6.6/10
Total 12 reviews
Runtime   120分
Language   英語
In Theaters   May,01 1990
You want to watch this movie?
 Want    Don't

50% want,Total 117

Review  |  Share 

夢 Plot

黒澤明が、自分の見た夢をもとに撮りあげた全8話で構成されるオムニバス作品。黒澤を師と仰ぐスティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが製作に協力し、ワーナー・ブラザースが配給を担当、まさに世界のクロサワならではのスケールの大きな作品。様々な夢に不安と希望を織り交ぜ、文明社会への批判と人間の自然とのかかわりの大切さを説いたこの作品は、黒澤明が一貫して追及してきたヒューマニズムの結晶といえる。ルーカスのILM社よる特撮の他、ハイビジョン・システムでの合成を導入。幻想的な雰囲気の映像と豪華なキャストで話題となった。

夢 Actors

夢 Photo

夢 Related

ブルックリンでオペラをPlay Online
ブルックリンでオペラを
プロット  アメリカ
Apr,05 In Theaters
ミッシングPlay Online
ミッシング
プロット  日本
May,17 In Theaters
ボブ・マーリー ONE LOVEPlay Online
ボブ・マーリー ONE LOVE
プロット  アメリカ
May,17 In Theaters
夢の中Play Online
夢の中
プロット  日本
May,10 In Theaters
東京ランドマークPlay Online
東京ランドマーク
プロット  日本
May,18 In Theaters
バジーノイズPlay Online
バジーノイズ
プロット  日本
May,03 In Theaters
異人たちPlay Online
異人たち
プロット  イギリス
Apr,19 In Theaters
変な家Play Online
変な家
プロット  日本
Mar,15 In Theaters
インフィニティ・プールPlay Online
インフィニティ・プール
プロット  カナダ・クロアチア・ハンガリー合作
Apr,05 In Theaters
マグダレーナ・ヴィラガPlay Online
マグダレーナ・ヴィラガ
プロット  アメリカ
May,10 In Theaters
94歳のゲイPlay Online
94歳のゲイ
プロット  日本
Apr,20 In Theaters

夢 Comments (19)

djyxnu
djyxnu
自分の見た夢をそのまま映像化してしまうところが、世界のクロサワの持つ凄さだと思うが、凡人の私には何も感じられず、平凡でただ退屈な作品にしか思えなかった(唯一、福島第一原発事故を予言したようなエピソードがあったが…)。
だいたい実生活でも他人の見た夢の話を8本も立て続けに聞かされるのは、誰だって嫌気が差してくるでしょう。
しかもその全ての夢の話には[オチ]がないのです、怖ッ!
sthjvfg
sthjvfg
何年前か忘れたが某国営放送で観たときは訳がわからず、驚いたものだった。

こんな夢をみた…と繰り返される幻想的な世界は次々と時代やジャンルを変えていく。
小学生だったので理解力に乏しく且つ飽きっぽかったはずなのに、「なんだこれ?」とただただ見続けたのが思い出深い。
oscvkdi
oscvkdi
「えーなんだよ夢を映画化って」と低いテンションで観たら、そこは流石の黒澤明。夢まで常人離れしている。単純に見ていて面白い上に、彼のメッセージがビンビン伝わってくる。円谷プロによる特撮も素晴らしい。特に好きなのは、放射能・水爆の恐怖を変化球で描いた『生きものの記録』と違い、ド直球でそれを訴える「赤富士」と「鬼哭」。前者のラストシーンは本当にぞっとするし、後者の巨大化したタンポポの下で鬼と人間が語らうという画のインパクトは圧倒的。少しキャラクターに監督の主張を言わせすぎな気もするけど、そこは画面の強さとオムニバス形式ということで目を瞑れる範囲。「鴉」と「トンネル」も素晴らしい。
Trlieesltn
Trlieesltn
DVDで鑑賞。

黒澤明監督自身が見た夢をベースに、現実社会へのメッセージや人間讃歌の想いを籠めて映像化した8個の短編から成るオムニバス作品。

日本の美しい風景、独特な色合いの美術セットと衣装、そして摩訶不思議な物語が渾然一体となって、まるで芸術的な絵画のようだなと思いました。
感覚が常人と違えば見る夢も違うんですねぇ…。しかし、これまでの監督の人生を俯瞰しながら、悩み、気付き、戦って来たことの全てが凝縮されている印象でした。
オムニバスではあるけれども、各話の主人公、もしくは主人公が出会う人物の年齢がどんどん上がっていくのは、監督自身の心境の変化だったり考え方の変遷を見ているように感じました。人生の覚え書き、みたいな…。

スティーブン・スピルバーグがプロデュースし、ワーナー・ブラザーズが配給していることに注目。
世界に認められ、数々の名作を生み出して来たにも関わらず、日本での映画製作がままならなくなっていた黒澤監督。
監督の作家性を重視した作品よりも、商業的に価値があるかどうかを重視する風潮が災いしてのことでした。
自国の映画会社がお金を出してくれないという晩年の巨匠の状況を知り、胸が痛みました…。