ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ Plot

太宰治の小説「ヴィヨンの妻」を、「雪に願うこと」の根岸吉太郎監督が映画化し、第33回モントリオール世界映画祭で監督賞を受賞した人間ドラマ。人気作家として世間から注目されるも、生きることに苦しみ酒や女に溺れる大谷と、そんな彼が酒代を踏み倒した小料理屋で働き、放蕩を続ける夫を愛し続ける妻・佐知の姿を描く。主演は松たか子、浅野忠信。共演に広末涼子、妻夫木聡、堤真一ら豪華キャストが揃う。

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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ Comments (20)

toxxuh
toxxuh
共感できる部分、人物がほとんどなく、あまり好きではない作品です。
自分勝手な夫婦とそれに振り回される周りの人達の話、にしか思えません。
本来、男女の愛とか人間なんてそんなものかもしれませんが。
キャストは大好きなのに、観終わった後になんかイライラ感が残ります。
Otcezincray
Otcezincray
文学作品で太宰治ってんで身構えて観ました。

松たか子、イイんですよ。
イイんですが松たか子を引き出した浅野忠信が凄いと俺は思います。

伊武雅刀と室井滋コンビは期待通りで本当に良かった。

夫婦で敬語で会話したりするとこは純愛モノの良さが出てました。
愛の形は色々あって良いと思いました。
Nsgiphxskmo
Nsgiphxskmo
肺病の飲んだくれのわりに、筋肉質で白目が白いすっとした浅野忠信。
疲れ果ててやつれているはずが、いきいきとしてぽっちゃり元気はつらつの松たか子。
悲惨な人生のはすが、まるで朝ドラのようなすがすがしさ。
しかしながら、二人の名演技には目を見張らせられました。
脇役の堤真一と妻夫木聡も良かった。
Ihgsompknxs
Ihgsompknxs
これはもう、松たか子さんが素晴らしい!の一言につきます。

松さん演じる、妻のサチ。
一見おとなしそうで、出来の良い妻ではありますが、
「したたかだよなーーー」(あくまで良い意味で、です)と思う点も多々。

大谷との出会いのエピソードにしても、
金を取り返しに来た酒屋の夫婦の話に思わず笑ってしまうところにしても、
さらには、借金の代わりにその店で勝手に働き出し、
すっかり人気者になってしまうところにしても。

でも、そうゆうしたたかさがなければ、
ただ夫の横暴をガマンしている、不憫で哀れな女になってしまうはず。

かといってやりすぎれば、ただのはすっぱな女になってしまう、、、

その辺りの微妙なさじ加減を、さらりとカラリと、
「はからずもしたたか」な女を演じています。

ふと、以前、たしか『有頂天ホテル』のときに、
監督の三谷幸喜さんが、
松さんについての感想をこんな風に言っていたのを思い出しました。

いわく、
「松したたか子」…

そんな、たぶん「ナチュラルしたたか」が生きていたのでしょう(これも、良い意味で)。
Psxhnomigsk
Psxhnomigsk
原作の「人非人でもいいじゃないの。私たちは生きてさえすらばいいのよ」がこの映画によってさらに強まった印象を受けた。

口紅買うからの流れはすごい映画的だと思う。弁護士のビルの前で紅をひく。開口一番「お金、ありません」前半に椿屋でチップだらけのシーンを作り「私、お金になるんですね」を入れておいて。

自分を見捨てたどころか裏切ったとさえも思える弁護士、無関係だったのに自分を助けてくれた大谷という男の対比。佐知の過去のエピソードも善悪を超えたところで語られている。
この加筆された部分で複雑な感情を呼びおこして心に残る作品となった。浅野忠信と松たか子の演技も素晴らしい。