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犬部! Comments (20)
目を背けてはいけないことに、目を背けずに向き合う勇気に満ち溢れた映画。
この映画、作製した方々へ、感謝です。
犬を飼っている友達も一緒だったが、最初から泣いていた。終わってすぐ、家族に観せたい。これから、ペットを飼おうとしている人たちは絶対!観た方がいい。と…。
7月22日に公開だが、もう上映が1回しかない。
各映画館の支配人様…配給会社の本部の担当者様…どうか…一日でも長く、上映お願いします。また、観に行きます!
ただそれをシンプルに 救える という信念のもとに行動できる想いに号泣です。
犬好き猫好きとして今までたくさんの命に関わろうとしてきましたが、現実はもっと厳しかったです。
私は子供の頃獣医師になりたいと思ってましたが、当時の現役獣医学生にたくさんの動物を殺さなければならないという話しを聞いて夢を諦めたヘタレです。
多くの方に観ていただいて動物愛護が行き渡ることを願います。
現実から乖離してないフィクション
犬たちが主役、というわけではない。あくまでも人間たちが主役なのは仕方ない、人間たちが人間のために作った映画だから。でも、動物と人間について常に考え続けてきたひとたちのひとつの結論がここにある。
避妊手術は仕方ない。人間の飼育下では、自然環境より何倍も繁殖してしまう。繁殖してしまえば生まれてきたものを全て飼うことはできない。それは犬たちにとっても人間たちにとっても幸せな世界ではない。
主人公が許せなかったのは、殺処分にされる犬が、学生たちが勉強するための動物実験の献体にされることだった。
学生が獣医師になるために必要なプロセスであるとされていた。その犬は、ほかの犬を助けるために犠牲になるという考えかただ。
主人公は、開業医の手術に何度も立ち合い、それを詳細なレポートに起こして提出することで、動物実験に参加することを回避した。
そして彼が許せなかったことがもうひとつ、動物愛護センターで飼い主のみつからなかった犬は、殺処分に回される。子犬は、ほぼ貰い手がいるらしいが、成犬や老犬は、安楽死の道があるのみだ。
人間にも通じる生命の尊厳の問題がここにもある。