が露呈していく。 歴史的な作品であり、アート性の高い作品でもあった。 ...
4 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む マダム・ウェブ 一言で言うのであればSSUが描きたい今後のプロモーションを見させられたと言う印象。 アクションがない分ミステリーという言葉で逃げてるだけでストーリーがかなり大雑把。 マダムウェブの誕生というよりこれからマダムウェブを中心とした四人のスパイダーウーマンズを展開していきたいんだというプロモーションを終始見せら...
3 months ago
コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 非常に見やすて分かりやすい実在した自由運動の作品。 本作では中絶を違法とすることに対する自由運動。 エリザベスバンクス演じるジェーンが病気を理由に中絶を決断するも医師たちから中絶手術を断られ、それどころか彼女の体なんか心配すらされてない悲しい経験から望まない妊娠の違法中絶を手伝い、 そしてそれらを始めていくうちに...
2 months ago
インフィニティ・プール 金さえ積めば犯罪をいくらでも許してくれる島国で一度ハメを外し悪事を楽しんでしまうと止められない心理的恐怖をうまく描かれた作品だった。 クローンをテーマとした作品のため最初はクローンと本当の自分の存在の境界を惑わせてくるのかなと思ったがそこは良くも裏切られた。 ミアゴスの甲高い声で強い不快感を与えてくれる中々いいキャラであった。 エロ...
1 month ago
バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 監督の前作レ・ミゼラブル同様パリ郊外の現実問題を架空の町で描いた作品。本作と次作でパリ郊外の社会問題を描く三部作構成との事。 本作では移民が住む団地を市が強制的に追い出し彼らの生活する権利を奪う問題について丁寧に描かれている。 本作では市長の方の意図考えなんかも明確に描かれており、政府が一方的な悪だ...
12 days ago
美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 外人部隊を描いた作品。外人部隊といった色々と訳を抱えた者達が集まる(セカンドチャンスを求めたり)事もあって中々人権が大切にされない。 そんな厳しい環境の中主人公の教官が一人の神兵に目をつけ嫉妬僻みといった感情に駆られていくストーリー。 会話も少なく分かりやすいドラマ性で構成された作品ではない。 音楽...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 序盤のユニークな水銀灯は、水を出す事で、アメリカ人観光客の帽子の花飾りへのジョウロにしたかったらしい。 遠くの人物はコピー板。 ユロっぽい人々。 ドアマンのおじいさんはタチのお気に入り。俳優らしからぬ俳優を選ぶコツ。 仕事人間との対比。その動きをじっと見つめるユロ氏。動きも表情もない。どんな感情?? セバスチャンが通り過ぎ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 仏国リヨンで妻と5人の子どもたちと暮らす金融マンのアレクサンドル(メルヴィル・プポー)。 敬虔なカトリック教徒の彼は、少年期にひとりの神父から静的虐待を受けていた。 そして、こともあろうか、件の神父プレナが、いまも子どもたちを教えていることを知る。 教会を通じて対面したプレナ神父は、アレクサンドルへの性的虐待の事実は認めた...
2 months ago
ゴーストバスターズ フローズン・サマー 前作のアフターライフに比べると前作の公開から2年くらいしか経ってない事もあってか前作の様なエモさは薄く、アメコミ映画にありがちなモンスターが暴れまくる作品でありよく見た事ある様な既視感ある作品であった。わりかし内容も単調でありどちらかというと初代を知らない子どもをはじめとした若い世代にゴーストバスターズの世界へ誘うよ...
3 months ago
オーメン:ザ・ファースト 率直な感想として初代作に繋がる綺麗な前日譚を作ってきたなという印象。とても見やすくて初代作ファンへのファンサービスシーンも多くて面白かった。 ジャンルとしてはホラー作ではあるが近年のホラー作品に比べると個人的には恐怖はあまり感じられず、グロさも程々。モザイクシーン多数有りは少し笑ってしまった。 恐怖を楽しむと言うよりかはダミアンの...
3 months ago
ザ・タワー 始まった途端にもう外がブラックホールの様な物に包まれ団地から出られない状況から作品が始まる。 登場人物の背景や謎の闇の前兆など全くなく、作品の登場人物たちと同様に心の準備なくパニックを体験できる。 そこから人種間の対立や食料確保のために犬が犠牲になったり生存する為に窮地に立たされた人間の醜さなんかを描いていくのかなと思いきやそこまで大きな対立衝...
2 months ago
キラー・ナマケモノ 想像してた以上に安っぽい映画で退屈だった…似たタイプのキラーカブトガニよりかはくだらなくて笑えるシーンがいくつかあったりナマケモノがキュートに映るシーンが楽しめたけど、人を殺めるシーンは殆ど映さず終始おもちゃの様な動きで、元から求めてはいないとはいえここまで緊張感も恐怖も迫力も無いのは残念ではあった。 コントムービーとして見るのがもちろ...