BAD LANDS バッド・ランズ

7.6/10
Total 10 reviews
Runtime   143分
Language   日本語
Area   日本
Written   原田眞人
In Theaters   Sep,29 2023
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BAD LANDS バッド・ランズ Plot

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BAD LANDS バッド・ランズ Comments (20)

Troekoalmcolfbo
Troekoalmcolfbo
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黒川博行氏の小説『勁草』(けいそう)を実写化。

大阪で特殊詐欺に手を染める橋岡煉梨と弟の矢代穣。賭博に手を出した、穣は借金を抱える。
そして高城を狙って金を強奪を試みるが逆にピンチに陥る。途中で煉梨の手助けを預り、高城を
抹消。
大金を手にした二人は根幹にある巨悪な根深い渦の闇に巻き込まれていく。

久々にドキマギした映画。
安藤サクラさんの冷ややかながら、遊び心ある
優しい表現力。鋭い目付きや動きが画面に引きずり込まれる。
同じ朝ドラヒロインでも、他の方々には演じれ無いと思う。唸る演技力に彼女の底力を感じた。
サイコパスな穣。山田涼介君の不気味な笑いが
怖さ知らず。徐々に男にっぽく力強くなる姿は
彼らしい。

名簿屋の高城役の生瀬勝久さんのふてぶてしい
姿全開も似合ってた。
刑事役佐竹の吉原光夫さんも、前に出過ぎず良かった。
元ヤクザの曼荼羅を演じる宇崎竜童さんは
味があり、格好いい。締めるときは締める男。
岡田君もさりげなくなく登場。

途中で入る土屋玲子さんの曲の入れ方は、高揚感と悲壮感を上手に流すから不思議なリアリティーを漂わせる。

危ういスリルの重さと、息を飲む疾走するスピード感を交互に重ねる監督の原田真人さんに脱帽。
作者がこの映画監督に承諾したのも頷ける。

最初から悪い奴なんか居ない。
生まれて育った環境は大きな影響を与える。
悪事なんだけど、許されないけど、そうしなければならなかったんだね。

ラストショットは最高な表情でした。
Isgsnpkoxmh
Isgsnpkoxmh
ネタバレ! クリックして本文を読む
曼荼羅の言葉、
「姉さん姉さん姉さん」
「何かあったら僕の命をあげる」
爆発天然パーマ、刺青、賭け事、もういない惚れた女…
原田監督は対になる演出をよくするけれど、曼荼羅はある意味、生きてネリと別れていた場合のジョーの行く末の姿として描かれているのかもしれないと思った。
ジョーの胸に秘めた想いを曼荼羅が最後に伝えられたこと、ネリに向けた微笑みがとんでもなくエモい。
大切な人のために生きて、大切な気持ちを伝えることができた。ジョーと曼荼羅の魂は救われて、ずっと他者に踏みにじられ悪意に閉じ込められていたネリの魂をも救って、ネリは再生の海に向かって走た。

他にも面白かったところ、演出と美術の素晴らしさ、役者さんたちの魅力的な演技、沢山言いたいことがあるけど、
とりあえず
ほんと良い映画見た!!
Xpismgknhso
Xpismgknhso
見てない状態で申し訳ないんですが、ちょっと思うところあるので書かせて下さい。

おそらく原作の時点で現実の事件の取材が丁寧でもなく、リアルではないので、社会派映画みたいな扱いはすべきではない。体感的に昨今の西成のエンタメでの扱いは地域差別に近くなってる。
他地域出身者だけど、関西人自身が偏見まみれでこの辺の歴史を調べもせずdeep案内的に語るのを見てきたので、無邪気なノワールフィクションとして見るには痛々しい。

