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ゴジラ×コング 新たなる帝国 Comments (20)
タイトル通りゴジラ作品はハズレ無し
今作は「ゴジラ・コング・モスラ」が登場
後は、ボスと数十体の怪獣が登場
今作を観る前に前作を観た方が良いと思います。
今作は前作の続きって感じがする為
全部載せチーズ盛り盛り超ハイカロリーピザ。ハリウッドゴジラはとにかく派手ですね。あっという間に2時間が終わりました。➖1.0の怖ーいゴジラを観た後だったので擬人化されたゴジラやコングはなんだか可愛くて笑ってしまいました。エンターテイメント。お祭り。今回もてんこ盛り怪獣お祭り映画でした。ちょっとだけ猿の惑星入ってたな。
ただただ怪獣達が本能のまま縄張りや捕食の為に闘います。
怪獣映画の原点⁈って感じで小さなお子様でもかなりワクワク楽しめるかと。
日本のゴジラで育ってきたのでアメリカ版GODZILLAは斜に構えてるように見えてちょっといけすかないw
やっぱり伊福部さんの音楽はゴジラには必須だと。
前作同様、話は非常に荒唐無稽であり、リアリティを求めるのはナンセンスである。地球の中に巨大な空洞があって、そこがゴジラなどの巨大生物の生まれ故郷だというのだが、何故か重力が逆転しているというワケワカの設定になっている。地球の中に深く入ってしまえば自分より下の地球の質量が減るので、重力が減ることはあっても、逆転する理由はない。また、特に必要な設定でもなく、何故あんな話になるのかと首を傾げた。そもそも、地下なのにどこから光が来ているんだという疑問は何の説明もされない。
ゴジラがトップネームにあるのだが、前作よりはるかに出番が少なく、ほぼコングがメインの話であり、都合よく働かされる姿には、ゴジラファンとして非常に忸怩たるものを感じた。「巨猿の惑星」とでも呼ぶべき状態がかなり続く。ゴジラがローマに定住しているという話も何だかなである。ゴジラが動き出す度に市街地や橋などを壊すので、ローマ市はとんでもない出費を抱えてしまうはずである。
前作同様に、今作のコングは何と手話を理解して、自分も手話を使うので、人間とコミュニケーションが取れてしまっており、モンスターの条件から外れてしまっている。ゴジラまで人間や他の怪獣の言いなりになって活動してしまうようでは、大昔に見た子供に迎合しまくった怪獣映画を見せられているような気がした。コミュニケーションが取れるなら、暴れるシーンなど不要だったのではないかと思われてならない。
本作に登場する怪物はコングとゴジラばかりではなく、他にも何種類か出て来るのだが、全てが CG で作られている。いずれも魅力に乏しく、コングの食料になってしまったりしているが、筒切りのように刻んだ獲物をコングが食べているシーンは、缶ビールでも口に運んでいるように見えて仕方なかった。コングの義歯についても、どうやって上顎に固定したのか全くわからない。抜けた穴に差し込んだだけでは何も噛めるはずがない。
何もかも謎の世界で、何一つ謎が解明されることなく話が進む。かと思うと、登場人物の一人が突然状況を説明し始めたりする。本当に訳がわからない。そういう点にこだわりを持つような客筋を求めていないのだろう。ロケだけは世界中で行なっているようで、潤沢な資金の存在が察せられた。
本作には、前作同様に巨額の 47 資本が投入されたようで、代償として 47 人俳優が登場しているのが見え見えである。ゴジラ研究者とその養女との親子の関係をさも大事そうに描きながら、同行したクルーの一人がとんでもない目に遭ったのに誰一人それを悲しまず、全く尾を引くこともなく話が進んだのには呆れ果ててしまった。これを書いた脚本家は、FF7 でエアリスが死ぬように進言したというスクエアのクソ社員並の冷血感なのだろう。
音楽は本格的にクラシカルな作りで好感が持てたのだが、完全にオリジナルの曲で、伊福部昭を感じさせるようなところが皆無だったのには残念だった。CG での戦闘シーンはそれなりに見応えがあったが、やはり脚本の出来の悪さがハリウッド版の難点であると思わされた。この先、更に続編が作られる可能性もゼロではないと思うが、この調子で続けられても見る意味があるのかどうかは極めて怪しいという他はない。いずれにせよ、くれぐれも 47 の言いなりにはならないで欲しいと表明せずにはいられない思いに駆られた。
(映像5+脚本1+役者3+音楽4+演出3)×4=64 点。
1本は日本の東宝ゴジラで、もう1本がこのハリウッドのレジェンダリーゴジラ。
そして両方とも充分すぎるクオリティーの作品!
東宝ゴジラはアカデミー賞作品、レジェンダリーゴジラもキングコングと共演、いかにもアメリカ的な超ハイカロリー作品。
キングコングの歴史がざっと90年、ゴジラの歴史が70年。怪獣映画の2大トップスターが今も現役で、しかも当たり前のように共演して、貫禄充分なパフォーマンスを発揮してるんですよ?
映画130年くらいの歴史で考えても、これってフレッド・アステアとジーン・ケリーの共演とか、市川雷蔵と勝慎太郎の共演に匹敵するありえないレベルの共演でしょ?それが今では普通にシリーズ化されてるんですよ?
ゴジラもキングコングも、これまでの道のり、名作ばっかりじゃなかったですよ。むしろヘンテコリンな作品の方が多いんじゃないかと思いますよ。
でも今上映されてる両作品ともモノのハズミでヒットしちゃったラッキーヒットではなく、ちゃんと狙ってヒットさせてるんですから、ちょっとどうかしてる(ホメ言葉)!
なんていうか…大谷翔平的な…。
私思うんですが、本家日本のゴジラもシェーしたりシッポ抱えて熱戦放射で空飛んだり荒唐無稽なコトしてるんですから、走ったり飛び込みしたりするゴジラってまったく正しい!
それから私の解釈なんですけど、アンギラスとミニラの生まれ変わりも出て来て、まさに昭和ゴジラ!
レジェンダリーゴジラは、昭和ゴジラシリーズを実に上手く踏襲してると思いますよ。個人的にホントこういうのが見たかった!
そしてキングコングの「キング」の称号は「群のボス」ってことでしょ?ゴジラは今でも「キング・オブ・モンスターズ」の称号をキープしたまま、いよいよキングコングを昭和ゴジラの世界へ見事に取り込みましたね。
次はガイガンとジェットジャガーを出して下さい!
…ということで、良い時代になったなぁ…本当に感無量です。
今年は本当にゴジラのピークの年で、キングコングのピークの年だと思います。
これから『ゴジラ−1.0』も見てきますよ。
こんな体験もう2度と出来ないと思いますし。
ホント超幸せ。