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スーパーマンIII 電子の要塞 Comments (8)
大企業の経営者の命令で天才プログラマーがスーパーコンピューターを開発。弱点すらを読み解く電子の敵に立ち向かう。
後から調べてみたら、前作「Ⅱ」は元々リチャード・ドナーが続投、一作目と合わせて前編後編として製作される予定だったらしい。(ドナー監督版の「Ⅱ」も存在するらしい)
なので、雰囲気や世界観そのままなのは当然。
が、今作は目に見えて雰囲気が変わったというか、明らかに質が落ちた。
全編通して緩いコメディタッチ。
メインキャストにコメディアンのリチャード・プライヤーを起用。
前半はクラークの地球での里帰り、プライヤー演じる天才プログラマーと大企業経営者のやり取りが延々続く。
合間合間にスーパーマンの活躍を少し挟むだけで敵らしい敵も登場せず、かなり退屈。
中盤、スーパーコンピューターによってスーパーマンの悪の部分が登場、善悪二つに分離し、やっと今作の見せ場の一つである“善スーパーマンVS悪スーパーマン”。
そして、親玉である大企業経営者と対峙…となるのだが、緊迫感にもワクワク感にも欠ける。
ロイスやデイリー・プラネットの面々は最初と最後だけ。
ルーサーは今回は不在。
スーパーマンは居るが登場人物はガラリと変わり、番外編のような感じ。
時間の流れを感じるなぁ
最初の街中での謎のドタバタコメディ感。盲者をこんな扱いにしていいんか?と思いつつ、傾いた電話ボックスに映し出されるスーパーマンⅢのタイトルに爆笑。
薄いよ!字が!他にもタイミングあったでしょうに!笑
今回の敵?はコーヒーの価格操作を企む企業の社長ウェブスターとその会社に勤めるパソコンの天才ガスゴーマン。
うん、、
薄い!!もはや敵と言えない!!
ルーサーよりも小悪党の登場でルーサーの偉大さがわかる笑(今回出番なし)
中盤にスーパーマンが善と悪に分かれ、戦うシーンかあるが見所はここぐらいだがここの評判が悪いらしい笑。確かにヒーローに悪の心があるという描写は嫌という人は多いかも。
でもそういう考えなしに観ればここはわりと面白かったかも。肌もコスチュームも浅黒くなったスーパーマンが無精髭生やしたまま、バーのカウンターに座り、手酌で酒を飲む。それを遠目に怖がりながら見る人々笑。あとやることがねちっこくなる。聖火を息で消したシーンは笑った。こりゃ嫌がられるよ笑。
ゴーマンのコミカルな感じとウェブスター役のロバートヴォーンの英語の発音はすごい良かった!
調べてみるとロバートヴォーンはTVドラマシリーズのナポレオンソロだったらしい。
それ知らずに次に観たのがコードネームU.N.C.L.E笑。すげぇ偶然笑。