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君が生きた証 Comments (20)
会社を辞めて荒んだ生活を送っていたサムは別れた妻から音楽好きだったジョシュが残したという歌の歌詞とデモテープを受け取る。
その曲を聴いて息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムはジョシュの遺品でもあるギターを手にしてライブハウスでステージに飛び入り参加する。
そんなサムの演奏を聴いて感銘を受けたクエンティンはサムを説得して親子ほど年の離れた2人はバンドを結成することになる。
そのバンドが成功しつつある中サムとだんだんと充実した日々を送れるようになるけど亡くなった息子の彼女にあいまた現実に引き戻され
そしてクエンティンに言えなかなった秘密が明かされてしまう…
LASTはホントに切なく悲しくサムの今後が心配になる感じのまま終わってしまった。
銃乱射事件で息子を亡くした父親。1人の若者に息子の姿を重ね息子が書いた歌で次第にバンドとして人気が出始める。
しかし、息子の元彼女のある告白によりバンドを解散する。
息子は銃乱射事件の加害者でありその場で自殺をしていた事実。
加害者の父親という視点が新鮮。重いテーマではあるのに魅力的な歌と丁寧な作り込みのおかげで希望を感じながらエンドロールを迎えられる。
事実がわかるまでの前半では息子思いの素敵な父親。魅力的な歌を残してこの世を去ってしまった息子が可哀想。
そんな気持ちがあったが事実と共に揺らいでしまう。
しかし、前半での感情は嘘ではない。
加害者は本当に悪だったのか?もっと根本に彼を加害者にしてしまう原因があったのではないかと。
一度観て考えて欲しい傑作です。
監督デビューだからか力不足な感も!?
息子の死が加害者側だった意外なオチもショッキングに描かれていないから驚きたいのにオチ前の描写が軽く思われ何とも微妙。
バンドも在り来たりなPOPな雰囲気で退屈。
内容は良いがW・H・メイシーの演出が脚本に追い付いていない勿体無い作品と個人的には。
2回目には一つ一つの台詞の意味が全く違う感覚になる。
一人の親として非常に考えさせられる映画でした。
苦悩の末、間違いを犯してしまった息子と、息子の歌を通じて、心を通わせていく父。
この歌が認められることは、息子が認められた証であり、息子がしたことは、被害者やその家族、息子の周りの人物にとって許されざること。
ドラマティックに打ちひしがれない、ただ落ちていく父の姿が、とてもリアリティがあり、父親、息子、母親、元カノ、クエンティン、その誰にも感情移入することができる。