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食堂かたつむり Comments (20)
こんな映画が2度と作られないよう祈るばかりです。
映画「食堂かたつむり」(富永まい監督)から。
心因性失声症になってしまった倫子役は、女優・柴咲コウさん。
作品の中でも、ほとんど台詞はない。
しかし、なぜだか、彼女の表情に、いろいろな声が聴こえた。
特に「おいしかった・・」と言われた時の、彼女の幸せそうな顔は、
手垢のついた「嬉しい」「幸せ」では表現できないほどだ。
静かな映画だが、観終わって、こちらも幸せな気分になれる作品。
気になる一言は、彼女が開いた「食堂かたつむり」の意味。
たぶん、ほんの少ししか画面には出ない、看板に書かれた文字。
「おっぱい村のめぐみを、かたつむりのあゆみのように
ゆっくり時間をかけて、お届けしたいと思います。
ご希望をお聞かせください。」
1日1組のお客のために、どんな料理を作ったら幸せになるか、を
じっくり考えながら、料理を作ると言う意味なのだろう。
この作品、女性が観たら、また違った感想なんだろうな、と思うが、
料理を作っている時の女性(妻)って、美しいな・・って感じたのは、
きっと私が男だからだろうな。
料理って、不思議な力があるな、と実感した作品である。
監督が撮りたかったものを全部寄せ集めた感じだろうか、全体的にもっと整理できると思う。所々飽きさせないような演出はあるけど、虫のくだりが終わった辺りから退屈に感じた。原作は未読なので内容について文句は言いにくいが、もっとさくっとやってほっこりする感じを期待していた
原作を読んでいないので無知なまま柴咲さん見たさで見ました。
かもめ食堂の雰囲気かと思いきや、嫌われ松子っぽい(映画みてないけど)感じ。
ゆるい映像ではなかったので
めっちゃ好み!というわけではないけど、嫌いじゃないかなといった感じでした。
出てくるお料理が素敵なのと
りんこの食堂かたつむりのキッチンが素敵。
あんなキッチンでお料理したい。
あとブタがいた教室のテーマをさらっと入れていた。
切なかったけど、食べるって生きることなんだなと思ったり。
ファンタジックなおとぎ話といった印象。
最後の親子のお話と
白い鳥の食事のシーンがいろいろとぐっときます。
でも音楽と色彩感とかは好きかも♡ブタが…
もう観ないけど。