犬王

7.4/10
Total 23 reviews
Runtime   97分
Language   日本語
Area   日本
Written   野木亜紀子
In Theaters   May,28 2022
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犬王 Plot

南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の小説「平家物語
犬王の巻」を、「夜明け告げるルーのうた」の湯浅政明監督が映像化した長編ミュージカルアニメ。京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生した。その子どもこそが後に民衆を熱狂させる能楽師・犬王だったが、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは犬王の全身を衣服で包み、顔には面を被せた。ある日、犬王は盲目の琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会う。世を生き抜くためのビジネスパートナーとして固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を開花させてヒット曲を連発。舞台で観客を魅了するようになった犬王は、演じるたびに身体の一部を解き、唯一無二の美を獲得していく。湯浅監督がかつてアニメ化した「ピンポン」の漫画家・松本大洋がキャラクター原案を手がけ、「アイアムアヒーロー」の野木亜紀子が脚本を担当。

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犬王 Actors

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犬王 Comments (7)

Diuyppaenh
Diuyppaenh
素晴らしい作品でした。
歌声や音はもちろんのこと、アニメってここまで表現できるものなのかと驚き感動の連続でした。観に行ってよかったです。
Gsonkshpmix
Gsonkshpmix
のだけれどもう一度見たくなる。
例えるならば、
野外フェスに行って、
好きなアーティストが出るまでの空き時間、適当に空いてるステージの近くで座ってたら、
とんでもなく良い音楽が聞こえてきて、
なんだこいつらは
となってスマホで調べて、
機会があったら個人ライブ行くかな…
いい音楽やるじゃねえか…

みたいな映画。

映画じゃなくてフェス。
8割歌ってる。
爆音上映で観に行けばよかった。
Oeriaafttvde
Oeriaafttvde
この作品の表層部分を表すなら、友情サクセスストーリー、オペラやミュージカルの様な楽しさだと思います。
ではアニメである必要なくない?と思われるかもですが、本作はアニメでの表現がベストな作品であると思えます。それは、実際に存在するが目に見えない物を表現しようとしているからだと思います。
実際に視聴しているとなんとも不思議な感覚を感じます。一例ですが、匂いの表現などは今まで感じた事がない感覚でした。

そして、ぶつけられたテーマは予想より深い物でした。
人を感動させるのは、魂から出た表現であり、正の感情、負の感情は関係ないという物だと感じます。他人からの賞賛はその後についてくるもので決して順序が逆ではいけないという思想かなと...

そして最後に史実?の犬王の顛末が説明されますが、それがとても納得できるものとなっていました。

とても大きくそして、小さいテーマを描いた作品だと思います。
Tetasevrey
Tetasevrey
ファーストテイクと言う企画モノ動画でアヴちゃんを観て一発でノックアウトされました。アニメ・どろろのOP曲にもなっていた「火炎」を、アコギ一本の伴奏で歌うんですが、カッコ良すぎですよ。シビレまくりました。

よって。

100%アヴちゃん目当てでした。正直なところ、もっとアヴちゃんの歌を聴きたかったですけど。展開上は十分だったですかねw

申楽が現代化します。クラシックなロックから、ジミヘンになり、ちょっぴりヘビメタ化したり。ヒップホップダンスが体操になってトドメがシルクドソレイユw

もうね。吹っ飛んでますが。これくらいの嘘くささは、あって然るべきでしょうか。

物語りの方は、源平合戦から室町幕府の権威確立までの時代を背景にした若者たちの悲劇、と言うのが基本的な立て付け。平家の呪いや、悪魔的な存在を、起承転結のカナメにしながら、割と淡々と、ともすれば無機質に話を進めて行きますが、その控え目な悲劇展開は、結構好きかも知れない。

ハケンアニメを見た翌週に見たせいか、作り手の裏側を、色々と空想してしまうと言うw

作画の特徴もですが、登場人物の内心描写が良い感じにしつこさが無かったりして、スリムな作りが心地良かったです。
Mghnssikpxo
Mghnssikpxo
最初の表題は、有料パンフの原作者の言葉の受け売り。音楽と舞の中だるみはあるが、なかなかの佳作アニメ。
デザインが良い。

コレと「平家物語」の一本化、オーソライズという歴史のカラクリ、
壇ノ浦で安徳天皇と共に滅びた平家の怨念。
なかなかストーリーは面白い。大和猿楽の観阿弥・世阿弥によって確立された「能」
滅び去った近江猿楽比叡座の道阿弥・犬王。

心理的な抽象、怨念と具現的な「歴史は恣意的に記録される」を猿楽の舞と琵琶の音がつなぐ。

異形の奇形で生まれ疎まれる能楽師と盲目になってしまい、琵琶法師に弟子入りした者

2人の「虐げられたもの」は共鳴し

見事な舞と謡曲を完成する。

歴史は「滅びの刹那」が面白いから、ツボにハマる。

あと歴史は江戸時代の「大日本史」その他によって
当時の東京帝大(それ以前)の教授によって過去の書物の整合性を丹念に精緻に検証したもの

だからか「為政者、権力者にとってムシノイイ話」がベースだから・・

この手のアウトロー的な話は面白い、原作読みたくなった。

平氏の怨念はオドロオドロしくて良い。絵も丁寧だ。特に室町時代の家屋・・

サクサクと行こか・・・と掴みはokであった。

ただ歴史の想像、飛躍は楽しいのだが、肝心の猿楽と琵琶の音が・・ビックリ‼️飛躍しすぎ

どう見ても、ハードロックというかヘヴィメタというかパンクというか・・・
どう見ても、ダンス、ブレイクダンス、バレエ、ヒップホップ、オリンピック体操の平均台、平行棒か??
この描写が当然の如く長いんだわ・・・チト辟易、もうチコっと和風で良くないかい?

そこで「寝ないことが勝負の分かれ目」映画。まあ「たまにはこういう作風も良い」と思わせる佳作と言っておこう。
時間は短く感じます。
松重豊は「脳内で松重豊の声刻まれている」有名俳優だから・・チト声優的には個性が出過ぎて、太った男
に合わない、違和感なのはご愛嬌ですね。
なんで途中、犬王の手が短く普通になったのだろか?

でも楽しいよね、歴史の想像、平氏の怨念。
でも「将門塚の呪い」は1億%インチキ。名もなき落武者の方が怖いってば・・・クソ威張りしていた棟梁など怖くないよ。