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ちょんまげぷりん Comments (20)
これも、正直はじめは、…でした笑
しかし、良い意味で期待を裏切ってくれた。
非常にストーリーが良くできている!
さらっと観るつもりだったけど、あれ良作を見つけられたぞ、となりました。
しかも、江戸や侍を扱っているので、外国の方に観てもらえたらもっと喜ばれそう。そういう意味でも、誰が観ても楽しめる良い邦画。
なにより、タイトルが可愛い笑
映画「ちょんまげプリン」(中村義洋監督)から。
江戸時代から、タイムスリップしてきて、
現代社会で、プリンの味を覚えてしまった安兵衛。
それを江戸に持ち帰り、プリンの味を再現し現代へ繋げる。
嬉しいことに、この発想は、ラストシーンまで気がつかない。
そこがまた、楽しい映画であった。
しかし、もっと感動したことは、わずかな時間ではあったが、
江戸時代のお侍さんと一緒に過ごした子役、鈴木福君が
幼稚園の卒業式に叫んだ「大きくなったら」の夢。
他の子どもたちは、ケーキ屋さんやサッカーの選手など、
幼稚園児らしい夢だったのに、彼だけは堂々と叫んだ。
「大きくなったら、侍になります」
事情を知らない人たちは、大笑いするけれど、
お母さん役を演じた、ともさかりえさんは大拍手を送った。
彼なりに、お侍さんから感じた、礼儀や言葉遣い、
はたまた、ものの考え方に感動しての言葉だと思う。
自分の息子が、心からそう感じてくれていることに、
彼女は「誇り」さえ、感じているようにみえた。
私も口にしてみたいな。「今からでも、侍になります」。
※ 鑑賞直後のメモから
昔も今も生きて行くのは辛いもの…って言う最後はなかなか良かった。
尤も、そこに至るまでの展開はかなりいい加減なところも多くて、注文が付く。
現代の家電製品等をいつの間にか使いこなせている辺りなんぞや…だって俺なんか、現代人なのに。現代の家電等全く使いこなしてはいないし(泣)ましてや、130年後の2140年にタイムスリップしたとして…絶対に使いこなせる筈なんか無いからなあ〜。
尤も映画ですから、そこはそれ…ですけどね。
ともさかりえは可愛いが、歯の汚さがちょっと気になった。
錦戸亮は、走る姿に侍としての工夫が見られたが。普段の何気なく歩く姿や、立ち振る舞いの所作が現代人過ぎる気がする。
子役の男の子が巧い。
2010年8月6日 TOHOシネマズ錦糸町/No.8スクリーン
それに関連するオマージュ的な演出も
散りばめられています。
トンデモ設定ありきで始まるので
それを踏まえストーリーも楽しく観れます。
コミカルに描いてありますが
母子家庭の生活の難しさ、
逆に会社側としての立場も描いてあり、
現実社会にもある
難しい課題だと思います。
気になったのは、錦戸さんの後れ毛。
マゲであるにも関わらず、普通に現代ヘア。
違和感ありまくりです。頑張りどころでしょ。
その他にも視覚的にチープというか
半端な感じが目立つところがとても残念でした。
とはいえ、
主役3人の演技に引き込まれながら
ストーリーに集中出来る作品で、
よく出来ていると思います。
エピローグも清々しいと思いました。