UDON

6.4/10
Total 11 reviews
Runtime   134分
Language   日本語
Area   日本
Written   戸田山雅司
In Theaters   Aug,26 2006
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UDON Plot

「踊る大捜査線」「交渉人
真下正義」のプロデューサー亀山千広と香川県出身の本広克行監督が日本のソウルフードである“うどん”をテーマに製作したコメディドラマ。BIGになるために讃岐を出てニューヨークに飛び出した香助(ユースケ・サンタマリア)だったが、夢破れ借金を抱えて帰国する。父親には一喝されるも、とりあえず借金を返すためにタウン誌の編集として働くことにする。

UDON Actors

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UDON Comments (13)

Msnpghoxski
Msnpghoxski
話は非常にくだらなくて展開も急で、正直どーでもいー話でしたが、
うどんの魅力=香川の魅力はすごく出てる。
実際のうどん屋の店員がそのまま出てるからびっくり。
これは前半1時間くらいで終わっておけば秀作だったね。

ナンチャン、松本明子、要潤の香川地元陣はじめ、
当時ちょい役の今スターが名も無き役で揃ってる。
大泉洋、佐々木蔵之介、真木よう子、池松壮亮。
ムロツヨシとかも出てます。

各うどん屋と「あの頃のあの人」視点だけで充分な内容でした。

ユースケは改めて役者向きではないと思った。
Tconcuaimg
Tconcuaimg
讃岐うどん好きだから、最後まで観た。なんだかなぁ、と思いながら、うどんのように粘り強く、最後まで観切った。讃岐うどん食いたくなっただけ😅
Kmnpigsxhso
Kmnpigsxhso
誰の心にもある故郷を思い出させる食べ物あるでしょう。しかし、ソウルフードと呼べるほど香川県民とさぬきうどんの絆を描いた作品だと思いました。
このうどんの前には、他の地域の餃子やそばやラーメンは敵わないだろうと思います。
特に香川県出身者にとって、溜め池や讃岐富士の懐かしい風景に、麦の香りタップリの製麺所でうどんをすする映像を見せられますと、もうそれだけでぐぐっと来ますね。

本広克行監督は、この絆を描きたかったのでしょう。
ただその思い入れの深さは、香川県出身者の琴線をズブッと捉えても、讃岐に縁がなかったその多くの県の方にとっては、前半無駄なシーンを数多く見せられたという印象を残されるのかも知れません。

うどんブームになるまでのところが、ほとんどノンフィクションに近い手法で、怒濤の如くうどん店が紹介されドラマとしての進行がストップしたのが惜しまれます。
白い実話エピソードがありすぎて、なるべくたくさん盛り込みたくて、しょうがなかったのでしょう。(写っているうどんにはタップリ、しょうがありましたが・・・)

やっぱりね、後半のコースケがうどん店を再開させていく部分をもっと描いて欲しかったです。

でも、『UDON』は香川県出身でなくても、故郷を持たれて都会へ夢を持って上京された人なら、共感されることの多いドラマだと思いましたよ。
誰だって、国にいるときは、両親のありがたさも、その土地の食べ物のおいしさも、みんな当たり前過ぎて、その有り難みが分からないものです。

少し離れてみれば、見慣れた風景でさえ、なんと感動的に写るものでしょう。そして、国に残してきた親の商売も、その値打ちに気がつくことがあるのかも知れません。
ブームになる前の、うどん屋の家業といったら主人公のコースケにとって、つまらないものであったのでしょう。
しかしブームの中で、様々なうどん店を廻り、いろいろな人であって、彼は自分のアイディンティを思い起こしていったのです。そしてブームが去っても変わらない何かを掴んだのでしょう。
もし親の跡を継ぐべきかどうかお悩みの方は、この作品を見ればきっと決意できると思います。うどんばかりでなく、各地の伝統の中にもきっと素敵な夢が潜んでいるはずです。
まぁ、でも故郷に大見得張って都会へ出て行った身としては、コースケのように素直に甘えたり、感謝したりできないもんですね(^^ゞ

ところで、この作品の裏スジとして、インターネット全盛の時代でも口コミはすごいんだということを暗に示している映画であると思いました。
うどんブームもきっかけは1万部も満たない地方の小さな情報誌が発端を開いたし、さらに閉店したあるうどん店が再開するきっかけも、誰かが店頭の張り紙に、再開を希望するひと言落書きしたことが広まったからです。うどんブームが奇跡なら、ブームが去って、何も宣伝しないのに再開したうどん店に客がゾクゾク集まってくるのも奇跡です。

こんな奇跡が起こるシーンを見せつけられれば、讃岐の住民のうどんを通じた絆の深さを思い知らさられることでしょう。そして口コミの凄さを描いた意図には、普段マスメディアに関わって大上段で情報を発信している側に立つ、本広監督の自己への戒めもあるのではないでしょうか。