『さがす』でも思ったけど、スラムツーリズム&オリエンタリズム的大阪感で描くなら、観客側がフィクションだと理解して見てる状態は必須だと思う。恐らく現状多くの視聴者はその状態ではない。
最近の西成イメージはdeep案内チルドレンとでも言える無責任なライターや配信者の影響で都市伝説的に歪んでいってるので、わざわざ彦根ロケまでして古いイメージを作り出したらしいと聞くと劇場で見ようという気にはならない。
これを山谷で撮ったらどうかな?って東京の土地勘がある人は考えてみてもいいと思う。特殊詐欺グループのイメージと直結させる緊張感あると思う。(9/25にそういうグループが逮捕されたけど、南堀江っていう大阪ではおしゃれイメージのある場所在住でしたし、現金引き落としにわざわざ郊外のATMに行ってる)

宣伝記事の下記について、今の天王寺公園や新今宮でこんなアホなことしてたらそりゃおかしな人いるなってことでピリつきますよ…。叫んだ場所が西成区なのか天王寺区なのかよく分からないし。あとこの記事の飛び交っていた?っていう記述、関西弁が粗く聞こえる人にはなんでも怒ってるように聞こえてるんじゃないかと思う。もしくはこのノリで行ったから怒られたか。

『一方の安藤は「西成での撮影が刺激的でした」とし、大きく重みのある声で「こらぁぁぁ~」とマイクを通して絶叫。天王寺公園内をピリつかせ、「西成ではリアルに飛び交っていた」と明かしていた。』

多大に地域差別に結びつきかねない宣伝やロケ地探しをしていたように読み取ったので、劇場では見ないです。今後配信で見たらフィクションとしてどう思ったかの点数入れます。
Dsgsirloent
Dsgsirloent
これはすごい映画なのか。
これは面白い映画なのか。

一貫して大阪弁の洪水であり、舞台も大阪のアンダーグランドな世界。
ちょっと言葉、音声も聞き取りにくいところもあり、しばらく物語の世界に入りにくかった。2時間20分を超える、長めの尺というのも難点。

特殊詐欺グループを、大阪の濃いぃ~世界観、下層民の世界と絡めて、面白い作品にはなっている、と思う。
安藤はNHK朝ドラヒロインもやれば、本作のような体を張った役も起用にこなせる名優であることは評価する。
小さい作品でも「百円の恋」とか、彼女の演技に圧倒されたいい映画を思い出す。
本作でも、なかなか簡単ではない芝居をしているし、その身体能力にも目を見張る場面がしばしばある。

トータルでいえば、これは「評価しないといけない」映画なのかな、とは思う。
しかし、話のテーマがちょっと広がりすぎて、尺も長く、見ている者の集中を切らせる仕上がりなのだ。
頻尿である評者はなんと2度もおしっこしに劇場の暗闇からトイレに駆け込んでしまった。
その間、話の流れが分からなくなるようなこともなかった。つまり、やや冗漫な仕上がりなのである。

原作者の黒川博行がカメオ出演していたり、制作関係者を何人か画面に入っているようなスポンサーに対して忖度でもしているような点がちょっと気になった。
ジャニーズ事務所も制作に絡んでいて、どこかに藤島ジュリーでも映っていないか、なんて思ったりして。

封切りから3日目の日曜に下町の映画見巧者が集まるシネコンで見たが、ほぼ満席。映画ファンも関心を持つ作品なのだろう。
クライムサスペンスとしての出来はさて、どうか?
先に書いたとおり、テーマが広がってしまい物語が拡散しているような印象を僕は持った。その点で、もっと工夫の余地がある作品だと思う。
大ベテラン監督の原田真人の作品としては、ややブラッシュアップが足りない、と言っておこう。
この手の作品があまり好きではない人にはまったくおすすめはしない。
Nkpssgmxiho
Nkpssgmxiho
基本、出演者が皆早口で何言っているのか判りづらいので(演出でしょうが)、却って集中して鑑賞

中盤まで物語の筋が不明で大阪の混沌をとことん描写していくが、山田涼介登場以降話が動き出していく

キャスティングが絶妙で、特に林田役の人(サリngROCK⁉)、初めて知りました

何回観ても色々発見できる娯楽作となっております