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アメリ Comments (20)
背景説明もナレーション仕立てで端折り気味、ストーリーと言うよりエピソードを愉しむ趣向です。微笑ましいお節介やお仕置きは良く思いつたと感心するも登場人物が軽すぎてあきれます。
父親も藪医者なので娘を誤診、学校にも行かせず、長じてもカフェのウィトレス務めをさせて無関心、もう少し娘の将来を考えたらと言いたくなる。
ポスターもわざわざホラーもどきの薄笑い、よりによって恋人がポルノショップの店員で捨てられた証明書写真の収拾が趣味とは意味不明、監督はあえて汚そうと筆を入れ過ぎでしょう。
人生はジュテームといわんばかりフランス人の頭の中はセックスしかないのかと言いたくなるトイレ描写にも下品すぎて引いてしまいます。
良くいえば、フランスの哲学者アランの「人は幸せになる義務がある」ということがテーマにも思えます、感性の違いでしょうか偽悪趣味的な味付けは頂けない、良い題材なのに勿体ない気がしました。
この映画以来、クリームブリュレを食べると
世界中の人がアメリを思い出すのでは
ないかと思っている。
女性ファンが多いらしいくらいの知識でした…笑
いざ見てみると、アメリ役のオドレイがかわいいことかわいいこと、、、ヘップバーンほどではないにしても近いくらいかわいくて衝撃でした
目、唇、髪型が特にかわいい
しかし、所々面白いとこもあったものの、正直言って、はよ終わらんかなと思ってしまった、、
主人公のかわいさだけでは繋げなかったなぁ
よくわからんかったとこも多く、(さすがフランス映画とでも言うべきか笑)モヤモヤさせられました
理解するためのリピも別にいいかなって感じ
映画が主張したい部分も、単純に訳せば「チャンスを逃すな」ってだけなのでは〜〜と思っちゃう
空想大好きな私ですが、あまり向いていなかったようです
”少し変わった”両親に育てられたアメリ(オドレイ・トトゥ)は、少し変わった女の子。学校には行かずに、元教師のお母さんに教育を受ける。
そして、大人になって、パリ・モンマルトルの「カフェ・ド・ムーラン」で働くことに。
■「カフェ・ド・ムーラン」の少し可笑しな常連と店員たち
・売れない小説家、イボリト(けれど、口にするセリフが優しい・・)
・”何でも録音おじさん”ジョゼフ(ドミニク・ピノン:ジュネ監督作品の常連である。)
・店員、ジョルゼット(ジョゼフの事が好き・・)
■アメリの様々な悪戯
<心優しくない人には、心優しくない悪戯を>
・八百屋の主、コリニョン
⇒ドアノブ逆さま付け替え作戦
⇒スリッパサイズ違い作戦
⇒電話機、番号操作作戦・・・
<困っている人には、心優しい悪戯を>
・40年前の”宝箱”を偶然見つけたアメリは苦労して、”ブルドトー少年”を探し出し、”公衆電話ボックス”を使って(アメリの得意技でもある。)”宝箱”を、”ブルドトー少年”に渡す・・。
・ジョセフとジュルゼットには、仲を取り持つ悪戯を・・
・ドワーフ人形を愛する父には、世界各国で記念撮影をするドワーフ人形の写真を・・
・アパートの管理人のおばさんには、不倫相手と駆け落ちしたと思っていた、旦那さんからの”愛の手紙”を・・
■アメリ自身の恋は・・
・自分と似た”匂い”のするニノ(マチュー・カソヴィッツ:”負け犬の美学”で情けない中年ボクサーのお父さん役が観れて、嬉しかった・・)。
ー彼は証明写真機の下に捨てられた破かれた写真を”繋ぎ合わせる”という不思議な趣味を持つ・・。ー
に恋心を抱き、”作戦”を立てて、実に手の込んだ“矢印”アプローチをするが・・。
ーよくもまあ、これだけ手の込んだエピソード、テンコ盛りストーリーを作り込んだもんだなあ、ジャン=ピエール・ジュネ監督。ー
そして、この作品を忘れ難いものにしている大きな要素には
・”ヤン・ピエール・ティルセン”が提供した、可笑しみの中にも哀愁あふれるアコーディオンの音色が印象的な数々の楽曲
・フランスの名優、”アンドレ・デュソリエ”による印象的なナレーション
が、含まれている事は間違いない。
<”人生は何とシンプルで優しいことなんだろう”と流れる、劇中のナレーションも印象的な、人間愛に溢れた”少しだけ不器用な女性”の素敵な恋愛映画である。>
<様々な媒体で複数回、鑑賞>