罪の声
プロット
日本
Oct,30 2020 In Theaters
アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生
プロット
メキシコ
Nov,23 1996 In Theaters
ミーシャ ホロコーストと白い狼
プロット
フランス・ベルギー・ドイツ合作
May,09 2009 In Theaters
キング 罪の王
プロット
アメリカ
Nov,18 2006 In Theaters
罪の余白
プロット
日本
Oct,03 2015 In Theaters
ウディ・アレンの重罪と軽罪
プロット
アメリカ
Apr,06 1990 In Theaters
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ホロコーストの罪人 Comments (20)
当時、なぜ、ユダヤの人がこんな仕打ちを受けるのか、ノルウェーもなぜ、ドイツのこう言った考え方に賛同していたのか・・・・
どの映画も、ドイツ人全ての人がああ言った事をしたように描かれているけど、ドイツ人の中でも、ユダヤ人を守ろうとした人もいただろうし・・・・
本作品の内容を見ているだけだよ、ただただ呆れるだけ・・・・
現代に合わせて考えても、これから同じような事が起きても不思議じゃないし・・・・
結局、地球にとっても、自然界にとっても、ガンは人間なんだろうし・・・・
正直、その過ちを乗り越えられるのも人間なんだろうけど・・・・
日本人にとって色々な意味で馴染みのない内容なので、理解に苦しむ事もありますが、この様な映画がこれからの世の中に多大な影響がある事を祈ります。
ユダヤ人家族の描き方に問題があると思う。描かれたブラウデ家は家族第一主義であり、ユダヤ主義である。家族を大事にしているかという説教があり、食事の前の長ったらしい祈りの儀式を後生大事に守ろうとする。愛情よりも形式なのだ。これではこの家族に好意を持つ人はいないだろう。
しかしユダヤ人でない嫁を受け入れた点を考えても、実際のブラウデ夫妻は映画が表現するようなスクエアな人格ではないと思う。製作者の意図は不明だが、少なくともユダヤ人に対して好意的な描き方ではない。ブラウデ家の人々に感情移入できなかった理由の多くはそこにある。もしかしたらノルウェー人にはいまでもユダヤ人に対する差別意識が残っているのではないか。
何をもってユダヤ人とするのか、いくつか議論があるようだが、少なくとも日本人や中国人がユダヤ教を信じて儀式を完全に行なったとしても、ユダヤ人とは呼ばれにくい気がする。ヒトラーがユダヤ人と呼んだ定義は不明だが、アジア人や黒人は見た目だけでユダヤ人ではないと判断されただろう。白人でも、日頃からヘブライ語を話しているならともかく、ノルウェーに住んでノルウェー語を話す人間をユダヤ人と判断できるのはどうしてなのか。
このあたりが日本人にはなかなか理解し難いところである。在日の朝鮮人や中国人がいても、日本語を流暢に操れば日本人と区別がつかないし、戦後の日本人には朝鮮人や中国人を差別する意識は殆どないだろう。無宗教の日本人には食事前に祈るような厄介な風習もないから、差別にも繋がりにくい。そもそも隣人や同僚を中国人や朝鮮人ではないかと疑ったりすることがない。在日三世の人たちは日本語しか話せない人も多い。
ところが戦前の国家主義や国粋主義を引きずっている精神性の人間の中には、石原慎太郎のように「三国人」といった発言をする者もいる。2000年4月のことだ。ニュースでその発言を聞いたときは腰を抜かしそうになった。ヒトラーが「ユダヤ人」と言ったのと同じだからである。ドイツで同様の発言を政治家がしたら、政治生命を失うどころか、逮捕すらされかねない。石原は戦後55年を経ても尚、民主主義に首肯しなかった政治家である。不寛容さにかけてはタリバンにも引けを取らない。
