カリガリ博士 Plot

欧州大戦後、ドイツ映画復興の第一声をあげた作品で、奇怪なカリガリ博士が眠り男チェザーレを操る殺人事件の数々は、精神病患者の妄想であった。という表現派映画の第一作。無声。

カリガリ博士 Actors

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カリガリ博士 Comments (8)

Siensewtlt
Siensewtlt
舞台セット、家具、背景など美術が独特でかつ歪んでいます
斜めであったり引き伸ばされたり様々です
キュビズムの絵画の中のような世界です

この中で物語が展開されます
入れ子式の複雑な構造の物語で最後の最後でそうだったのかと明かされます

筒の先から覗いているかのような視野狭窄のカメラが登場人物の対象だけを捉えます
まるで歌舞伎のような隈取りのあるメイクを施し、意識的なオーバーアクションがなされます

そして眠り男と夢遊病、精神病院とフロイトの精神分析的な世界の雰囲気を漂わせてています

内面的、感情的、精神的なものなど「目に見えない」主観的な世界を、映像で表現しようと様々な実験的な演出を試みています

その手段としてキュビズムとフロイトを援用しているのでしょう
つまり1920年当時の最先端の芸術と科学を融合して作り上げた映像作品なのだと思います

正にこれこそドイツ表現主義そのものの映画であると思いました

製作されてちょうど100年になろうとしていますが、これ程までに前衛的で野心的な映画は未だに作られていないのではと思います
21世紀の現代ではCGによってそれこそどんな映像でも作り出せるような技術があります
それでも、今もなお最先端の映像作品なのではないでしょうか?

これを超える前衛的な挑戦を現代の作品で観てみたいものです
EnlAecraidam
EnlAecraidam
無声映画を観たかったので解説も読まずとにかく鑑賞。
画像が悪いので、歪んでいたり、傾いているのかと思ったが、それは恐怖心を煽る視覚効果だということに気がついた。 なるほど。
あの不気味は木は本物か?絵なのか?
歪んだ家や傾いたドア、化粧や表情も怖くて、モノクロと画像の悪さが余計に気味悪い。
ホラー映画としてはかなり成功している。
100年前の映画なんだ.....。
Knshpgimxos
Knshpgimxos
友人の評判を聞いて、観てみることに。

僕の中で「サイレント映画って音声がないし、しかも白黒。それって観てて面白いの?」っていう疑問があって、今まで避けて通ってきたんですけど、これが面白かった。

そもそもサイレント映画ではどうやって物語を語るのかっていうと、ビジュアルとアクションなんですよね。視覚からの情報だけで映画に引き込まれるって冷静に考えてすごいことじゃないですか。で、それがサイレント映画の魅力だと僕は思うのです。

この映画は基本的にワンシーン・ワンカットで、シーンの切り替えであまり変化がないので、画面の細部まで拘わっています。歪んだ背景とか、デフォルメされたオブジェとか、あと登場人物の全員イッちゃってる感。良いですね。

CGが普及してこういう映画があまり生まれないからこそ、観る価値はあると思います。なんだか、サイレント映画の魅力にハマってしまいそうです。
勧めてくれた友人に感謝して、チェザーレのように眠りにつこうと思います。