石岡タロー

9.6/10
Total 10 reviews
Runtime   101分
Language   日本語
Area   日本
Written   石坂アツシ
In Theaters   Mar,29
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石岡タロー Plot

茨城県石岡市を舞台に、1匹の保護犬が飼い主を探すために駅に通い続ける姿や、犬と人々との交流を、実話をもとに温かなまなざしで描いたドラマ。昭和39年、茨城県石岡市の東小学校で1匹の犬が保護される。「タロー」と名付けられたその犬は、朝は校門で児童を出迎え、昼は1年生の教室を順番にまわり、その賢い行動ですっかり学校の人気者になる。しかし、ある日からタローは石岡駅までの2キロの道のりを往復する日課を始めるようになる。駅の待合室でじっと改札口を見つめ、しばらくすると駅を離れて再び小学校に戻る。そんな行動を朝と夕方の1日2回、毎日続けた。駅の待合室でも駅前の商店街でも多くの人にかわいがられ、17年にわたって駅通いを続けたタローだったが……。脚本・監督は、これまでに短編映画を多数手がけ、本作が初長編作品とった石坂アツシ。舞台となる小学校の心優しい校長役に山口良一、タローが待ち続けていた人物となる恭子役を渡辺美奈代、恭子の子ども時代をテレビドラマ「ばからもん」などで活躍する子役・寺田藍月が演じた。

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石岡タロー Comments (20)

Komnsxshgip
Komnsxshgip
石岡タローを観てきました。
涙なしでは観れない作品で、終わった後も心が洗われる様でした。
こんな世の中でも、こんなに感動出来る作品があるんだと。
ワンちゃん好きな人や、人の優しさに触れたい人などにお薦めです。
Piltlestdu
Piltlestdu
茨城県内で今でも愛される忠犬「タロー」の実話を基にした映画です。
私自身、石岡駅のメロディ変更がきっかけでタローの存在ならびにタローの話を知り、今回映画化ということで劇場に足を運びました。
17年間、最期まで健気にもう石岡駅には戻らない飼い主を待ち続けるタローの姿に思わず感情移入。
犬を家族に持つ身として、涙無しには見られませんでした…
犬好き、犬を家族に持つ人に、是非1度観て欲しい、そしてタローのことを知って欲しい。心からそう思える作品でした。
Xpmkiosshng
Xpmkiosshng
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ネタバレが酷いので、最初に一言で言うと、心がフヤフヤになる映画です。
ハンカチかティッシュを持って映画館へ行って下さい。派手なシーンや凝った脚本ではありません。「ひたむき」とはこういうこと、ということを感じられる映画です。

この話は以前テレビ番組で見て知っていたので、わざわざ見に行く必要ないかと思ったけど、やっぱり行ってよかったです。かなり実話に忠実な作品になっていると思います。そこが5点を付けた理由の1つでもあります。監督がこの実話に感動して作品にしたいと思ったという真意が伝わってきます。そして、犬の演技がすごく良い。いずれもタレント犬ではないのに、飼い主をみつめる時の表情なんか、天才子役並みです。冒頭のこの部分で既に目がウルウルでした。小学校の教室のシーンが何度か繰り返され、それが長いと思った人もいたかもしれませんが、そういう毎日変わらない日々を17年間繰り返したということを表すためのシーンだったのかと思っています。あるいは、地元のボランティアで参加してくれた子供たちや先生なのか?それならそのシーンはカットできないでしょう。みなさんで作り上げた映画なので、そうだとしても納得です。
また、あの当時の風景(車や看板など)をよく再現していて、そこも良かったです。昭和40年代、50年代です。犬は普通に人間の食べ残しなどを与えられ、外飼いが普通のことでしたからね、今の若い人は違和感を感じるかと思います。しかし、5才の子供が一人でローカル電車に乗って通園していた時代です。そこも合わせ、全て時代背景としてご理解して欲しいです。
私が一番好きなシーンはタローが国道をただ只管小走りで走っているシーン。こちらも何回が出て来ますが、そこがまたいいんです。今日もタローはこうして往復しているを表現したものと思っています。
本当の飼い主はなぜ卒園してから一度も石岡に行かなかったのか、それを思うと腸が煮えくりかえりますが、仕方ない。だからこそ、タローのためにも、この実話を映画にしてくれた監督に感謝ですし、まだこの話を知らない方々に知ってもらいたいし、私のように話を知っていた人の心にさえも、刺さる映画です。

それと、パンフレットの内容もすごく良かったです。買って正解でした。
Dibonumlcmo
Dibonumlcmo
ネタバレ! クリックして本文を読む
タロ-の17年間の一途な犬生に涙しかない。
時代は正に昭和の石岡として描かれていて、旧車やセットなども懐かしく楽しめました。
今の動物愛護状況からみれば、昭和当時の緩さや背景が理解できないかも知れないが、わんこを愛する人には涙止まらないですよ。
Etlachamsl
Etlachamsl
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とてもとても泣きました。すごく心温まるお話で、見終わってからもほっこりして帰ることができました。悲しい出来事はありましたが、決して悲しいお話ではありません。そこがとても良かったです。なんとなく先が読める展開で単純なお話ではあります。ですが、淡々と時が流れていくのを見せているようでいて、人々の心の動きや行動、犬の気持ちや時間の流れを丁寧に描いていると思いました。御涙頂戴でもなく、かと言ってドキュメンタリーのように無機質でもなく、私にはちょうどよいバランスのように思えました。見る人によって、元の飼い主目線にもなり、タロー本人の目線にもなり、または学校の子供目線にもなり、感じ方がそれぞれになるように、ですが最後は、タローは幸せな犬生であったんだなと誰もが感じられるようにつくられていました。そういう意味で、後から後から、色んな感想が湧いてきて、じわじわと沁みてくる映画です。何度も見たくなる映画でした。また今度は誰を連れて行こうかなと考えるのも楽しみになりつつあります。
今の若い方々には違和感がある犬の飼い方、子供の一人通学なんかもあるでしょうが、私はバッチリ世代で田舎育ちなので、そうそうこんな感じだったわと懐かしかったです。
毎日を時間に追われて忙しく過ごしている方、物事を難しく考えて煮詰まっている方なんかにもお薦めしたいです。