にもかかわらず石原はその後の都知事選で3回も圧勝している。当方はこの結果を見て、東京都の有権者に絶望してしまった。ヒトラーと同じ精神性の政治家に都知事を4期も務めさせたのだ。このことの恐ろしさに気づいている有権者もそれなりにいるかも知れないが、圧倒的多数は気づいていない。同じ精神性の小池百合子が何度も都知事選で圧勝するのがその証拠だ。そして同じような精神性の政治家はたくさんいる。つまりそういう政治家を当選させる有権者が膨大に存在するということだ。無力感に気が遠くなる。
チャールズを演じた俳優がマット・デイモンみたいでなかなかいい。ブラウデ家がまともな描き方をされていたら、この人に感情移入して、本作品を観るのにもう少し気持ちがこもったと思う。
ただ、連行されて強制労働させられ、裸にされてガス室に送られるのがユダヤ人だけではなく、そのうち日本人もそういう運命になるのではないかという悪い予感はした。パラリンピックの学徒動員を見て、その日はそう遠くないのではないかと思った。
終始とにかく重い作品。ホロコーストについては、ナチスの重罪として当然知っていたが、ノルウェーがこういった形で関わっていたとは知らず。このテの作品は何度見ても、新しく哀しい発見がありますね。
実在したブラウデ一家に起こった悲劇を中心に描き、映画作品としてのエンタメ性等々は粗皆無。
幸せな日常が一転、罪もなくバラバラにされる家族。男達が連れていかれたのはベルグ収容所。
例の如く、ナチス兵に酷い目にあわされる毎日だが、家族一緒なのがせめてもの救い。収容所長の蛮行後、チャールズを囲み笑いあう家族。せめてもの救いですね…。
同じ頃、家に残った母親も財産差し押さえの目に遭い。。情けはあるって、どういう気持ちで観れば良いの?
収容所では急に2グループにされるユダヤ人達。お父さんの判断、最初は「何故?」とも思ったが、何となく予感がしてたのでしょうか。まぁいずれにせよバレちゃったらよりマズかっただろうし。。
直後のチャールズのせめてもの抵抗に少し胸がアツくなった。
そしてクライマックスは胸が締め付けられる。大切な人と共に、ってのが僅かな慰めかな。
全体を通し、テンポは悪くないものの、あまり起承転結というか起伏を感じさせない展開。映画を「楽しむ」という作品ではないのである意味当然ではありますが。
ホロコーストに加担したということであれば、確かにそれはノルウェーの罪ではあるけど、言うまでも無くそもそもの悪は別の所にありますからね。実際に、当時のノルウェー国家を操っていたのはナチスなんでしょうし。
終始悲しい作品ではあるが、その中でも助け合う家族の心強さに勇気づけられた作品だった。
2021年現在も各国で様々な事が起こっておりますが、武力や金をちらつかされて正義が屈するようなことがあってはなりませんね。
あと、これも事実に沿っているのかもしれませんが、ハリーに比べてイサクが何となく冷遇されているような…?
こちらは上記作品より、時系列や登場人物がわかりやすく観やすい映画だと思います。
当時のノルウェーのお国事情で、自国の警察によって追い詰められていくユダヤ人家族がやるせない。同じ国民だったのに、事務員でさえ淡々と収容所にユダヤ人を送る仕事をこなす姿も怖い。隣人も信じられない環境で疑心暗鬼になりながら、家族や同じ民族を救いたいと願うユダヤ人たち。家族がバラバラになり財産も没収され処刑され、というのはよくあるお話かもしれませんが、アウシュビッツでの別れ方がとても切ない。「ソフィーの選択」を思い出しました。
個人的には、主演の男優さんが好み❣️
ユダヤ人が迫害される、それに対する悲劇inノルウェー。
内容に全くもって新鮮味はない。結局はテーマと結末がどうやったって毎回同じ、この映画もそう。
すさまじく地味なので、かなり眠くなってしまった。
ナチスをテーマにした映画はすさまじい数があるだろうが、その中でも凡作の部類です。アウシュヴィッツレポートといい、かなり食傷気味なので、もう今後はこのテーマの映画はみないなと決意させてくれるような品質だった。